トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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チームリガードのメンバーと房総トレランに行って来た。場所は清和県民の森付近で、安房高山を経由してぐるっと回り三郡山から北上して高宕山の手前で国道に降りる石川さんのハピトレ千葉コース。前回は不覚にも地図を持っていなかったため、途中で引き返すことになったが今回はちゃんと地形図とコンパスを装備した上で行ったので、迷ったらルート確認をしながら何とかハピトレのときには途中ショートカットしたコースを最後までまわることが出来た。途中ミスコースして断崖へまっしぐらという場面もあったが、比較的早くおかしいことに気づき、正しいルートに戻ることができた。無事に帰れたのは特にアルケアさんからのお目付け役N氏(途中から地図読みは一任していた)の大活躍によるところが大きい。
房総の山は100mの入り組んだ塀の上を行くようなコースなので地図とコンパスは必携である。しかも、大きなピークがなく同じような高さの稜線が入り組んでいるので、目印となるピークがなく現在地の特定が難しい。必ずナビゲーションができる人かルートを熟知した人と行動すべきだろう。あらためてこれだけ複雑なルートのコースで初心者も参加するハピトレをよく開催したなと思う。ハピトレの時にはなかった真新しい赤テープが至る所にあるが、これに大いに助けられた。というかこれなしでは戻れなかっただろう。最後ロードに出るところでこの日3組目くらいのハイカーさんに出会い、少しお話をする。房総周辺の山を歩きつくされているようだ。千葉ハピトレコースはトレイルランナーいないと思っていたが、それなりに見かけるようだ。ハイカーさんの持っている知識はマイナーなトレイルではかなり役立つので挨拶だけでなく、情報をいただけるように、積極的にコミュニケーションを取るように心掛けたい。
終了後は断崖を見ながら露天風呂につかり、アフターを行うべく都内へ戻る。鴨川など外房に出てシーフードを食べるということもできたが、やっぱりビールが飲みたかったのでなるべく家近くでということにして都内に戻ってからということになった。自由が丘で鳥料理をたらふく食べて大満足の一日だった。
房総の山は100mの入り組んだ塀の上を行くようなコースなので地図とコンパスは必携である。しかも、大きなピークがなく同じような高さの稜線が入り組んでいるので、目印となるピークがなく現在地の特定が難しい。必ずナビゲーションができる人かルートを熟知した人と行動すべきだろう。あらためてこれだけ複雑なルートのコースで初心者も参加するハピトレをよく開催したなと思う。ハピトレの時にはなかった真新しい赤テープが至る所にあるが、これに大いに助けられた。というかこれなしでは戻れなかっただろう。最後ロードに出るところでこの日3組目くらいのハイカーさんに出会い、少しお話をする。房総周辺の山を歩きつくされているようだ。千葉ハピトレコースはトレイルランナーいないと思っていたが、それなりに見かけるようだ。ハイカーさんの持っている知識はマイナーなトレイルではかなり役立つので挨拶だけでなく、情報をいただけるように、積極的にコミュニケーションを取るように心掛けたい。
終了後は断崖を見ながら露天風呂につかり、アフターを行うべく都内へ戻る。鴨川など外房に出てシーフードを食べるということもできたが、やっぱりビールが飲みたかったのでなるべく家近くでということにして都内に戻ってからということになった。自由が丘で鳥料理をたらふく食べて大満足の一日だった。
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トレイルは誰のものなのか?トレイルを走るならばこの問いに対して常に考える必要がある。走るため、またはレースのためのトレイルは基本的に存在しない。
公道や公園、競技場、河川敷で行われるロードレースの場合はコースの土地の所有者が明確である。トレイルはみんなのものなんて言ってしまえば簡単かもしれないが、当然のことながら誰かが所有している土地の上にあるのでそういうわけにはいかない。しかも県や市の土地だったり私有地だったりと様々である上に、誰の所有か明記されていることは少ない。実際、個人トレイルランナーには私有地立ち入り禁止とあったら入らないようにするぐらいしかできないだろう。
つい先日行われた三浦半島縦断トレイルレースもさまざまな批判を受けている。詳細なことはよく知らないのでここでは触れないが、コース中の鎌倉霊園にコースとして使う許可を取ってなかったこと、通行禁止のはずのところがコースになっていたことなどがあるようだ。特に、鎌倉霊園側の1回限りの特例措置として通行を認めたとか。それなりに楽しめたレースだったが、レースを行うためにすべき準備・手続きがなされないまま強行されていて、開催自体紙一重だったのだとしたら残念である。集団で不法侵入したと言われても反論ができない。許可が下りる前から告知・募集を開始しようとしていたあの100マイルレースと同様である。最終的に許可は取ったからといって、既成事実を先に作って断りにくい状況をつくるというのは最低なやり方には違いない。しかもあれの場合やっかいなのは富士山周辺に点在する国防関係の敷地が絡むこと。そもそもそんな場所のコースを綿密に調査できているわけないし(調査できていたとしたら安全保障上驚きとしかいいようがない)、本番含めコースの詳細が明かされるかどうか。普通は入れない敷地なのだから別に詳細な図を出す必然性もない。
レースでなくても、夜間利用禁止と明記されている横浜の三保市民の森や新治市民の森で堂々とナイトトレイルランニングをやっている団体もある。市民の森はすべてが横浜市の土地というわけではなく森を市民に開放している善意の私有地の集合体でもあるのに。
主催者がまともかどうかを判断するなんて難しいかもしれないが、所有者や近隣への許可・告知が不十分なレース・イベントが行われるほどトレイルランニングに対する風当たりが確実に強くなる。それまで善意で開放されていたトレイルも通行禁止となるかもしれない。神流や、キタタンをはじめ野崎氏プロデュースの大会のように、地元が主体的にやっているような大会であればまず信頼をおけるのだが…
トレイルは所有者がいてそれぞれ利用にはルールがある。トレイルを走るということは、ただでさえ誰かの土地に土足で踏み入れていることでもあるので、今後お断りと言われないようにしないといけない。
公道や公園、競技場、河川敷で行われるロードレースの場合はコースの土地の所有者が明確である。トレイルはみんなのものなんて言ってしまえば簡単かもしれないが、当然のことながら誰かが所有している土地の上にあるのでそういうわけにはいかない。しかも県や市の土地だったり私有地だったりと様々である上に、誰の所有か明記されていることは少ない。実際、個人トレイルランナーには私有地立ち入り禁止とあったら入らないようにするぐらいしかできないだろう。
つい先日行われた三浦半島縦断トレイルレースもさまざまな批判を受けている。詳細なことはよく知らないのでここでは触れないが、コース中の鎌倉霊園にコースとして使う許可を取ってなかったこと、通行禁止のはずのところがコースになっていたことなどがあるようだ。特に、鎌倉霊園側の1回限りの特例措置として通行を認めたとか。それなりに楽しめたレースだったが、レースを行うためにすべき準備・手続きがなされないまま強行されていて、開催自体紙一重だったのだとしたら残念である。集団で不法侵入したと言われても反論ができない。許可が下りる前から告知・募集を開始しようとしていたあの100マイルレースと同様である。最終的に許可は取ったからといって、既成事実を先に作って断りにくい状況をつくるというのは最低なやり方には違いない。しかもあれの場合やっかいなのは富士山周辺に点在する国防関係の敷地が絡むこと。そもそもそんな場所のコースを綿密に調査できているわけないし(調査できていたとしたら安全保障上驚きとしかいいようがない)、本番含めコースの詳細が明かされるかどうか。普通は入れない敷地なのだから別に詳細な図を出す必然性もない。
レースでなくても、夜間利用禁止と明記されている横浜の三保市民の森や新治市民の森で堂々とナイトトレイルランニングをやっている団体もある。市民の森はすべてが横浜市の土地というわけではなく森を市民に開放している善意の私有地の集合体でもあるのに。
主催者がまともかどうかを判断するなんて難しいかもしれないが、所有者や近隣への許可・告知が不十分なレース・イベントが行われるほどトレイルランニングに対する風当たりが確実に強くなる。それまで善意で開放されていたトレイルも通行禁止となるかもしれない。神流や、キタタンをはじめ野崎氏プロデュースの大会のように、地元が主体的にやっているような大会であればまず信頼をおけるのだが…
トレイルは所有者がいてそれぞれ利用にはルールがある。トレイルを走るということは、ただでさえ誰かの土地に土足で踏み入れていることでもあるので、今後お断りと言われないようにしないといけない。
三浦半島縦断トレイルレースに参加してきた。大会主催者や運営のこと、分かりにくいコースなど色々なネットに出ているうわさもあり、かなりモチベーションが低かったが参加者としては申し込んでしまっている以上出る出ないは個人の問題。レース2日前のリガードの飲み会帰りで駅で階段から転落して両膝(特に右)を強打し、前日は小走りでも右の膝が沈むという状況だったが、まあサボるのも何だからということで出走。最悪の状況を想定していたこともあり、エイドの充実や突っ込みどころ満載のコースは十分楽しむことができた。
前日帰宅してからだらだらと準備したら90分しか睡眠できなかった上、会場に到着・申し込みしたのがスタート30分前でトイレいってテーピング貼って荷物預けたらスタート1分前に。そしてスタートに遅れるという痛恨のミス。今大会はウェーブスタート方式を採用しているため、全員同時にスタートではなく、しかも2分おきとこまめなウェーブなので各ウェーブの出走者はそれほどいるわけではない。第一ウェーブスタートだったので真っ先にスタートに並ばねばならなかったが、第一ウェーブからスタートしない大多数の参加者のスタート直前という緊張感がない雰囲気に飲まれて油断していた。あわてて並んだつもりがスタート地点の列にいたのは第2ウェーブの方々で、第1ウェーブ出走者は既に出発した後。周りに笑われながらのスタートだった。しかも靴紐も結んでなかったし、ザックも詰め終わってなく荷物をいくつか手に持っているというグダグダぶり。スタートしてすぐの歩道橋で紐を結びなおしたりしている間に第2ウェーブの先頭集団に抜かれたが、そのちょっと先に長い信号があったのでそこまで進んでからにすればよかった。
第一ウェーブスタートだったので後のウェーブスタートの速い人に抜かれるばかりで渋滞にまったく巻き込まれることはなかったのがラッキーだった。最近の雨や雪の影響で抜かれるんでる急な上り下りはかなり危険な箇所もあったが、6~7人の列になることはあっても渋滞というほどのものはなかった。後方ウェーブからスタートした人がどうだったのかはわからないが。
民家の軒先や路地のようなところなど、地図読みとかコンパスとかいうレベルではない、ありえないコース設定なのでコースアウトの危険性が高いとかなり用心していたが想像以上にスタッフの配置と標識の設置があったのでコースアウトはまったくなかった。知り合いは40人くらいで集団ミスコースして20分近くロスしたらしいが。集団ミスコースは先頭で分岐を間違える人間も悪いが、後から集団で分岐が正しいかも確認せずに間違えた方向へ平然と進む人の方がもっと悪いと思う。
下りをぶっ飛ばして数人抜いて先頭になったことが何度もあったが分岐が迫るとすぐにペースダウンして道を確認しつつ、後続にさっさと道を譲るなど分岐には常に気を使ったし、終盤で二人ぐらいがミスコースしているところであわてることなく標識を見つけて正しい方向に進んだ。
終盤の武山からの下りでキャベツ畑のロードに出るところでアスファルトの下りを快調に走っていたら後ろからすごいスピードで迫る足音が聞こえてきた。序盤なら速い人たちがいくらでもいるが、終盤得意な下りで抜かれるはずがないと思い、むかついてギアを切り替えて本気で走ろうとするもあっという間に抜きされる。誰かと思ったら奥宮選手だった。抜かれた後に次の角を曲がった見晴らしの良いところで前3,4人のランナーは見えるのに奥宮さんだけ見えなくなっていた。トップ選手のスピード恐るべし。
最後の砂浜ランは1kmちょっとと言われたが実際には2km以上あってかなり疲れたが気持ちよくフィニッシュすることができた。今回は最初からモチベーションが低くてゆるゆるで行くと決めていたせいか終盤になっても比較的余裕があったように思う。筋肉痛などのダメージも40kmのレースにしてはほとんどない。コース中間あたりで足を使いきっている知り合いが多かったが、他のレースと比べて全般的に走れるコースだけにどこで足を休め、どこで飛ばすかを考えておかないといけないという事か。あまりにもふざけたコース(道がわかりにくい、そもそも道じゃない、家の脇など)が多かったので、楽しかったけど来年はもういいとも思ったが、三浦海岸から先の城ヶ島まで63kmが開催されるなら検討するか。
前日帰宅してからだらだらと準備したら90分しか睡眠できなかった上、会場に到着・申し込みしたのがスタート30分前でトイレいってテーピング貼って荷物預けたらスタート1分前に。そしてスタートに遅れるという痛恨のミス。今大会はウェーブスタート方式を採用しているため、全員同時にスタートではなく、しかも2分おきとこまめなウェーブなので各ウェーブの出走者はそれほどいるわけではない。第一ウェーブスタートだったので真っ先にスタートに並ばねばならなかったが、第一ウェーブからスタートしない大多数の参加者のスタート直前という緊張感がない雰囲気に飲まれて油断していた。あわてて並んだつもりがスタート地点の列にいたのは第2ウェーブの方々で、第1ウェーブ出走者は既に出発した後。周りに笑われながらのスタートだった。しかも靴紐も結んでなかったし、ザックも詰め終わってなく荷物をいくつか手に持っているというグダグダぶり。スタートしてすぐの歩道橋で紐を結びなおしたりしている間に第2ウェーブの先頭集団に抜かれたが、そのちょっと先に長い信号があったのでそこまで進んでからにすればよかった。
第一ウェーブスタートだったので後のウェーブスタートの速い人に抜かれるばかりで渋滞にまったく巻き込まれることはなかったのがラッキーだった。最近の雨や雪の影響で抜かれるんでる急な上り下りはかなり危険な箇所もあったが、6~7人の列になることはあっても渋滞というほどのものはなかった。後方ウェーブからスタートした人がどうだったのかはわからないが。
民家の軒先や路地のようなところなど、地図読みとかコンパスとかいうレベルではない、ありえないコース設定なのでコースアウトの危険性が高いとかなり用心していたが想像以上にスタッフの配置と標識の設置があったのでコースアウトはまったくなかった。知り合いは40人くらいで集団ミスコースして20分近くロスしたらしいが。集団ミスコースは先頭で分岐を間違える人間も悪いが、後から集団で分岐が正しいかも確認せずに間違えた方向へ平然と進む人の方がもっと悪いと思う。
下りをぶっ飛ばして数人抜いて先頭になったことが何度もあったが分岐が迫るとすぐにペースダウンして道を確認しつつ、後続にさっさと道を譲るなど分岐には常に気を使ったし、終盤で二人ぐらいがミスコースしているところであわてることなく標識を見つけて正しい方向に進んだ。
終盤の武山からの下りでキャベツ畑のロードに出るところでアスファルトの下りを快調に走っていたら後ろからすごいスピードで迫る足音が聞こえてきた。序盤なら速い人たちがいくらでもいるが、終盤得意な下りで抜かれるはずがないと思い、むかついてギアを切り替えて本気で走ろうとするもあっという間に抜きされる。誰かと思ったら奥宮選手だった。抜かれた後に次の角を曲がった見晴らしの良いところで前3,4人のランナーは見えるのに奥宮さんだけ見えなくなっていた。トップ選手のスピード恐るべし。
最後の砂浜ランは1kmちょっとと言われたが実際には2km以上あってかなり疲れたが気持ちよくフィニッシュすることができた。今回は最初からモチベーションが低くてゆるゆるで行くと決めていたせいか終盤になっても比較的余裕があったように思う。筋肉痛などのダメージも40kmのレースにしてはほとんどない。コース中間あたりで足を使いきっている知り合いが多かったが、他のレースと比べて全般的に走れるコースだけにどこで足を休め、どこで飛ばすかを考えておかないといけないという事か。あまりにもふざけたコース(道がわかりにくい、そもそも道じゃない、家の脇など)が多かったので、楽しかったけど来年はもういいとも思ったが、三浦海岸から先の城ヶ島まで63kmが開催されるなら検討するか。
昨晩想定外の大雪が降ったことで、今朝は駒沢公園で朝ラン。東京で雪が積もるのは年に何度もあるわけではない(交通機関への影響から何度もあっては困るが…)のでこういう機会は楽しまない手はない。帰宅時にはかなりの積雪に思えたが、朝は既に解けている部分が多く、ふかふかのスノーランのつもりがシャリシャリのシャーベットラン。中央広場付近や、コース脇の土の上などだけが雪が残っているが、他は全般的に解けて水分が多かった。あまり気持ちよくはなかったがせっかく早起きして来た手前、すぐ引き返すわけにはいかず、ジョギングコースを1周だけした。足跡はたくさんあるが、ほぼ誰も見かけなかった。夜に走ってた人がそれなりにいるということか。やはり、夜のうちに走るのがベストだったようだ。
水溜りを走るようなものですぐに足の中がびしょ濡れになったが、薄手のソックスだったので冷たさがかなり伝わってきた。武田の杜に行ったときに履いたスキー用ソックスは数時間雪に埋もれながら走っても問題なかったのでその効果の大きさを実感。
朝ランからの帰り際には道路の雪はさらに解けていたし、今夜にはほぼなくなっていた。積もるのも早ければ消えるのも早かった。夢から現実に醒めるのは一瞬だったようだ。
足跡はたくさんある。路面はシャーベットでも脇の土の上は多少雪がふかふか。
タヌキの雪だるまと小さい方は何の造形か?
初めて行く山でスノートレイルを、それも単独行で楽しんでおきながら全く説得力はないが、スノートレイルを楽しむには行ったことのある場所、かつ複数での行動を強くおすすめする。スノートレイルは楽しむことができる状況であれば最高に楽しいが、天候や積雪の状況によっては非常に危険で、致命的な事故が起こりかねない。今回、武田の杜は甲府市街地からすぐの所で、かつ石川さんのコースだからそんなに大変な場所はないだろうし、豪雪地帯と違って程よい積雪だろうという予想の元にチョイスした。人里離れているような場所の場合はなおさら慎重になる必要がある。
当然のことながら充分な装備は持っていった(駅から武田神社までのジョグですら荷物が重かった…)つもりだし、天候が悪化した場合は速やかに下山する予定でいた。当然のことながら、17時(日没)までに連絡しなければ遭難の可能性ありということと、武田の杜へ向かうということは事前に家族に伝達済である。あまり禁止事項が多いというのも嫌だし、そればかり気にしているとそもそも楽しめなくなるので、最低限のルールさえ守れば何が大事で何が必要かは各個人が判断すべきことであると思う。逆に言えばその判断ができない人には、グループであってもおすすめしない。

白銀に包まれた世界はまるで山水画のような美しさ
□動物の足跡
この日の序盤では動物の足跡を2km近くにわたってひたすらトレースした。というか、コース上に沿って足跡が続いていた。何しろ、以前犬を飼ってたときの小便と同じニオイが時々していたし、よく見ると雪が黄色くなっている。どうも本体がその辺にいてもおかしくないようだった。イノシシかと思っていたが、どうもキツネの方が可能性が高いか。もちろん、このエリアにはハンターもいるようなので猟犬の可能性もある。野生動物クマ出没注意の看板も。クマは冬眠しているはず、だが冬場に民家付近に出没して騒いでいるニュースを時々見かける気もするので用心するに越したことはない。

先客が残した足跡。クマとイノシシは嫌だが、小動物だったらトレースして本体を探すのも楽しいかも。ただし、崖から転落しないようくれぐれも注意。

クマも出るらしい…左の黄色い標識はハンターへの遊歩道の警告。

オオカミのオシッコの粉。動物避け
□雪に埋もれた階段
雪に埋もれた階段の下りが特に厄介なパートであった。何しろ、雪の積もり方で階段の存在は分かるが、段の高さがどの程度か想像つかないし、急な階段の場合は地面が水平なのか斜めなのかも分からない。最も積雪の有無で通過速度が変わるパートだろう。

階段の段差で雪に影があるのがわかるだろうか。

下から見るとこうなる。
□雪に埋もれた地形
ミスコースした直登の登山道は非常に岩が多く、そのガレ場が雪に隠されていたため、足首には大変易しくない場所だった。他にも丸太の橋など、丸太の間の隙間の大きさが不明で足がはまるのかあるいは落ちるほどなのか分からなかったりと雪によって隠されている部分には充分気を使う必要がある。

橋もこの通り
□雪による倒木・しなった木
積雪によって倒木やしなって進路を塞ぐような木が多数あった。

武田神社からトレイルに入ってすぐのところで早くも雪でしなった竹が道を塞ぐ

何とか通ることができたが…
□ミスコース・ホワイトアウト
今回は幸いにして目の前が見えなくなるような深刻な事態はなかったが、積雪の山ではホワイトアウトして方向を見失う危険もある。また、そもそも足跡のない新雪は道迷いしやすい。自分の足跡をたどって戻ること・足跡がすぐに消えるほど降雪がある場合は迷わず下山すること。

橋のつもりで進んだら砂防ダムの上だった…
□雪崩
雪崩も可能性が充分あり得る。谷側だけでなく山側にも常に気を配る必要がある。今回は山の中腹とはいえ、上部が森だったのでそれほど可能性は高くないと思うが、沢筋など上部が開けている場所ほどその危険性はある

雪景色にあまり似つかわしくないが…

雪の尾根道

誰もいない世界、自分の通った跡に道ができる


お菓子みたい…まるでヘンゼルとグレーテルのお菓子の家がその辺にありそう

静寂の中、聞こえるのは自分の息遣いと鳥のさえずりだけ
当然のことながら充分な装備は持っていった(駅から武田神社までのジョグですら荷物が重かった…)つもりだし、天候が悪化した場合は速やかに下山する予定でいた。当然のことながら、17時(日没)までに連絡しなければ遭難の可能性ありということと、武田の杜へ向かうということは事前に家族に伝達済である。あまり禁止事項が多いというのも嫌だし、そればかり気にしているとそもそも楽しめなくなるので、最低限のルールさえ守れば何が大事で何が必要かは各個人が判断すべきことであると思う。逆に言えばその判断ができない人には、グループであってもおすすめしない。
白銀に包まれた世界はまるで山水画のような美しさ
□動物の足跡
この日の序盤では動物の足跡を2km近くにわたってひたすらトレースした。というか、コース上に沿って足跡が続いていた。何しろ、以前犬を飼ってたときの小便と同じニオイが時々していたし、よく見ると雪が黄色くなっている。どうも本体がその辺にいてもおかしくないようだった。イノシシかと思っていたが、どうもキツネの方が可能性が高いか。もちろん、このエリアにはハンターもいるようなので猟犬の可能性もある。野生動物クマ出没注意の看板も。クマは冬眠しているはず、だが冬場に民家付近に出没して騒いでいるニュースを時々見かける気もするので用心するに越したことはない。
先客が残した足跡。クマとイノシシは嫌だが、小動物だったらトレースして本体を探すのも楽しいかも。ただし、崖から転落しないようくれぐれも注意。
クマも出るらしい…左の黄色い標識はハンターへの遊歩道の警告。
オオカミのオシッコの粉。動物避け
□雪に埋もれた階段
雪に埋もれた階段の下りが特に厄介なパートであった。何しろ、雪の積もり方で階段の存在は分かるが、段の高さがどの程度か想像つかないし、急な階段の場合は地面が水平なのか斜めなのかも分からない。最も積雪の有無で通過速度が変わるパートだろう。
階段の段差で雪に影があるのがわかるだろうか。
下から見るとこうなる。
□雪に埋もれた地形
ミスコースした直登の登山道は非常に岩が多く、そのガレ場が雪に隠されていたため、足首には大変易しくない場所だった。他にも丸太の橋など、丸太の間の隙間の大きさが不明で足がはまるのかあるいは落ちるほどなのか分からなかったりと雪によって隠されている部分には充分気を使う必要がある。
橋もこの通り
□雪による倒木・しなった木
積雪によって倒木やしなって進路を塞ぐような木が多数あった。
武田神社からトレイルに入ってすぐのところで早くも雪でしなった竹が道を塞ぐ
何とか通ることができたが…
□ミスコース・ホワイトアウト
今回は幸いにして目の前が見えなくなるような深刻な事態はなかったが、積雪の山ではホワイトアウトして方向を見失う危険もある。また、そもそも足跡のない新雪は道迷いしやすい。自分の足跡をたどって戻ること・足跡がすぐに消えるほど降雪がある場合は迷わず下山すること。
橋のつもりで進んだら砂防ダムの上だった…
□雪崩
雪崩も可能性が充分あり得る。谷側だけでなく山側にも常に気を配る必要がある。今回は山の中腹とはいえ、上部が森だったのでそれほど可能性は高くないと思うが、沢筋など上部が開けている場所ほどその危険性はある
雪景色にあまり似つかわしくないが…
雪の尾根道
誰もいない世界、自分の通った跡に道ができる
お菓子みたい…まるでヘンゼルとグレーテルのお菓子の家がその辺にありそう
静寂の中、聞こえるのは自分の息遣いと鳥のさえずりだけ
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