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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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初日の懇親会終了後、部屋飲みに混じろうかと思いつつ布団で寝転がっていたら、疲れていたせいかそのまま朝を向かえ5時半頃に目が覚める。8時前から朝食という時間のあるスケジュールだっため、もう少し寝ようかとも思ったが寝付けず、宿の付近を散歩。さすがに朝は寒く、駐車場の車は霜がおりて真っ白になっていた。学生時代に東海岸からハイウェイをぶっ放して落水荘に行った帰りに宿泊した朝にレンタル返却時間が迫った車を発進させることができず大いに焦ったのが懐かしい。
紅葉の過ぎ去った森は冬の訪れをひっそりと待っている。登山道の標識があったので竜ヶ岳に足慣らしがてら上ろうかと思ったが猟区の表示と寒かったことであきらめ宿に戻る。地図で確認すると竜ヶ岳へは2時間のコースなので朝の散歩で上るような場所ではなかった。部屋からは富士山から上る朝日を見ることができた。ちなみに竜ヶ岳頂上がダイヤモンド富士の見れるスポットらしい。
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ヴィラ本栖の朝食は完全洋風スタイル。今回はちょっと優雅なトレラン紀行。朝食後すぐに準備をして出発。2日目は樹海を横切って、反対側へと周り精進湖登山道からスタート。途中対向車線で山梨県の駅伝大会をやっていて、先頭から最後尾まで見たが、先頭の人の躍動感、スピードに比べて後ろほど走りに力強さがなかった。信越五岳で感じたことだが、レースを定点観測して速い人と遅い人の違いを見るのはいい勉強になる。

まず初めに大自然の造形、本栖風穴を見に行く。大地を穿つ巨大な穴、中には横穴があり、数百メートル以上の長さがあるとか。こういった場所が樹海の中にはたくさんあるようだ。そこから樹海を走り本栖湖へと戻る。途中の東海自然歩道からは夏のOSJ西湖サマーキャンプで訪れたルートと合流する(OSJキャンプでは精進湖まで)。途中、木漏れ日に溢れた樹海の原生林は非常に美しかった。樹海は溶岩台地の足場の悪さを除けばアップダウンもなく快適に走れる最高のトレランルートだと思う。山岳ランニングではなく、トレイルランニングという言葉はこういうコースこそがふさわしい。運よく今回も夏もいい天気だったが、雨でも雪でも天気なりに楽しめるコースだと思う。
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大自然の造形。樹海が形成されたのは平安時代頃と比較的新しい。

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樹海を走る。非常に走りやすいコース。

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木漏れ日の溢れる森の中

本栖湖畔からは竜ヶ岳の手前の端足(はした)峠を目指す。本栖湖からは逆さ富士の見える北岸の方からは富士山がきれいに見えるが、南岸からは竜ヶ岳をはじめとした山にさえぎられて富士山の山頂部分しか見ることができない。湖畔の急階段を上ると湖に沿ったコースとなり、本栖湖の澄んだ水の色が美しい。紅葉の時期、新緑の時期、雪の時期、四季折々の景色が楽しめると思う。ただし、人が入っていないせいか崩れかけている部分や、枯れていたからよかったものの、藪になっている部分もあったので万人向けではない。湖畔の道を後にして峠への上りが始まる。六花先生があとちょっとと言ってからも延々と上り、さらに竜ヶ岳が大きく眼前に見えるポイントで、その脇の峠までかなり長いことも確認できて一瞬嫌になるが、それでも上っていく。ちなみに上りで辛い中もI嬢と関西から出身のHWさんは腿上げしたりしながら軽やかなステップで上っていた。楽しそうに飛び跳ねて上る姿が信じられない。

峠からは富士山の方向が一気に開けてすばらしい眺め。峠までがんばって上ってきたご褒美。ここから下までは六花先生を先頭に一気下り。声を上げて叫びたくなるような下りで最高に気持ちよかった。下った後は山麓を朝霧高原道の駅までほぼアップダウンのない中を走る。途中から時間が予定より遅くなっていたのでペースアップしたせいか、いつもの顔ぶれを中心としたメンバーが前に残り、後はそれぞれのペースに応じてという状況。トレラン紀行の趣旨は楽しむことが第一(と鏑木さんはおっしゃっている)なので時間に追われてペースアップというのはいかがなものかとも思うが、道の駅でスープとお菓子を頂き、宿へとバスで戻る。宿にて解散して風呂に入った後は帰るのみ。
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端足峠から見る富士山

帰り道は渋滞。朝霧の道の駅ではほとんどなかった渋滞が風呂に入っている間に30kmくらいになっていた。中央道の渋滞が嫌だったので、遠回りと知りつつ東名へと向かう。東名の方が車線数も幅も広いので同じ距離でも通過が大抵は早くできる。また中央道では8月におんたけスカイレースで1時帰りという痛い目に遭っている(上野原まで我慢したくせにそこで下りて道志方面経由で相模原~国道16号~国道246号といったのが失敗だったが)。道志みちで山道をかっ飛ばすという選択肢もあったが、18時~19時の橋本~長津田間の国道16号が大渋滞であることは目に見えていたので回避した。御殿場市内に入ると東名40km渋滞の表示。ちょうど246との交差点だったので迷わず246へ行く。ところが裾野の山の中で246も大渋滞していた。途中から持ち直して秦野市までは着いたが渋沢~伊勢原に40分以上かかるという混みっぷり。結局渋滞残り10kmの厚木から東名に入り21時前に帰着。無駄に長い時間をかけてしまった。特に夕方時は一般道も元々地元のラッシュで混む時間帯なので素直に高速にするべき反省。

帰宅後はすぐに爆睡。週末泊りがけのイベントは充実して楽しいが、疲れはそれなりに出る。今回は福田六花先生が最大の収穫だった。その印象についてはまた後日まとめることにする。
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トレラン紀行
参加お疲れ様でした。楽しい2日間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。
LSD URL 2010/12/08(Wed)23:33:51 編集
Re:トレラン紀行
LSDさま

楽しい週末でしたね。仏の鏑木さんが見れるのがトレラン紀行、鬼の鏑木さんを見たければ鎌倉のOSJ関連イベントです。
河口湖マラソンでもなかなかの好タイムでゴールされていますね。下りのテクニックを身に付けられれば鬼に金棒だと思います。

>参加お疲れ様でした。楽しい2日間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。
【2010/12/08 23:52】
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