トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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東京マラソン本番まで残す所2週間。ロングの練習をということで秦野駅からヤビツ峠経由で宮が瀬湖の往復66kmに行って来た。2回目ということもあり、1週間前よりヤビツ峠までスムーズに上れる。名古木からヤビツまで、途中でトイレに行った時間を除けばキロ7分程度のスピード。ランをしている人は見かけなかったが、バイクがやはり多い。途中でバイクでゆったりと上っている人に追いついたりもしたが、フラットな所ですぐに離されてしまう。もう少し食らいついていくべきか。峠でバイクの方からどの程度のペースか聞かれ、速いねと言われたが、まだまだ、6分半くらいで上りたい所である。
前回はスタートも遅かったのでヤビツ折り返しとなったが、今回はそのまま宮ヶ瀬へと直進。下りに入り、ペースはキロ5分半くらい。ヤビツ峠を下りたあたりから、246号線名古木からの距離が500mごとにしっかりと表示されているのでペースの把握に大いに役立つ。ヤビツ付近までも時折標識を見かけるが、森の中だったりで見づらく、見落としをしているだけかもしれない。18km札掛でランナーを発見し、パスするもすぐに追いつかれ、追い越される。自分のペースが落ちたのかと思ったがキロ5分半というのは変わっていない。宮ヶ瀬湖までは川筋の道であるが下りオンリーという訳ではなく、アップダウンが多少あり、特に宮ヶ瀬湖付近で顕著である。
名古木から30kmの標識を越えてすぐのところで湖畔周回の道の三叉路に出る。そのままビジターセンター方面に向かい、湖畔の店で一休み。豚串やら牛筋煮込みやら食べていると40分ほどの休憩になってしまった。それにしても、止まっていると冷え込む。本厚木行きのバスが停まっているのがうらめしかったが、見送り帰り道に入る。すっかり脚が動かなくなっており、ウルトラマラソンのようなダラダラペースで走ったり歩いたりになる。特に札掛を過ぎてからヤビツまでが勾配のきつい坂であるが、かなり時間がかかってしまい、ヤビツには日が暮れるころにようやく戻る。峠からひたすらの下り道、脚はもうグタグタになっていたが、先週よりも速いペースで下れた。蓑毛から先でわずかに上る場所があり歩いたりしてしまったのが甘い所である。
ここ日本でアメリカのトレイルレースを基準に考えるのが適切か、という議論はあるが、アメリカのレースでよくあるのがM字型の高低図で、つまりピークが2回ある。2回目のピークを越える余力がないと時間を大きくロスするようになっている。これが100マイルとなるとピークの数はさらに増える。少なくとも3回くらいのピーク越えは元気に通過できないと厳しいだろう。奇しくも今回の66km、1200m+のルートは今年の夏に懲りずに再挑戦するLeadvilleの40マイルまでのプロフィールと似ている。蓑毛から大山頂上までの950mの上り下りまで入れれば標高が低い以外は50マイルまでのコースの仮想練習にうってつけである。気候が良くなったらヒルが出るというのが丹沢の使いづらい所であり、ヤビツから先のキャンプ場が並ぶエリアには吸血ヒル注意の看板が多数あったが、1回くらいはそういう練習も行っておきたいと思う。1000m一気に上れるコースで東京から手早く行けるのはここ以外では奥多摩雲取山や秩父武甲山といったところか。
東京マラソンに向けては来週末に、追い込み過ぎは厳禁なのでロングは行わないがヤビツ峠までのタイムアタックをやって最終調整としようかと考えている。先週より明らかに早く上れたというのは大きな収穫であるし、下りも先週より40km長く走った後としては上出来であると思う。冷えた一日だったせいか風邪が再び悪化したような気がするが、それは休足日にしっかり直せばよいだろう。
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