トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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速報だけ書いて総括をしていなかったので道志村をDNSしている中、アメリカのレース参戦の総括をする。レース申込から当日まで全く気づいていなかったが、Mt.Diabloは、よく考えたらGREGORYのトレランリュックにも名称が使われており、トレランレースが行われる場所としてメジャーな場所なのかもしれないことに気づく。MontrailやNorth Faceのシューズも有名なレースの名前に由来しているものが多い。ちなみにPCTR以外にもこの山を舞台にしたレースはいくつか行われているようだ。Mt.Diabloサンフランシスコ近辺で唯一1000メートルを超す山であり、郊外電車の駅からちょっと先(といっても10キロは離れているが)というのも大きいだろう。
大平原の中でひときわ高い山がレースの舞台
現地のランナーの格好は、日本と大差なく、コンプレッションウェアを来ている人も多少はいるという印象。装備についてはボトルを両手にもつスタイルが主流で、Nathanのベストタイプのリュックをしている人が多かった。日本では見かけないが、Nathanの極めて薄いバッグに貴重品や音楽プレーヤーを入れている人も複数見かけた。今回はキリアンザックのSalomon Advanced Skinで参戦していたが、他にもこれで参戦している人を見かけたのはちょっと親近感。
レーススタート前の様子。出走者はこれで大半。
レースは序盤は延々と12キロくらいの頂上までの登りが続く。ここではひたすらマイペースに上り続ける。頂上では他のランナーと記念撮影したりする余裕もあった。20キロ過ぎまではいい感じだったが、そこから急激な下りがあり、その部分こそ気持ちよかったもののそこで一気にバテてしまった感がある。その後牧場を横切り、谷間を通って戻ってくる10キロほどのセクションでふらふら、一気にペースダウンしてしまう。この区間、折り返してきたランナーからはまだまだ行けるとか、元気そうだねなんて声をかけられたりもしたが。バテバテになっているとことに後続のランナーからエレクトロライトカプセルをもらう。これは日本では販売していないサプリであるが、塩分の補給でバテ防止に役立つようである。カプセルになっているのがいかにも薬っぽくて飲む気をそそらない形だが効果は抜群である。実際、これをもらってからかなり回復して動けるようになった。30km~40kmの区間ではそれまで日差しをさんさんと浴びてきたせいか水分が不足して給水に悩まされる。多めにもっていたつもりだが、エイドの手前でなくなってしまうなど先が思いやられる。
シングルトラックが主体
何とか40キロのエイドにたどりついたが、既にレースをギブアップして迎えの車を待つランナーを遭遇。もう時間ないよと言われたがとりあえずは先に行くことにした。トレイルに入ってほどなくして同じリュックを背負ってる人を発見、何かトラブルでペースダウンしているようだった。5キロほどのセクションで、途中からは序盤に通ったルートと重なるがすっかり体力が奪われていてペースが上がらない。ようやくたどりついた45キロのエイドでここでおしまいだよ、と言われる。25分前にクローズだと。サポートしないけどどうしても進みたければ残り10マイルのコースを通ってもいいし、6マイルのショートカットもあるし、スタート地点まで車でもいいよと言われる。
土っぽい林道もコース
結局ここで気持ちが切れて10マイル行く気にはならなかったし、ショートカットの道はリボンもないのでよくわからないということで車でスタートまで運んでもらう。ちょうどスタート地点はこの山域の頂上を挟んで反対側であり、車の場合はぐねぐねした道を全く正反対の麓まで降りてから大きく回り込むというルートをとる。朝早くからエイドをやってくれていたスタッフには感謝である。
ゴール地点には記録速報が貼られていて、1位は6時間強でダントツで他の人は8〜9時間が多かったようだ。記録スタッフにタイムオーバーを告げに言ったらウルトラはどうだった、大変だろう?と聞かれたが、確かにハードだけど今日のパフォーマンスにはがっかりだからまた来るよと強がるしかなかった。後日見たところ完走者は31人。11時間半のゴールが最終のようだ。残り10マイルで頂上までの2マイル直登はあるが残りは8マイルの下り基調のコース、3時間あればゴールまでいけたのではという気はするが、このエイドで8時間がカットオフタイムと明示されている以上従わざるを得ない。
ゴールでは走り終えたランナー達がコーラとおつまみを片手に健闘を讃え合っていたが、どうしても悔しい気持ちが強くその輪に加われない(英語力の不足もあるが)。次回、いつになるか分からないが必ず完走してからその輪に加わると決意して会場を去る事にした。
初の参戦となった海外のレースで感じたのは、やはり日本にはないスケールの風景もあるが、やはり何よりも少人数である点である。トレイルの渋滞、トイレの渋滞といったストレスは全くない。だからといってエイドが適当であることもないし、しっかりとTシャツも作られていたりと運営的には必要な所が抑えられている。大きな大会よりも、こういった小さい大会を充実させることが重要ではないかと思う。トレランに限らずマラソンでも東京マラソンを始めとした大きな大会は大盛況だが、近所のこじんまりとした大会がほとんどない状況は気にかかる。色々とレースを開催する上での制約が多くて難しいのだろうが。
今回は海外までわざわざ行きながら完走できなかったという宿題を残してしまったので、次回以降参戦する際には事前の準備をしっかりとした上で参加したい。
大平原の中でひときわ高い山がレースの舞台
現地のランナーの格好は、日本と大差なく、コンプレッションウェアを来ている人も多少はいるという印象。装備についてはボトルを両手にもつスタイルが主流で、Nathanのベストタイプのリュックをしている人が多かった。日本では見かけないが、Nathanの極めて薄いバッグに貴重品や音楽プレーヤーを入れている人も複数見かけた。今回はキリアンザックのSalomon Advanced Skinで参戦していたが、他にもこれで参戦している人を見かけたのはちょっと親近感。
レーススタート前の様子。出走者はこれで大半。
レースは序盤は延々と12キロくらいの頂上までの登りが続く。ここではひたすらマイペースに上り続ける。頂上では他のランナーと記念撮影したりする余裕もあった。20キロ過ぎまではいい感じだったが、そこから急激な下りがあり、その部分こそ気持ちよかったもののそこで一気にバテてしまった感がある。その後牧場を横切り、谷間を通って戻ってくる10キロほどのセクションでふらふら、一気にペースダウンしてしまう。この区間、折り返してきたランナーからはまだまだ行けるとか、元気そうだねなんて声をかけられたりもしたが。バテバテになっているとことに後続のランナーからエレクトロライトカプセルをもらう。これは日本では販売していないサプリであるが、塩分の補給でバテ防止に役立つようである。カプセルになっているのがいかにも薬っぽくて飲む気をそそらない形だが効果は抜群である。実際、これをもらってからかなり回復して動けるようになった。30km~40kmの区間ではそれまで日差しをさんさんと浴びてきたせいか水分が不足して給水に悩まされる。多めにもっていたつもりだが、エイドの手前でなくなってしまうなど先が思いやられる。
シングルトラックが主体
何とか40キロのエイドにたどりついたが、既にレースをギブアップして迎えの車を待つランナーを遭遇。もう時間ないよと言われたがとりあえずは先に行くことにした。トレイルに入ってほどなくして同じリュックを背負ってる人を発見、何かトラブルでペースダウンしているようだった。5キロほどのセクションで、途中からは序盤に通ったルートと重なるがすっかり体力が奪われていてペースが上がらない。ようやくたどりついた45キロのエイドでここでおしまいだよ、と言われる。25分前にクローズだと。サポートしないけどどうしても進みたければ残り10マイルのコースを通ってもいいし、6マイルのショートカットもあるし、スタート地点まで車でもいいよと言われる。
土っぽい林道もコース
結局ここで気持ちが切れて10マイル行く気にはならなかったし、ショートカットの道はリボンもないのでよくわからないということで車でスタートまで運んでもらう。ちょうどスタート地点はこの山域の頂上を挟んで反対側であり、車の場合はぐねぐねした道を全く正反対の麓まで降りてから大きく回り込むというルートをとる。朝早くからエイドをやってくれていたスタッフには感謝である。
ゴール地点には記録速報が貼られていて、1位は6時間強でダントツで他の人は8〜9時間が多かったようだ。記録スタッフにタイムオーバーを告げに言ったらウルトラはどうだった、大変だろう?と聞かれたが、確かにハードだけど今日のパフォーマンスにはがっかりだからまた来るよと強がるしかなかった。後日見たところ完走者は31人。11時間半のゴールが最終のようだ。残り10マイルで頂上までの2マイル直登はあるが残りは8マイルの下り基調のコース、3時間あればゴールまでいけたのではという気はするが、このエイドで8時間がカットオフタイムと明示されている以上従わざるを得ない。
ゴールでは走り終えたランナー達がコーラとおつまみを片手に健闘を讃え合っていたが、どうしても悔しい気持ちが強くその輪に加われない(英語力の不足もあるが)。次回、いつになるか分からないが必ず完走してからその輪に加わると決意して会場を去る事にした。
初の参戦となった海外のレースで感じたのは、やはり日本にはないスケールの風景もあるが、やはり何よりも少人数である点である。トレイルの渋滞、トイレの渋滞といったストレスは全くない。だからといってエイドが適当であることもないし、しっかりとTシャツも作られていたりと運営的には必要な所が抑えられている。大きな大会よりも、こういった小さい大会を充実させることが重要ではないかと思う。トレランに限らずマラソンでも東京マラソンを始めとした大きな大会は大盛況だが、近所のこじんまりとした大会がほとんどない状況は気にかかる。色々とレースを開催する上での制約が多くて難しいのだろうが。
今回は海外までわざわざ行きながら完走できなかったという宿題を残してしまったので、次回以降参戦する際には事前の準備をしっかりとした上で参加したい。
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