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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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この週末、100kmの大きなレースにエントリーし、抽選も通っていたが、DNSした。やはりというかレースのために数日間休むとかまったくできる状況になかった。飛び石連休の恩恵に預かれるかとも思っていたが、月曜にも当然の如く仕事の予定が入っている。仮に出れたとしても惨敗は確実だったが、これでまた当面の予定は白紙。現実的な目標を決めていかなければならない。
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あまりにも久々の更新となるが、飛騨高山ウルトラマラソンの72kmの部に参加してきた。レース参加自体が昨年の大雪ウルトラ以来ほぼ1年振りとなる。昨夏以降は大会中止や連続DNSなど、決して申し込んでいなかった訳ではないが、一方でほとんど練習もできていなかった。全くもって走れる身体ではなかったが辛うじて制限時間10分前に完走した。心折れて悲観的になっていた野辺山100kの71km地点通過、不甲斐ない走りに憤った奥武蔵ウルトラよりもさらに遅いタイムである。しかしながら今の自分にはこれが精一杯の結果であり、ゴールできたことで次へとつながる。

今回の位置づけは秋に出場予定の100kmクラスのレースに向けた練習の一環であり、締切直前に申し込んでいた。100kmなど走れる理由もなかったので72kmにした訳であるが、それでも練習をほとんどしていなかった。一週間前にようやく練習で12kmほど走ったが、すぐに歩きが入るなど、到底翌週にウルトラに出る人間とは思えない状態であった。しかも梅雨入りして雨が予想される週末であったため、大会中止にならないかとネガティブなことを密かに思ったりもした。前日朝の時点でもモチベーションはすこぶる低かったがいつまでも逃げている訳にもいかないのでとりあえず家を出る。新幹線に乗って静岡に差し掛かるより手前から雨は降っておらず、そのまま高山に15時に着いた。ホテルにチェックイン後、会場に行って説明会を聞く。終了後、雨が降り始めており、やはり梅雨かと思いつつ高山の町を散策する。2002年の夏に来て以来12年振りの高山はある意味ではきれいになり、ある意味では観光化されている印象を受ける。飛騨牛を食べてホテルに戻りすぐに就寝。ウルトラは朝が早い。

予定通り3時に目が覚めて準備をしてから会場に向かう。雲はあるものの、天気が回復に向かいそうな雰囲気をしている。これまでたくさんレースに出てはいるが、まともに雨が降ったのは1回2回程度しか記憶にない。今回もまた晴れて暑くなるという事か。会場に着くと100キロの第一ウェーブがスタートしていた。名簿を見た限り知り合いは第一ウェーブのみだったので、こっそり出走して完走できなければ出場自体を無かったことにしようとセコい考えもあった。しかし、それでは危機意識に欠けるのでFBに出走する旨を投稿した。もう逃げれない。

スタートしてからはとにかくゆっくりペースで走る。久々過ぎて時計すら持ってないのでまずは自分の感覚を信じるしかない。古い町並みを通り抜けて町外れへと進んでいく。エイドが早くもあり、それから5キロを通過、まだまだ先は果てなく長いが、最初の5キロすら長く感じた。ただ淡々と進むだけ、ウルトラ完走狙いの基本中の基本である。15キロを過ぎ、早くも脚に痛みを感じたところで18.5キロの第一関門。まだ1/4である。ここから37キロの第二関門までが上り基調で、25キロあたりからか、脇腹と腕が猛烈に痛くなる。既に上り坂はほぼ歩き、30キロ付近の長く続く坂に心折れそうになるとともに、徐々に暑さも厳しくなってくる。この辺りから先にスタートした100kmの部のランナーをたまに追い越すようになったが、彼らが関門アウトになることは明白であり、100kmを走るだけの練習をしていない人は出るべきでない。第二関門の飛騨高山スキー場には関門30分前に到着、まずは暑さにやられた身体に水をたっぷりとかける。荷物を受取ってジェル類の補充、トイレを済ませてから後半へと向けて出発。長居するつもりはなかったが10分以上滞在してしまった。まだまだ、自分のペースをキープすれば完走は十分できると言い聞かせてエイドを出る。

ここから先は長い下りを中心としたコースが続く。下りであれば重力に身をまかせ、脚を動かしていくだけで走れる。一方で昼になって日が高くなった事で日差しはより強くなってくる。エイドに着く度にかぶり水を浴びながら、我慢の状況がひたすら続く。54.6キロの第三関門には15分前に到着。下り基調の区間だったのに貯金は増えていない。ここから先に難所、千光寺の登りがあることを考えると決して楽観はできない。エイドを出ると100キロのランナーを見かけるようになる。ここまでのコースで見かけたランナーは関門アウトになっているはずなので彼らは何なんだろう、と思ったが100kmの部のループ区間を回った後のランナーで10時間〜11時間くらいのペースで走ってる人たちだった。72kmのギリギリランナーと比べるとペースが明らかに違う。千光寺の登りに差し掛かると想像以上に勾配がきつくて脚に堪える。野辺山の馬越峠ではハイになって怒濤の200人抜き?を行ったが、今回は暑さもあってヘトヘトである。100kmのランナーもここばかりは歩いている人が多い。お寺に辿り着くと続いて待っていたのは石段の登り、一歩一歩進むしかない。登りきったところのエイドで一息つき、残りは12km/2時間である。下り主体であることを考えればいかに今の状態でも難しいことではないが、ウルトラは最後まで何があるか分からない。可能な時に時間を稼いでおいた方がよい。

上った坂を下りきって、残り10キロほどの辺りを過ぎると先ほどまで日が照っていたのが一変、雲が出てきた。そしてほどなくして雨が降り始める。暑さでここまではバテ気味だったので恵みの雨に思えた。しかし、これが落とし穴でここまで暑くて水をがんがん飲んでいたのが裏目に出てトイレに行きたくなってきた。残り5キロとなり最後くらい走って少しでもタイムを縮めようと思っていた矢先である。トイレが気になると走りに集中できない。結局ゴールまで2.5kmの最終エイドで用を足すことになる。雨がぱらつく中、ようやくゴールのMCの声が大きく聞こえるようになってきてゴールゲートが見えてきて完走を確信。

ぶっつけ本番で非常に苦しんだウルトラであったが、何とかあきらめずに最後まで辿り着いたということ、その唯一の成果が出せて本当によかった。これから猛練習が必要であると改めて思いつつも、ようやく自分にとっての今年のシーズンが始まった。
相変わらず走っていない。久々に近所を数キロ走っただけで筋肉痛になるような体たらくである。ひとまず今年は8月、9月に刺激的なレースに出ようかということでこれから徐々に走れるようにしていかなければならない。
ずっと山に行っていない。レースにも出ていない。かといって日頃ロードを走っていたわけでもない。結局、昨年の最後のレースとしてこっそり申し込んでいた身延山も都合により行く事ができなかった。時間的なことだけを考えれば無理して行けば行けない事もなかったかもしれない。しかし、仕事あっての趣味のトレラン、仕事に支障が出るようなことがあればそれは本末転倒というものだ。

もはやトレイルランニングを始めたときよりも体はなまっているだろう。ゼロからの再出発どころかマイナスからのスタートである。今年はDNSオンパレードの昨年以上にランに割ける時間が少なくなる。海外レースに行くこともほぼあきらめている。行けるかどうか分からない以上、早々のエントリーが要求されるメジャーレースは不可能である。直前までエントリー可能なレースで手頃なものがあれば検討の余地があるだろうか。しかし、そもそもの問題として体づくりから始めないと海外に行ってDNFでは無駄足の観光旅行である。

さて、2014年はレース予定もいまだ白紙、ノープランであるが、一ついえることはステップを踏んでいくということ。まずはショートレースから始めて徐々に距離を伸ばして秋以降に100kクラスに挑戦という流れで考えている。
先週末、伊南川ウルトラ100キロにエントリーしてたがDNSであった。夏の終わりにLeadvilleが行けなかったりしたもやもやを抱えながら、年一回くらいは100キロレースを締切15分前にエントリーした。しかしながら、金曜日の夕方以降に立て続けに重要な会議が入り、その時点でDNS確定。仕事あっての趣味なので仕方ない。台風接近でどうなるかと思ったがレースは開催されて出走の皆さんは冷たい雨の中で苦闘していたようだ。

7月に大雪山に出て以来、DNS→大会中止→DNSと出走できてない。もっとも、中止となった若狭路トレランは転落事故の翌週だったため、開催されていてもDNSは免れ得なかったが。今年エントリーした100キロ以上のレースに関しては4本全てDNS。実にお金の無駄遣い。ロングレースは交通と宿泊もバカにならないので、旅費が浮いた?と意味不明な気休めしかできない。

伊豆トレイルの抽選で先週頃盛り上がっていたようだが、気が向かず、エントリーすらしていない。今年走った東京マラソンも次回は外れ。レースが全てではないが、何か目標がないと、グズグズするのは分かりきっている。もはや今からエントリーとなると来年のレースになるだろう。さて、何をターゲットにしようか
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