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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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神流に向けた調整として富士山に登った翌日に高尾でトレイルランに行って来た。神流で初めてトレランのレースに出場する知り合いにトレイルランを体験してもらう(遅すぎ?!)ということもあり高尾山口〜稲荷山コース〜高尾山頂〜小仏城山〜大垂水峠〜南高尾山稜〜高尾山口という周回ルートで距離は17キロくらいといったところか。

雨が懸念される天気ではあったが、幸いにしてトレラン中は降られず、さらに帰りも雨の合間を縫ったようで特に傘がいるようなことはなかった。まだ紅葉には早いといった感じだったが、トップの写真の様にわずかながら色づいているモミジも城山で見られた。

城山までは比較的いいペースだったが、これが無理をさせていたようだ。小仏城山の茶店では名物のきのこ汁を初めて食べた。噂に違わず美味しく、しかも汗をかいて来た身体にはたまらない。この先の大垂水峠への下りで調子に乗っていたら足を捻ってしまい、神流へ向けてヒヤッとしたが、その場ですぐテーピングで固定したら特に痛みもなく続行できた。南高尾は走りやすいという印象があったが、大垂水からの登り返しでかなり足にきてバテていた知り合いには小刻みなアップダウンがきつかったようだ。10mもあるかないかのアップダウンが延々と続くので確かに脚を使いきっているとキツいものはある。

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南高尾のハイライト、津久井の眺め

結局、南高尾は歩き主体でスタートから5時間20分ほどで高尾山口へ戻る。陣馬を目指さなかったのは正しい選択だったようだ。想定よりやや時間がかかったが、9時スタートなのでまだ14時半前である。終了後は初めてトレラン後に高尾の湯ふろっぴいで入浴した。入館料1800円という表示に焦ったが、通常は2時間800円の料金で入る。さほど混んでもおらず、便利な施設である。入浴後、高尾駅近辺の食事が出来る場所の少なさには参ったが、近くにあった焼肉でタンパク質をしっかりと補給して終了。さあ知り合いは神流を無事に完走することができるのだろうか。
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10月29日、29歳の誕生日に富士山に登頂し、ご来光を拝んで来た。日付と年齢が一致する誕生日は一生でただ一度である。誕生日の過ごし方としてはあまりにもクレイジーである。しかも富士山よりも登りたい山は南アルプスや奥秩父などいくつでもある。しかしながら、このたった一度のチャンスに予報では完璧な天候条件となりそうという状況であるし、日本一高い山に登ることに意味がある。本来ならばこの時期の富士山頂は積雪のため大変危険であるが、今年は何度か積もった雪がその後の温暖な天候で解けていたため、幸運にも登ることができた。しかも雲一つない快晴の晴天。これほどまでにすばらしい条件に恵まれた事は感謝するより他にない。

これが3度目の登頂であるが、頂上でのご来光は初めてである。頂上でのご来光を狙って昨年須走口からアタックした際は出遅れが響いて7合目で日が昇るという状態であった。また、今年は8月に登頂をチャレンジした際に悪天候でリタイアを余儀なくされていたのでそのリベンジにもなった。富士山は行く度に違う表情を見せるため、新鮮な発見がある。今回は、下界が紅葉で色づいている時期だったので、頂上からの眺めも格別だった。

なお、この時期の登山道は登山シーズン終了から2ヶ月が経っているのと先日の台風の影響からか溶岩の軽石で埋め尽くされていた。特に下山道の急勾配が本来であれば砂礫をざくざくと足を埋めながら下りるところが、ゴルフボール大の軽石のため大変滑りやすい状況である。落石も全般的に多く、メンテナンスがなされている時期とは違うという事を認識させられた。当然のことながら頂上は寒い事は寒かったが想定の範囲内、雪がない分猛烈な寒さではなかった。防風と保温の素材のウェアを重ね着することで何とかなり、ダウンジャケットは持っていただけで使わなかった。

惜しむらくはご来光に満足してすぐに下山した事。9合目の手前辺りから水平線が赤く染まり、青と赤のコントラストが美しかったが、ご来光に間に合わないとまずいと思い高山病で重くなった体で精一杯の早さで頂上に登る。登頂後5分〜10分ほどでご来光となる。最大の目的であるご来光を見た事で、お鉢巡りをせずに下りてしまったが、雲一つない絶好の晴天だったのでお鉢一周しないまでも南アルプス方面を眺めておくべきだったか。とはいえもう富士山もこれで3回目なのでお腹いっぱい気味、後は富士登山競走で登れればいいか思うが、現在のレベルでは到底完走できるとは思えないのでしっかりとトレーニングする必要がある。
ハセツネ応援の興奮から終電で0時半に帰宅し、興奮も醒め止まぬままその翌日は世田谷でロゲイニング。砧公園裏の大蔵運動公園を起点に玉川地区を中心とした世田谷南西エリアにチェックポイントが点在し、すべて集めるには最低30キロもあるようだ。制限時間は3時間なのでさすがに全て回るのは厳しい。しかし、このエリアは地元で地の利があるので高得点を狙いたい所。

今回、600点中519点のチェックポイントを回る事ができたが、例によって例のタイムオーバー減点が250点で269点という痛すぎる結果となった。しかも採点ミスで36点のポイントを申告し忘れたので公式上は233点となっている(^^;)減点が大きくなった原因は砧公園内で微妙に迷った事、チェックポイントを回らなくてもギリギリと分かった状態から色気を出して大物を取りに行ったこと、一部CPで道間違いによりかなりロスしたなど色々とあるが、結論はロゲで時間外というのは問題外であり、余裕をもって戻るべしということである。走行距離は25キロくらいといったところか。

今回のロゲではCPが全て石碑であり、名勝や史跡のところにさりげなく建てられている。特に住宅街のまっただ中にあるものなど、特徴のない住宅街の街区の中から目印から何本目の通りかなど把握しなければならず、かなり分かりづらい。街を舞台としているからこその難しさであり面白さである。いくつかは知っていたが、これほどまでに多数の石碑がこのエリアにあることに驚いた。

スタートから他に2人ほどとスピードを合わせて快調に走っていたらキロ4分40秒くらいだったので多少ペースを落としてマイペースで回る。速そうな人としばらくの間一緒だったが、街の地図読み苦戦されていたようで抜かれる度にこちらが地元の地の利を使ったショートカットにより追いつくという展開が続く。コンビニに寄る所で先に行ってもらう。その後もCPに着く度に誰か他の人がいて、同じコースを回るという算段であることがよく分かる。

結局、自由が丘付近から駒沢を通り砧に戻ると丁度いい頃合いになったが、そこから弦巻の駒沢給水塔の50点に目がくらみ、大回りで砧公園に戻る事にする。さらに、時間がなければ捨てるつもりだった小さい点のCPも完全にコース上にあったため、すべて確保しながら砧公園入り口に戻ったのが制限時間4分前。ゴールまで約1キロ、本気で走れば間に合わない事はない。ここで砧公園の落とし穴が。。。ファミリーパークを突っ切って門を出ればそこは大蔵運動公園であるが、最短距離を狙ったつもりがファミリーパークの出口がぱっと分からずタイムロス。結局4分半ほど遅れてフィニッシュで250点の減点。ロゲで減点があまりにも大きいのは承知しているが、やはり1分以内でないとなるとあまりにも重い。5分くらい余裕を見ないといけないということか。

ゴール後、序盤ご一緒した方がUTMBのTシャツを着られていた。何と、2009、2010とシャモニーに行き、2009年には完走されているという。そして先日の新宿での集まりにもいらっしゃってたそうだ。しかも同じく前日にハセツネをスタート→浅間峠で応援されていたという。何と言う偶然。何と言うトレランのつながりの狭さ。

今回も前回、昭島に続きタイムオーバーだったので次回こそは確実に時間内に戻りたい所である。そういいつつも高得点は積極的に狙いにいくが。
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日本山岳耐久レース(通称ハセツネ)の応援に行ってきた。スタートを見送り、第一関門手前に移動して日没過ぎまで応援し、上位陣のゴールを見届けて終電で帰宅。優勝は信越五岳に続き相馬選手、2位は先日戸隠のセミナーでお世話になった奥宮選手、3位は韓国の沈選手、毎度おなじみの顔ぶれといったところ。ゴールでフィニッシュを待つ時、相馬選手の記録更新への期待に盛り上がっていたが、残念ながら7時間37分でさすがにそれはならず。

13時スタートなので2時間前の11時には会場に着きたかったが当日の朝から応援に行くための装備の準備したら時間がかかり予定より1時間遅れて武蔵五日市駅に着いたのが11時45分。選手ではなく応援とはいえ、峠まで登るし山中で長時間動かずにいるのでそれなりの装備が必要である。会場でレース出る格好だねと突っ込まれたが。確かにペットボトル2本を持ってただけという状況ではあったがハイドレーションだけ持てばレースはできる状態だった。

会場に行く途中の電車でも雨音が盛大に聞こえる土砂降りの雨、さらにスタッフをされてた方が当日の朝に投稿した浅間峠への登山道が水浸しになっている状態の写真など、本当にレースできるのか?という天候がただの応援とはいえ不安にさせられる。雨の影響もあり選手もあまり外をぶらぶらしていない状況だったのでスタート前に声を掛ける事ができたのは出場する知り合いの半数にも満たない程度か。

会場の販売ブースを見る間もあまりない中でスタートとなる。スタート前には雨も上がったが、これからまた降るのでは、という中でレースが始まる。さすがに2000人も出るレース、沿道から見ていたが果てしなく人が続く。渋滞回避のためにトレイルの入り口までは飛ばすべきといったような話があるが、たしかに渋滞に巻き込まれるとタイムが大きく落ちるな、という印象を受けた。それにしても人が多すぎて抜いていくのも相当大変だと思うが。

スタートを見送ってすかさずバス停に移動し、13時20分のバスを待つ。すると駅の方からT氏が出遅れて登場。これから最後尾を追っかけオープン参加するのだとか。他にも応援の人を多数乗せたバスは40分ほどで上川乗に到着。日が差し始めていて、天気予報はもしかして大外れなのでは、という気配もしたが依然として雨雲の動きの予報でも大雨が降る事になっていたので上川乗から浅間峠までは山と高原地図では90分くらいの上り道である。ストックの練習ということもありストックを使いながら上るが効果はイマイチ。しかしコースタイムの半分くらいで上まで上れた。浅間峠は応援する人も多いし、そもそもよりスタートに近い方が暗くなる前に知り合いにたくさん会えるのではという思惑があり熊倉山の方にコースを逆走しなが向かう。スタッフと会話してトップ来るしコースも関門の所以外は狭いから止めた方がいいという話ではあったが、様子を見つつトップが来る前に行けそうな所まで行くことにした。浅間峠より10分ほどのところにピークがあり、ここの部分では急登→フラット→やや急下りとなる。まずはトップを下りのところで見る事にする。

待つ事30分ほど、15時半過ぎに相馬さんを先頭に奥宮さんがぴったりとくっついて通過。あまりにも静かに、気配なく現れたのでこちらも準備ができていなかった。息も乱さず通過していく姿ながら仕掛けるタイミングを窺っているような静かなデッドヒートを感じた。実際は奥宮さんが相馬さんに食らいついていたということらしいが。その後は近藤選手やスウェーデンより参戦のオーランド選手、韓国の沈選手などが続く。急登の後ということで、7位くらいの選手からは息づかいがかなり荒い人も多かった。20位くらいの人から急登りのところで見る事にする。この部分は長く上りが続くので上位といえどもさすがに皆歩いている。トップ通過の30分後くらいから時折知り合いも通過するようになる。
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17時(暗くなる)までに来てねとスタート前に会った知り合いには話していたが、この地点に17時に辿り着ける人は13時間台くらいゴールする人がほとんどなのでかなり厳しい事を言ってしまってたようだ。従って17時47分のバスで帰るつもりだったが予定を変更し、19時32分のバスで下りる事にした。とはいえ17時くらいが顔を認識できる限度であり、17時半までは辛うじてシルエットが分かるものの、それ以降は真っ暗闇でなおかつ選手のライトが逆光となりこちらからは顔を確認する事が出来ない。当然のことながらこちらから選手の顔に光を当てる訳にも行かず、選手の側に気付いてもらわないと誰だか認識できないような状態であった。バスが武蔵五日市に戻る最終バスで乗り遅れるとマズいので18時15分に下山を開始。走って下りたら25分でバス停まで着き、50分近くバス待ちをするハメに遭ったのでもう少し応援を粘れたとやや後悔。とはいえ、真っ暗な中を単独で下山するのでトラブルが起こる事も想定して20分くらいの余裕は当然見ておくべきか。むしろバスの10分くらい前に7人ほど女性が下山してきたが、しっかりと余裕を見た上での下山だったのだろうか。
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ゴール会場は相馬選手が記録更新でゴールするのではということで盛り上がっていた。ゴール手前でその瞬間を見ようと構えていたがなかなか現れない。ゴールに入る所の道を時折通過する車を誘導する警備員のライトの動きを見て「来た!」という歓声があるがただの勘違いという状況が続き中々焦らされる状況である。そしてついに相馬選手が現れ凄い勢いでゴール、信越に続きさすが、という貫禄の走りである。遅れる事13分、奥宮さんが続いてゴール、一時は5位くらいまで落ちたようだが、そこから盛り返しての2位はすばらしい。22時を過ぎた所で時間切れで駅に向かう。応援している人の中には22時から朝までゴールで知り合いを迎えるという人も何人もいたが、さすがにそこまでは辛い。

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おんたけウルトラができ、信越五岳ができ、そしてUTMF(無事に開催できたとしても大会のクオリティは???だが)ができようとしていて、もはや日本最高のトレイルレースという看板にはそぐわないレースとなっていると思うが、依然としてハセツネが日本最強を決めるレースではあると思う。エイドがほぼ無いに等しく、水しかくれないとか、そもそも高いお金払って奥多摩の山を走る気にはならないとかということもありどうしても出たいとは思わないが、2000人ものランナーが走るお祭りであり、盛り上がりとエネルギーの凄まじさは大いに感じた。目標タイムを達成した人、粘って完走した人、残念ながら諸事情でリタイアした人、と人それぞれ状況は違えどロングレース特有のドラマが無数にある。ベストを尽くすべく走る選手に刺激を受け、また勉強にもなった一日であった。

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信越五岳ももはや3週間も前のこと、終盤スタミナ切れで温存していたつもりの筋肉を使い切れなかった分ダメージは少ないと油断していた。確かに筋肉痛はすぐ治り、その後張っている状況はあったが走るのには問題なかった。しかし、最近になっても残っているダメージがある。

一つは肩。5A以降の後半だけとはいえザックを背負って長時間行動したためなのか、もしくは転倒して手をついたときに痛めたのか。レース数日後から先週くらいまでは本当に上がらなかったが徐々に良くなりつつある。

そしてもう一つが足底筋膜炎。レース直後は特に問題なかった気がしていたがここにきて土踏まずが痛みだした。先週の奥宮さんの戸隠セミナーでもそれほど痛むことはなかったため、今更という感じで戸惑いもある。日頃大して距離を走れてないのに信越五岳のような超長距離を走った後遺症だと思う。8月、9月と長いレースに出た事もあり大体200キロずつくらいは走っているが、それまでの月が結局120キロくらいだったので土踏まずが悲鳴を上げてしまったということなのだろう。他人事と思っていたが、これまではこの痛みが発動する手前のぬるま湯にいただけなのか。。。

この週末、インソールを探しにいったが、店員から医者にまず行った方がいいよと言われたのでとりあえずは保留。アイシングをしながら様子を見る事にする。

年内に予定しているレースは下記の3レースでいずれも失速しない限り4時間以上かかるようなレースではないと思う。完走する事がキツいレースがないことでだらけてしまうのが懸念ではあるが、これからの時期は紅葉(既に高山は散ってしまってるが。。)でファンランに最適な時期ということもあり、ゆるゆると山に行ければと思う。

○11/6 神流マウンテンラン&ウォーク(ミドル)
○11/27 つくばマラソン
○12/11 京都東山36峰マウンテンマラソン
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