トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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間もなく今年のUTMBことUltra Trail du Montblanc(現地19時、日本2時)がスタートする。夏の終わりのシャモニーに世界中からトレイルランナーが集まり、日本からも多く参加している。今年のレースは悪天候のため、フランス領内だけで行われる下記のプロフィールのコースに変更された。
103.4km
5,862m D+
1週間前までの穏やかな気候から一変、レースを前にシャモニーの天気は冬の様相を呈し、峠には積雪がある。国境の2500m級の峠の通過が危険と判断されたため、標高の低い所でレースを行う事になった結果のコース変更である。選手だけでなくスタッフの安全確保の観点からも致し方ない。天候によるコースの変更/短縮はあると思っていたが、100kmという一定の距離を確保しつつアップダウンも織り交ぜるレイアウトに短期間の間に変更する大会運営の手際の良さには頭が下がる。今年が記念すべき第10回目ということもあり、何が何でも形となるようなレースを開催したいという執念があったのだろう。
30キロで中止になった一昨年、スタートが遅延してさらにスタート後にコースが変更された昨年、そしてスタート前に大幅な変更が決まった今年とこれで3年連続で悪天候のために本来のレースが出来なかった。3年前も激走モンブランの映像で荒天の中フェレ峠を鏑木さんが上っており、お土地柄なのか厳しい気候である。大会の開催時期を8月の早い時期にずらすことも検討すべきと思ったが、夏のシーズン賑わっているシャモニーの町では宿泊のキャパもあり難しいく、また、天気に関しても毎月のようにこのような悪天候があるため、必ずしも解決とはならないようだ。
トップ選手ではUTMF優勝のJulienと昨年2位のIkerの2人が棄権するようだが、Heras、Martinez、D'haneのサロモン勢は参加、鏑木さんと横山さんのTNF選手も参加するとのこと。鏑木さんは今年の大会に向け過去最高の仕上がりと話していただけに、残念でならないが、自然相手のスポーツの宿命である。
先立って行われたTDSも終始雨で冷え込む中、完走率は42%(前年66%)と低いものの天候を考えればまずまずの結果だろう。しかし、冷えや雨濡れによるリタイア者のケアに相当手を焼いたようだ。日本人は20人出走したものの、わずか5人のみの完走。完走できなかった人にはそれぞれ理由があるだろうが、観光気分の延長で出場していたり、装備不十分によるリタイアならば残念なことだ。厳しいレースであることはコースプロフィールから明らかなのだから相応の準備をする必要がる。UTMBが短くなってしまったため、今年もっともタフなレースと図らずもなってしまったようである。Sokenさんが19時間切りで全体の31位という好成績でゴール。こういう大舞台で結果を出せるのは非常に素晴らしい。
現地時間の朝にスタートしたCCCではたくさんの日本人がレース続行中、あと1時間ほどで開始のUTMBと合わせて出来る限り多くの人がシャモニーに戻ってくることを期待したい。
103.4km
5,862m D+
1週間前までの穏やかな気候から一変、レースを前にシャモニーの天気は冬の様相を呈し、峠には積雪がある。国境の2500m級の峠の通過が危険と判断されたため、標高の低い所でレースを行う事になった結果のコース変更である。選手だけでなくスタッフの安全確保の観点からも致し方ない。天候によるコースの変更/短縮はあると思っていたが、100kmという一定の距離を確保しつつアップダウンも織り交ぜるレイアウトに短期間の間に変更する大会運営の手際の良さには頭が下がる。今年が記念すべき第10回目ということもあり、何が何でも形となるようなレースを開催したいという執念があったのだろう。
30キロで中止になった一昨年、スタートが遅延してさらにスタート後にコースが変更された昨年、そしてスタート前に大幅な変更が決まった今年とこれで3年連続で悪天候のために本来のレースが出来なかった。3年前も激走モンブランの映像で荒天の中フェレ峠を鏑木さんが上っており、お土地柄なのか厳しい気候である。大会の開催時期を8月の早い時期にずらすことも検討すべきと思ったが、夏のシーズン賑わっているシャモニーの町では宿泊のキャパもあり難しいく、また、天気に関しても毎月のようにこのような悪天候があるため、必ずしも解決とはならないようだ。
トップ選手ではUTMF優勝のJulienと昨年2位のIkerの2人が棄権するようだが、Heras、Martinez、D'haneのサロモン勢は参加、鏑木さんと横山さんのTNF選手も参加するとのこと。鏑木さんは今年の大会に向け過去最高の仕上がりと話していただけに、残念でならないが、自然相手のスポーツの宿命である。
先立って行われたTDSも終始雨で冷え込む中、完走率は42%(前年66%)と低いものの天候を考えればまずまずの結果だろう。しかし、冷えや雨濡れによるリタイア者のケアに相当手を焼いたようだ。日本人は20人出走したものの、わずか5人のみの完走。完走できなかった人にはそれぞれ理由があるだろうが、観光気分の延長で出場していたり、装備不十分によるリタイアならば残念なことだ。厳しいレースであることはコースプロフィールから明らかなのだから相応の準備をする必要がる。UTMBが短くなってしまったため、今年もっともタフなレースと図らずもなってしまったようである。Sokenさんが19時間切りで全体の31位という好成績でゴール。こういう大舞台で結果を出せるのは非常に素晴らしい。
現地時間の朝にスタートしたCCCではたくさんの日本人がレース続行中、あと1時間ほどで開始のUTMBと合わせて出来る限り多くの人がシャモニーに戻ってくることを期待したい。
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