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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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天気がいい日が続いているのに山にも行かずにグダグタ、ではなくtransvulcaniaの準備をせっせとやってた(やってないけど)GW、一度くらいは山に行こうということで、かねてから行きたかった甲武信ヶ岳に行ってきた。前夜は準備もせずに風呂から出てすぐ撃沈して朝目が覚めたときにはGW唯一の山行きができなくなったと思い猛烈な喪失感。しかし、時計を見たら5時半、慌てて甲武信ヶ岳方面に向かう交通を、当日朝寝坊気味で調べることではないが、調べて山梨市に9時に行けばよく、最寄り駅を7時くらいでいいと分かる。急いで準備をして家を出る。

立川へと向かう南武線から山に行く格好の人が散見される。天気もいいし丹沢や高尾、奥多摩でも行くのだろうか。立川からあずさに乗り9時前に山梨市に到着。人気のない駅前広場の中で甲武信ヶ岳の麓、西沢渓谷行きのバス待ちの行列だけが賑わっている。連休のためか、臨時の直行便が同時刻発であり、通常よりも早く西沢渓谷へ到着した。

軽く準備して10時くらいにスタート、甲武信ヶ岳へのルートは2つあるが今回は徳ちゃん新道を使う。甲武信ヶ岳手前の2,468メートルのピークまで、1,100メートルの西沢渓谷から基本的に上りオンリーである。奥秩父の2,500メートル級の山は6月くらいまで雪があると聞いていたので、念のためスノースパイクを持ってきてはいたが雪の気配がせず、日差しが暑い。1,700メートル辺りですれ違った集団に上は雪が多いと聞き、靴が埋もれるとも言われたので多少焦る。短パンにTシャツ、ゲイターも持っていない、残雪の山を甘く見すぎていたか。
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1,900メートル付近で麓からの2ルートが合流して頂上へと向かう。ここからは久々にストックの練習ということでストックを取り出す。しばらくしたところで、舗装でもないのに足元が硬い。踏みしめられた雪が凍っている氷のトレイルだ。下りだと危険だろうが、上りなのでまあいいかと思いそのまま進む。なんだか、頂上まではスパイクを着けないという妙なやせ我慢をしたくなる。気付けば雪のトレイルに変わっており、足を取られて進みづらい。そのまま頂上手前のピークまでは強引に進むが、ここからが雪道の激下りで豪快に滑って尻餅をつく。たまらずスパイク装着。やはり安定感が全然違う。早く着ければよかった。
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甲武信ヶ岳は一旦下ってまた上り返した所にあり、途中で全貌がよく見えたが非常に美しい形をしている。形がいい山、景色がいい山に来るといつでも気分が盛り上がる。下りきった所の甲武信小屋で小休止して頂上まで100mくらいを一気に上る。麓では快晴だったものの、昼過ぎということでガスってきていたのか富士山や南アルプスが見えなかったのは残念であるが、国師ヶ岳や金峰山へと続く奥秩父主脈や、遠くには雪で白い八ヶ岳がよく見える。下山は川上村の方へ下りる。奥秩父主脈の裏に出るので、この長大な尾根を大きく迂回して戻る必要があり、山梨市ルートよりも距離が大幅に遠く、時間もお金もかかることになる。しかしながら、16時前にバスが終わってしまう山梨側と違って川上村は17時台、19時台にもバスがある。また、川上村へと下る千曲川源流歩道も行ってみたいと思っていた場所である。
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少しだけ稜線を金峰方面に進んでから谷へと向けて一気に下る。この激下りはもはやスキー場状態となっている。北側ということもあり、上ってくる時と比べて雪が低い標高まで残っているのでペースは上がらないが、こんな時期にスノートレランを楽しめるとは思ってもみなかった。千曲川源流の水源地は雪に完全に埋もれておりよく分からなかったが、ほどなくして沢の流れが始まる。雪は踏み固められた場所を少しでも外すと落とし穴のように40cmくらい軽くはまってしまう。足元には常に気を使いつつ、時折見れる美しい渓谷の眺めを堪能しながら下る。部分的に雪がない場所も混じえて、今度は氷道が主体となる。ここでもスパイクの効果は大きい。スパイクやアイゼンにはF1のエクストリームウェザータイヤの様なところがあり、完全にドライ(雪無し)であれば外した方がいいが、少しでもウェット(雪や氷有り)となると、着けてないと大きくペースが落ちてしまう。雪のエリアに入るときも、そこから出る時もどのタイミングで着脱するかが肝である。道の状況も良くなってきている中で、予定よりやや遅れ気味だったので思い切ってスパイクを外したら、その先には雪も氷も皆無だった。途中で鹿を何頭か見かけつつ、毛木平の駐車場にようやく到着。マイカーならばここがゴールだが、バス停はさらに先である。
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ダートの道を走り、森から出るとこれまでの山の中とは打って変わって一面の野菜畑が広がる。川上村は野辺山ウルトラの終盤の地でもあり、去年苦しんだ時に嫌というほど見た畑の景色である。これから栽培を始める前段階なのか、あちこちでトラクターが耕している。畑の中の道を進んで行くと今度は集落が見えてくる。この集落の先にバス停がある。ちょうどバスの10分くらい前に到着した。バスで野辺山ウルトラマラソンを思い出しながら駅に向かうが、誰一人と他の客は乗らず。このバスは存続できるのか、あるいは祝日の夕方に駅に向かう人がいないだけか。甲斐大泉で下車して駅近くのパノラマの湯で汗を流す。やっぱり食事はほうとうと思っていたが八ヶ岳名物に惹かれてステーキ丼をさっと食べる。帰りは最終のスーパーあずさに小淵沢から乗ったがまさかの自由席満席、しかも甲府で多少席が空くと思ったら大月で一人下りた以外に八王子まで誰も下りないという状況。立ちっぱなしの特急に乗る事になるとは思わなかった。何とか日付が変わる前に家に帰着。奥秩父主脈縦走ができずにいる中で、つまみ食い的に今回は甲武信ヶ岳に上ったが、やはり通しで縦走したい山脈である。
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