トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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最近、色々なところで「日本初の100マイルレース」のうわさが勝手に一人歩きしているが、その確度を勝手に個人的な見解に基づき検証する。あくまでも個人的な見解に基づくものなので、いずれ主催者が発表(そもそもちゃんと発表できるような計画ができていればの話だが)するかもしれない内容とは全く関係がない。以下、耳に聞こえてくるうわさとその確度。
①現在、日本で100マイルのレースが計画中である。 100
②来年100マイルのレースが行われる。 60
③富士山麓周回UTAF Ultra Trail Around Fujiである。50
④募集は3776名である。 10
①まあ間違いないだろう。それが頭の中の妄想なのか、机上の検討か、まもなく開催という段階なのかは別として。
②来年、本当にできるのかは確実な情報ソースからの話はどこにもない。まあ行われる確率の方が高いかな。しかし、場所もいまだ発表されていなければ、事務局が明らかになっていないのも開催できるのか、という疑問の理由である。そもそも、情報とは恐ろしいくらいリークされるもので、そこそこ確定している段階であれば反対派による活動が開始されていてもおかしくない。160kmにも及ぶレースでは利害関係者が多数いるのでネマワシをしている段階で情報は確実に漏れる。オープンな議論もしないでこれほどの規模のレースを半年前に発表して開催するというやり方は到底上手いやり方とは思えない。こんなことをしていてはトレイルレースへの理解を得ることは全くできないだろう。いずれにしても5月開催だとすれば半年なので来月中に具体的な発表がなされなければ、実現は100%ないだろう。ただし来年はさらに先を見据えたプレ大会という可能性もあるかもしれない。
③信越五岳のように車道をほとんどわたることなく長い距離が確保できるのか。160kmを円周率で割ると約50kmなので、円周上にコースをとる場合、直径50kmの円となる。富士山の周りに置くと、かなり大きい。実際はコースが曲がりくねったりしているのでここまで大きくはならないが、これだけのスペースが確保できるのか。しかも、富士山の周りに138号線と139号線という2つの国道があるが、国道ともなると交通量はかなりあるので、スタートの数分を除いて渡るのは不可能である。国道越えの地点にエイドを設けて信号待ちを兼ねるという離れ業はあるが。いずれにしても、国道など交通量の多い道と平面交差があってはいけない。自衛隊の駐屯地や富士スバルラインなどもあり、コースが取れるのかは疑問。そもそも、略すとUTFかUTRFだろうというつっこみもついでに。
④募集人数が4000名弱。富士登山競走とかけた悪い冗談である。まさか真に受ける人はいないと思うが、休日の絡まない週末に4000人も24時間オーバーのレースに出る暇人はいない。2000人規模のレースですら色々な問題があるというのに、4000人とは運営をどうやって行うのか。基本的にどの大会も何度も回を重ねる毎に運営が改善されていくので、ノウハウもない中で初回からそんな規模でできるわけはないだろう。運営を行うのはあくまでも地元の自治体が主体となる。しかも、多数の自治体にまたがることは必至である。また、48時間にも及ぶレースで、そんな大人数の参加となればスタッフの数も非常にたくさん必要になる。現時点で詳細も明らかにされていないので、既に人数が確保されているとは思えないし、これから人数を確保するのは到底困難である。
以上、かなり懐疑的な立場から見解を述べてきたが、100マイルレースを本当に実施するなら周到に準備されたものであって欲しい。来年行われて出場するかといったら、多分ないだろう。ゴールデンウィークにやるのならまだしも、普通の週末に48時間もレースしている時間は基本的にない。ただ、100マイルのレースにいずれかは出たいという気持ちはあるので、まずは様子見といったところか。
①現在、日本で100マイルのレースが計画中である。 100
②来年100マイルのレースが行われる。 60
③富士山麓周回UTAF Ultra Trail Around Fujiである。50
④募集は3776名である。 10
①まあ間違いないだろう。それが頭の中の妄想なのか、机上の検討か、まもなく開催という段階なのかは別として。
②来年、本当にできるのかは確実な情報ソースからの話はどこにもない。まあ行われる確率の方が高いかな。しかし、場所もいまだ発表されていなければ、事務局が明らかになっていないのも開催できるのか、という疑問の理由である。そもそも、情報とは恐ろしいくらいリークされるもので、そこそこ確定している段階であれば反対派による活動が開始されていてもおかしくない。160kmにも及ぶレースでは利害関係者が多数いるのでネマワシをしている段階で情報は確実に漏れる。オープンな議論もしないでこれほどの規模のレースを半年前に発表して開催するというやり方は到底上手いやり方とは思えない。こんなことをしていてはトレイルレースへの理解を得ることは全くできないだろう。いずれにしても5月開催だとすれば半年なので来月中に具体的な発表がなされなければ、実現は100%ないだろう。ただし来年はさらに先を見据えたプレ大会という可能性もあるかもしれない。
③信越五岳のように車道をほとんどわたることなく長い距離が確保できるのか。160kmを円周率で割ると約50kmなので、円周上にコースをとる場合、直径50kmの円となる。富士山の周りに置くと、かなり大きい。実際はコースが曲がりくねったりしているのでここまで大きくはならないが、これだけのスペースが確保できるのか。しかも、富士山の周りに138号線と139号線という2つの国道があるが、国道ともなると交通量はかなりあるので、スタートの数分を除いて渡るのは不可能である。国道越えの地点にエイドを設けて信号待ちを兼ねるという離れ業はあるが。いずれにしても、国道など交通量の多い道と平面交差があってはいけない。自衛隊の駐屯地や富士スバルラインなどもあり、コースが取れるのかは疑問。そもそも、略すとUTFかUTRFだろうというつっこみもついでに。
④募集人数が4000名弱。富士登山競走とかけた悪い冗談である。まさか真に受ける人はいないと思うが、休日の絡まない週末に4000人も24時間オーバーのレースに出る暇人はいない。2000人規模のレースですら色々な問題があるというのに、4000人とは運営をどうやって行うのか。基本的にどの大会も何度も回を重ねる毎に運営が改善されていくので、ノウハウもない中で初回からそんな規模でできるわけはないだろう。運営を行うのはあくまでも地元の自治体が主体となる。しかも、多数の自治体にまたがることは必至である。また、48時間にも及ぶレースで、そんな大人数の参加となればスタッフの数も非常にたくさん必要になる。現時点で詳細も明らかにされていないので、既に人数が確保されているとは思えないし、これから人数を確保するのは到底困難である。
以上、かなり懐疑的な立場から見解を述べてきたが、100マイルレースを本当に実施するなら周到に準備されたものであって欲しい。来年行われて出場するかといったら、多分ないだろう。ゴールデンウィークにやるのならまだしも、普通の週末に48時間もレースしている時間は基本的にない。ただ、100マイルのレースにいずれかは出たいという気持ちはあるので、まずは様子見といったところか。
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