トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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日光男体山に行って来た。栃木の大平山へは前から誘われていたが、まだ薮が残るこの時期は高い所の方がいいということで標高2500メートル弱の男体山へ。10時半スタートで14時半過ぎの下山、山頂で30分ほど休んだが8キロ強なのでかなりゆっくりペース。とはいえ、1200メートル一気上り下りはなかなかいい刺激になる。台風で天気が崩れる前に下山して、日光のトレイルをもう少し走りたい気はしたが風呂に入って出たら土砂降りの大雨。景色も眺める事もでき、絶妙な行程の山行きであった。
家を出る予定の時間に起きるという失態をやらかしたため、速攻で準備して熊鈴もライトも持たずに家を出る。遅れを取り戻すべくスペーシアに乗って優雅に向かう。結局10分ほど遅れて到着。家を出るのも10分の遅れだったので何だか。。。
山がご神体である男体山は、二荒山神社がゲートとなっており、入山料を払ってから登る。向かう途中の平野部は曇り気味な天気だったが、中禅寺湖畔ではすっきりとした青空が広がり、男体山の形がはっきりと見える。独立峰として非常に整った形の山であり、まさに神が宿る場所という趣である。気温は暑すぎず、森の中は気持ちいい。振り返ると見える中禅寺湖が上に行くに従い小さくなっていく。台風の予報があったせいか、登山者は少なく、あまり人には出会わない。これから紅葉のシーズンになるとかなりの人手になるそうだ。8合目までは晴れていたが、その先がガスの中で真っ白になる。しかし、頂上付近で雲の切れ間から一瞬湖が見えたのでもしかしたら晴れ間もあるかもしれないという淡い期待を抱く。頂上はさすがに2500メートル級ということもあり風が強く、かなり肌寒く感じる。
それでも、しばらくすると雲が晴れて中禅寺湖や戦場ヶ原を挟んで白根山の方も見える。この眺めが見れるだけでも満足。谷川岳に行った時もそうだったが、澄み渡る晴天とは違って、雲がある事で景色によりかえって風情が出てくる。雲が眼下から迫ってくるので浮遊感がある。周囲の山は既に紅葉も色付き始めている。あと2週間もすれば素晴らしい錦秋の山になっているだろう。男体山の裏側に下りて戦場ヶ原などを通って表側に回ってくるルートも考えられたが、時間が既に13時になっていたこと、これから天気が下り坂であることから来た道を下りることにした。先週の浅間スカイマラソン同様に岩場が多いこともあり慎重に下るが、岩が乾いているので比較的下りやすい。1200メートル一気下りは瞬殺という訳には行かず、それなりに時間もかかる。ひたすら続く長い上りと長い下り、こういうコースはトレーニング向きである。
下山後は近くの温泉で風呂に入り、栃木駅近くまで戻って軽くアフター。風呂上がりにいつの間にか激しい雨が降っており、行程の判断が実に正しかった。帰りの時間もあるので18時半には店を出る。ここまでは完璧だったが、台風の影響により電車の本数が半分に減っていた上に、自宅近辺の鉄道が全滅。遠回りしながら何とか家に辿り着いたのは22時半。家に帰るまでがトレラン、とりあえずは無事に帰れて良かった。日光はなかなか都内からでは遠いのが難点だが、魅力的なトレイルが数多くある場所であることはよく分かった。機会をつくって今度はゆっくりと訪れたい。
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