トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
3連休の中日に前々から都心からの眺めの中で気になっていた武甲山についに行くことができた。奥武蔵の尾根の末端部分で1つだけ存在を主張している山、それが武甲山である。横瀬駅~武甲山~小持山~大持山~武川岳~山伏峠~名郷の25km弱、累積高低1700mのなかなかハードなコースであった。横瀬駅が250mで武甲山が1300mなのでそこだけで1000m以上の高低差があるが、その先の縦走ルートも長く急な上り下りを繰り返していて、かなり足が鍛えられるコースである。ファンランで緩く走るつもりで来たのに全くそんなコースではなかった。
稜線上にはこんな岩場も…
横瀬駅からセメント工場のプラントが立ち並ぶたるいロードをジョグしながら一の鳥居へ。ここから武甲山への本格的な上りが始まる。道沿いに水が流れていてしかも凍結していて、この先どうなるという不安を大いに抱かせてくれたが、前日の寒さもなんのその、穏やかで暖かい天気だったので頂上まで、寒さに関して不満を抱くようなことは一切なかった。もちろん止まると風が冷たく感じられることもあったが、終始ジャケットは着ていなかったが、何ら問題なかった。武甲山の表参道登山道は50丁目の頂上まで1丁目からどんどん数字が増えていくので、今どのくらいのところにいるのかも分かり、途中で休憩を挟むことなく一気に頂上までたどりついた。頂上からは秩父の町と羊山、浅間山・赤城山・つくば山が眺めることができ、関東平野を見渡すことができる圧倒的な景観であった。神流町の西上州の山々もバッチリである。惜しむらくは都心方面がガスっていてスカイツリーを含め、東京のモニュメンタルな部分はほとんど見ることができなかったことだが。大山から見る相模湾と横浜、都心方面の眺めもすばらしいが、ここの方がよりダイナミックである。シバザクラの時期にまた見に来たい眺めである。
表参道の35丁目あたりにある大杉。樹齢についてはぐぐったら200年とか500年とか1000年とかバラバラな見解で何ともいい加減な情報だらけ…
秩父の街の眺め。中央で逆三角形の形をしているのがシバザクラで有名な羊山公園。花のシーズンにはここがピンクに染まる。
神流の山々とその奥に見えにくいが、真っ白になった浅間山が見える。西上州縦走トレランも楽しそうだ。1000~1500m級の稜線だが、雪もないようだし。ただ狩猟シーズンに入山可能なエリアは問い合わせないと色々と面倒だろう。
小持山あたりから振り返ると武甲山がくっきりと見え(本記事トップの写真)、またガスっている中に恐らく新宿と思しきビル群や、立川のビルが見えた。激上り、激下りはあるものの、稜線はすばらしい眺めの中を走ることができる場所もあり、眺めに関してはすばらしいコースである。暖かい時期であれば夜景を眺めるナイトランも楽しいかも。武川岳から山伏峠への下りは長く急な下りな上に凍結箇所がいくつかあり、かなりスリリングだった。杉の樹林帯の中は凍っていないのに、開けたところで足元が凍っていてつるつる。泥と違って氷のツルツルは滑り方が半端ではない。武甲山よりは標高が低い場所だが、日当たりが悪いことによるものか。積雪はまだしてなかったが。
武甲山の頂上からは小持山、大持山を経て武川岳へ上り、さらに一度山伏峠を越えて伊豆が岳を通り、後はできる限り飯能方面へ戻ったところでゴールいうつもりだった。しかし、急なアップダウンにあまりペースが上がらなかったこともあり、山伏峠で伊豆が岳を目指すのをあきらめて名郷へとロードを下って終了。伊豆が岳の鎖場は夕方に疲労が来ている状況では厳しかったと思われるのでこの判断はまあ妥当なところか。バスがちょうどよく来たが、飯能駅まで790円。しかも疲れた体では酔ってしまうようなキツイ道であった。このルートからエスケープする場合はなるべく西武線の方に下りるべきか。
大持山から妻坂峠への下りの手前からの眺め。写真中央の一番手前の稜線左側のピークが武川岳、手前から2つ目の稜線上のピークが伊豆が岳。結局この稜線の間のロードを下った。
飯能へ到着後は駅近くで入浴し、駅前の中華で食事。どちらもかおちんさんのブログより情報を頂いた。早い、安い、旨いと三拍子揃ったすばらしい店であった。一度にたくさん頼むと一気に大量の料理が来るのでこまめに頼むべきか。トレランで消費したカロリーをしっかりと再摂取して満足。
安くてボリューム満点。
奥武蔵のコースは高尾よりもアップダウンがあり、奥多摩よりもアクセスは便利、丹沢と比べてエスケープルートが豊富とトレランに適した要素満載である。ただし眺めは最高だが、森は杉林が多くあまり趣はないので決して走ってすごく楽しい森というわけではない。25キロ弱で1700の累積高低が取れるコースは丹沢方面など、限られてくるので激しいトレーニングには最適なコースだと思う。といっても子の権現~飯能など、メジャールートは他にたくさんあるので徐々に開拓していきたい。
PR
チームリガード2010の第1回こそ練改めこそトレイル(こそトレ)を新治市民の森・三保市民の森にて行った。色々と要望を受けて企画したが、箱根駅伝?何それ?正月は走るっきゃないでしょ、と集まった猛者は3人だけ。共同主催者となっている走り屋もケガが癒えずDNS。これでこそ、こそトレの名にふさわしい集まり。長津田駅からのロード往復と新治市民の森を大きく2周、三保市民の森を個人的に設定している2kmコースをだいたい3周で25キロほど。走っていた正味の時間は3時間強なのでまあまあなペースか。途中、森と森をつなぐルートで行ったことのないルートを通ったらやや迷う。何度訪れても森の入り口とこの近辺の道路の関係性はなかなか分かりづらい。また、三保市民の森を1周りした後に若葉台団地に軽く食事をとるべく向かうが、ここでも迷路のような構造にかなり戸惑う。この辺りのルート取りがスムーズにできればより効率的なのだが…
三保市民の森・新治市民の森はアップダウンはほどよくあるが、激上りは全くないので走れるトレイルを確実に走る練習にはもってこいのコースである。また、冬場は積雪や霜があって山に行くとまともに走れる場所が少ないのでそういう点でも重宝する。そして、何よりも渋谷から30分と都心から近い。ただ、こういったコースでは激上り、激下りの対策はできないのでそういったトレーニングにはそれなりの山に行く必要がある。
終了後は長津田駅前の銭湯が休業(2日は営業してるのに!)だったため、十日市場・青葉台から送迎バスが出ている東名港北PA近くのスーパー銭湯ヨコヤマユーランド緑へ。やたらと人気で超混雑していた。でも、このコースを走った後の入浴にはかなり便利かもしれない。その場合は十日市場をスタート/ゴールに設定すれば可能である。
三保市民の森・新治市民の森はアップダウンはほどよくあるが、激上りは全くないので走れるトレイルを確実に走る練習にはもってこいのコースである。また、冬場は積雪や霜があって山に行くとまともに走れる場所が少ないのでそういう点でも重宝する。そして、何よりも渋谷から30分と都心から近い。ただ、こういったコースでは激上り、激下りの対策はできないのでそういったトレーニングにはそれなりの山に行く必要がある。
終了後は長津田駅前の銭湯が休業(2日は営業してるのに!)だったため、十日市場・青葉台から送迎バスが出ている東名港北PA近くのスーパー銭湯ヨコヤマユーランド緑へ。やたらと人気で超混雑していた。でも、このコースを走った後の入浴にはかなり便利かもしれない。その場合は十日市場をスタート/ゴールに設定すれば可能である。
新年あけましておめでとうございます。皆様にとって2011年が素晴らしい1年となりますように。
今年はUTMFに出るぞ!ということで年賀状もウサギが富士山を回って日の出の方へ向かうという図案にしてみた。来年は富士山を龍がぐるぐる巻きにすればいいという、
今年は奥久慈と信越五岳にも挑戦する予定である。キツイと評判のレースばかりになってしまいそうだが、UTMFを含め、この3つをクリアすれば日本で行われるレースは大体クリアしたも同然といえると思う。こういったレースをクリアした上で、レースを目指すトレイルランニングには区切りをつけたい。それからは山の楽しみ方の一つのスタイルとしてのトレイルランニングをより重視していきたいと思う。レースに出ること、レースのトレーニングとして山へ行くのではなく、走りたい山を走りたいペースで走りたいだけ走る。レースばかり目標としているとそういうスタイルから目をそらしがちである。そのためにも難しいレースをクリアしてレース中心のトレイルランニングにはケリをつける。2011年はそういう年としたい。
昨年の秋に陣馬山トレイルレースに出たのがきっかけでトレイルランニングを始めた。それまでにも山へは何度か行ったことはあったし、山の上から眺める景色は好きではあったが、山にのめり込んではいなかった。陣馬のレース後も何度かトレランには出かけたが、特に目標も設定してなかった。トレイルランニングにどっぷりとはまるようになったのはまさに2010年のことである。
転機となったのは今年の初めに房総で行われた鏑木さんのセミナーに参加したことである。まだその時点では次のレースの予定も入れてなかったし、トレイルランナーの名前も鏑木さんと石川さんぐらいしか知らなかったし、OSJって何なのかも知らなかった。たまたまUTMBのドキュメンタリー「激走モンブラン」を見た直後に鏑木さんのセミナーがあると知ってとりあえず申し込んだことがすべての始まりといっても過言ではない。正直、その時点では鏑木さんや石川さんのような超有名人のイベントに出れてラッキー程度のことしか考えていなかったし、ゲストランナーの松本大さんについては誰それ?という状況だった。
それがきっかけで鏑木さんのセミナーにはそれから立て続けに出るようになったし、石川さんのイベントにも何度か出た。トップ中のトップの方に触れるチャンスが大いにあるというのもトレランの魅力である。そして何よりもこうしたレースやイベントで毎回のようにご一緒する面々をはじめとして、色々な方と出会い、大いに刺激を受けることができたのが大きかった。100キロレースに平然とエントリーされている姿を見ていると、自分ももしかしてできるのかな?という気になる。
今年のレースとしては道志村、おんたけスカイ、神流と40kmクラスのレース3つを目標として定め、いずれも完走することができた。しかし、完走できたとはいえ、もっと早くゴールできたはずという思いはある。トレイルランニングの魅力はタイムを気にすることなく、自然に身を委ねるというところにあり、走るか歩くかというのは自分の気の向くままにすればよい。しかしレースである以上、タイムというものがつきものである。とはいってもそれは人と順位を競うというよりは、自分との闘いである。心が折れるか最後までやりきるか、残念ながら心が折れたことの方が多かったと思う。己に克つということ、それは来年の大きな課題である。
2010年はトレイルランにどっぷりとのめり込んでいった年である。その中でたくさんの人と出会い、色々なことを学ぶことができた。今年お世話になった方々どうもありがとうございました。
転機となったのは今年の初めに房総で行われた鏑木さんのセミナーに参加したことである。まだその時点では次のレースの予定も入れてなかったし、トレイルランナーの名前も鏑木さんと石川さんぐらいしか知らなかったし、OSJって何なのかも知らなかった。たまたまUTMBのドキュメンタリー「激走モンブラン」を見た直後に鏑木さんのセミナーがあると知ってとりあえず申し込んだことがすべての始まりといっても過言ではない。正直、その時点では鏑木さんや石川さんのような超有名人のイベントに出れてラッキー程度のことしか考えていなかったし、ゲストランナーの松本大さんについては誰それ?という状況だった。
それがきっかけで鏑木さんのセミナーにはそれから立て続けに出るようになったし、石川さんのイベントにも何度か出た。トップ中のトップの方に触れるチャンスが大いにあるというのもトレランの魅力である。そして何よりもこうしたレースやイベントで毎回のようにご一緒する面々をはじめとして、色々な方と出会い、大いに刺激を受けることができたのが大きかった。100キロレースに平然とエントリーされている姿を見ていると、自分ももしかしてできるのかな?という気になる。
今年のレースとしては道志村、おんたけスカイ、神流と40kmクラスのレース3つを目標として定め、いずれも完走することができた。しかし、完走できたとはいえ、もっと早くゴールできたはずという思いはある。トレイルランニングの魅力はタイムを気にすることなく、自然に身を委ねるというところにあり、走るか歩くかというのは自分の気の向くままにすればよい。しかしレースである以上、タイムというものがつきものである。とはいってもそれは人と順位を競うというよりは、自分との闘いである。心が折れるか最後までやりきるか、残念ながら心が折れたことの方が多かったと思う。己に克つということ、それは来年の大きな課題である。
2010年はトレイルランにどっぷりとのめり込んでいった年である。その中でたくさんの人と出会い、色々なことを学ぶことができた。今年お世話になった方々どうもありがとうございました。
年賀状が印刷完了したところで、走り納めにいってきた。掃除とか年末業務は残っているが、日の出ているうちに走っておかないと夜は走らないだろうという判断である。まずは二子玉川へ向かい、そこから和泉多摩川の先の世田谷通りまで行き、橋を渡って川崎側から二子橋まで戻り、家に帰るというコースで約18km。川沿いに着くころには日は沈んでしまっていたが、和泉多摩川まで走っている間はずっと富士山方面を眺めながら、徐々に空が赤くなっていき、それが濃紺に染まり、最後は黒くなっていき富士山のシルエットも消えていくという様子を見ることができた。
帰りはややペースを上げて二子橋まで戻る。二子玉川駅の構内を横切ったが、最近行っていない間に再開発の施設がオープンしたせいか、随分と様変わりしていた。二子玉川から帰るには多摩川の河岸段丘を上る必要があるが、15キロ以上走った後の足にはこれがかなりキツイ。でも鏑木さん曰く、キツイときこそ強くなるチャンスとのことなのでなんとか歩かずに上りきる。
結局は峠走も100kmランも8時間耐久トレイルLSDもできずに年末を迎えてしまったが、目標は現実的に立てないといけないということか。ここ最近はレースやイベントで週末に20~30kmはコンスタントに走っていたので5月頃と比べて月間走行距離は2割減程度ではあったが、体重は増える一方である。週末にまとめて走っていても間隔が開きすぎなので体重のコントロール、減量にはあまり効果がないらしい。忙しくても平日に最低1日、できれば2日は走ることが必要だそうだ。来年は何としてもどんなに忙しいときも平日に1日は走る時間をマネージすること、これが一つの目標となる。
今年はトレイルに5レース、ロードに2レースの計7レースに出場した。他にエントリーした2レースはDNS。出場するレースは厳選した上で目標を立てる必要があるとは常々思っていることだが、既に4月までにロード×2、トレイル×3にエントリーしてしまっている。恐らく年間10くらいにはなるだろう。月1回ペースでは金銭的な負担も当然大きくなるし、そもそも練習が追いつかない。一部は割り切ってファンランとして、他は本気で、とメリハリをつけながらレースに臨みたい。イベントに関しても同様で、今年はあまりにも出すぎた感があるので来年はもう少し吟味していきたい。特に同じレース、同じコースをできる限り避けていくべきだろう。
帰りはややペースを上げて二子橋まで戻る。二子玉川駅の構内を横切ったが、最近行っていない間に再開発の施設がオープンしたせいか、随分と様変わりしていた。二子玉川から帰るには多摩川の河岸段丘を上る必要があるが、15キロ以上走った後の足にはこれがかなりキツイ。でも鏑木さん曰く、キツイときこそ強くなるチャンスとのことなのでなんとか歩かずに上りきる。
結局は峠走も100kmランも8時間耐久トレイルLSDもできずに年末を迎えてしまったが、目標は現実的に立てないといけないということか。ここ最近はレースやイベントで週末に20~30kmはコンスタントに走っていたので5月頃と比べて月間走行距離は2割減程度ではあったが、体重は増える一方である。週末にまとめて走っていても間隔が開きすぎなので体重のコントロール、減量にはあまり効果がないらしい。忙しくても平日に最低1日、できれば2日は走ることが必要だそうだ。来年は何としてもどんなに忙しいときも平日に1日は走る時間をマネージすること、これが一つの目標となる。
今年はトレイルに5レース、ロードに2レースの計7レースに出場した。他にエントリーした2レースはDNS。出場するレースは厳選した上で目標を立てる必要があるとは常々思っていることだが、既に4月までにロード×2、トレイル×3にエントリーしてしまっている。恐らく年間10くらいにはなるだろう。月1回ペースでは金銭的な負担も当然大きくなるし、そもそも練習が追いつかない。一部は割り切ってファンランとして、他は本気で、とメリハリをつけながらレースに臨みたい。イベントに関しても同様で、今年はあまりにも出すぎた感があるので来年はもう少し吟味していきたい。特に同じレース、同じコースをできる限り避けていくべきだろう。
プロフィール
HN:
hh*
性別:
男性
つぶやき
海外トレイル情報