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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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申し込んだときから出走は微妙と思っていたが、結局出走しなかった。そもそも日曜日に大事な試験を控えたこの時期にレースに出ている場合ではないということもあったが、一応朝起きれたら行くつもりで準備はしていた。しかし、目が覚めたのは家を出る予定の1時間半後であり、どうやっても受付時間に遅れることは確定していた。行けば何とかなったかもしれないが、あきらめることにした。最近はトレーニング不足でゆっくり走っても心拍数が高止まりし、同心拍数だと5月頃より1min./km近く遅いためちゃんと走れたかは怪しいし、先述したようにレースに出ている余裕などないのでモチベーションはかなり低かった。
まずは5合目コースを2時間半でクリアしないと次につながらないので、今年出走しなかったことで頂上コースはますます遠のいた。レースに出るためには会社を休まないといけないし、頂上コースの場合出走できても天候次第で打ち切りとなるのでチャレンジできる機会は限られてくるが、1度でいいからいつか頂上に立ってみたいものだ。
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 トレイルランにはお金がかかる。トレイルに興味があってもなかなか足を踏み出せない人がいる一つの原因であると思う。トレイルランにどの程度お金が必要かざっと検証してみる。
まずはトレイルを走るためにギアが必要となる。最低限必要なのはバックパックとトレイルランシューズである。どちらも8000~15000程度はかかるだろう。つまり、トレイルを始めるのに15000~25000程度はまず支払うことになる。これに加えて、機能性タイツやハイドレーション、ウェア等にお金を使うと軽く20000は必要だろう。さらに心拍計等のグッズも買うとすれば相当な出費となる。
トレイルに行くのにもそれなりにお金がかかる。1ヶ月に3回トレイルに行くと仮定する。1回は個人や知り合いとのファンラン、1回はセミナー等のイベント、そして残りの1回がレースだとしよう。基本的に必要となるのは交通費+イベント参加費+行動食・飲料費である。
まず、交通費は丹沢や高尾といった最も東京から50km程度のエリアで往復1000~2000円程度といったところか。ちょっと足を延ばして100kmエリアまで行くと4000円程度はかかるだろう。したがって、3回分で7000~8000円かかることになる。イベント参加費であるが、セミナーは4000~5000円、レースは距離にもよるが6000~10000円程度である。食費はジェルやおやつ、飲み物はペットボトル3本程度として1回当たり合計1500円程度かかるだろう。ここまでで合計すると20000~23000円程度になる。これに加えて、温泉に入る場合は1回700円はかかり、3回で2000~3000円といったところか。レースで宿泊を伴う場合はさらに5000円以上は必要となるだろう。いずれにしても、20000~25000円の出費が必要になるということである。
さて、ギアを一式揃えて年のうち8ヶ月を月3回のペースでトレイルにいったとして上記の金額を足すと、何と20万は軽く超えそうである。う~ん。どこで節約すればいいのやら。改めて費用の試算をしてみて、いかに自分が注ぎ込んでいるのかがよく分かる。
先週はチュニジアを旅行していたため、早速ブログを休んでいた。滞らないよう少しずつでも今日からまた書いていこうと思う。
トレラン愛好者にとって本日のメインイベントはハセツネのエントリーである。今年は、そもそも都合により参加が厳しいこと、高額な参加料等の理由により、特にエントリーする気はなかったので傍観者である。90分ほどで締め切ったようであるが、なかなか激しいクリック合戦が繰り広げられたようである。年1回の行事であるというのに、先着順というルールではサーバーに過大な負荷が掛かる上に、たまたま仕事の都合で6月1日の10時にRUNNETにアクセスできない人には不公平である。東京マラソンのように抽選にすればもっと公平になると思うのだが…
 先日行われた道志村トレイルレースの主催者発表のデータを基に分析を行ってみた。
まず、第一関門通過タイムとゴールタイムの関係を示す。非常にきれいな相関関係が見て取れる。
fig1.png

全完走者を対象に回帰直線(切片=0)を描くと、ゴールタイムがほぼ2倍であることが分かる。したがって、第一関門5時間、ゴール10時間の時間制限は非常に適当だったといえる。
この直線より下にプロットされている完走者は後半も余裕があったランナーで、上にプロットされる参加者は後半タイムが落ちたランナーである。上側の人はスピード型、下側の人はスタミナ型といえる。

7時間以内にゴールしたランナーは概ね下側に位置している。これがレースのペースをコントロールできる上級者の力というものか。
8時間以上のランナーは上側も下側もいるが、数としては下側の方が多く、上側にプロットされたランナーは大きく上にずれている傾向にある。つまり、後半にばてた人が大幅にタイムロスをしている様子が伺える。
女性のランナーはほとんどが直線の下側に位置している。男性と比べて突っ込んで行く人が少ないせいなのか、それともこのレースに出場している人がかなりのレベルの人たちなので、たまたまこういう結果となっただけか。

また、50代男性も比較的下側の人が多いようだ。

ちなみに自分のプロット位置は黄色のマーカーで示されているが、後半バテバテで脚が攣っていた割には直線から少し上に外れた程度である。抑えて耐力温存とか苦手なのでスピード型になるのは知っているが、思っていたより線に近い位置だった。スピード/スタミナも重要だがもっと左下の位置に行ける(=総合力を高める)ように頑張らなくては。

次に10分刻みのゴールタイムごとの頻度分布を示す。なお、棒と目盛りの位置関係がわかりづらくなっているが、棒の高さは棒の下の時間とその1つ右の時間の間にゴールした人数を示す。つまり、例としては、5時間~5時間10分の間にゴールしたのは優勝した選手一人だけということである。
fig2.png



















完走率が66%なので、仮想的に残りの34%があると考えるとほぼ正規分布になるといえるのだろうか。いずれにしても、左半分を取ったような形の分布である。完走者は7時間20分~9時間50分に集中しているようだ。7時間20分を切った人はかなりの実力者ということになるのではないだろうか。9時間50分~10時間が急に少なくなっているが、第2関門を通過できた人は、概ね9時間50分まででゴールできたということを意味していると思われる。したがって、第2関門を通過した人はトラブルがなければ概ねゴールできたのではないだろうか。なお、平均タイムは8時間14分で、中央値は8時間21分である。

2つのグラフからレースについて考察を行ってみたが、結論としては、
①第一関門をぎりぎりで通過した人はスピード型で力尽きた人を除いて完走できる
②第二関門を通過できた人は自分からリタイアしない限り、完走できる
③第一関門がぎりぎりでスピード型に該当する人が第二関門で収容される
ということになる。時間制限の変更には様々な意見があるようだが、ゴール制限時間の10時間を正とするならば、第一関門、第二関門とも非常に適切な時間設定だといえる。特に②の第二関門通過者は、故障か心が折れるかがない限り、全員ゴールできるというのは素晴らしい設定であると思う。

やはり、2km長い上に7時間という昨年の第二関門の制限時間が鬼の関門だったのであり、上級者向けと割り切って昨年同様の鬼の第二関門を復活させるならば、第一関門とゴールをそれぞれ30分、1時間ずつ変えてもきっと支障はないのだろう。

今回自分の第二関門通過タイムが7時間5分だったので、2km短くなったことを含め、昨年の基準では完走できていなかったことになる。来年また出るとしたら、昨年の基準でも完走できるようにレベルアップしたいと思う。






 この間の日曜日に道志村トレイルレースに参加してきた。結果は9時間半近くかかり何とか完走だった。厳しいという評判のこのレースは、昨年の陣馬山のレースからトレランを始めて半年ほどやってきた成果を試すには絶好の機会である。今まで、ロードもトレイルも30km程度までしか走ったことのない自分にとっては40kmという距離、なおかつ累計3100mの高低差というのは完全に未知の世界である。
結果としては完走できたが、第一関門に行くまでに何度となくリタイアをしようかと思った。御正体山の上りで既に脚は攣りそうになり、下りでは激しく転倒して体はボロボロだった。第一関門には4時間で着けばいいなと思っていたが、結局4時間40分かかった。リタイアの文字が頭をかすめる中、関門の手前ではここまで抜いたり抜かれたりを繰り返していた方が力が出ないからもうリタイアすると仰っていた。自分だけではなく、皆がこのコースに苦しんでいるのだ。この苦しい中を乗り越えてこそ価値がある。このレースを完走することができれば今後の大きな自信になる。そして何よりもこの半年の成果がリタイアという結果でいいのか。そういったことを思いながら時間もまだあるし第二関門でとりあえずいってみようという気になった。
ここから先は激痛の中、何度も脚が攣って止まりながらときどき走るという程度だった。山伏峠から菰釣山までのトレイルは、全般的に景色がすばらしいこのコースの中でもとりわけ極上のトレイルといった感じであったが、痛みのせいでまったく楽しむ余裕はなかった。第二関門到着時に時間的には充分最後まで行けそうだったので、あとはゆっくりでもとにかく前に進もうという気持ちだけでゴールにたどり着いた。
率直にこのレースの完走者全員を誉めたいと思う。また、残念ながら今回はリタイアした人たちも、続けるよりも勇気のいる決断だったと思う。このレースに参加した人、そして運営に携わった人、道志の村の人すべてに盛大な拍手を送りたい。帰路のバスで村の人がぜひまた来年もと仰っていたのを聞いたときには誰が来るかと思ったが、レースから1晩明けてからは今回気づいた課題をクリアするために来年も出ようかなと思ってしまっている自分がいる。ただ、来年は野辺山かな。
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