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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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本日発売のトレイルランニングコースガイドを帰宅途中に立ち読み。トレランのコースガイドブックとしては初めての本である。メジャーコースを中心に関東近辺の26コースが紹介されている。著者がT社長というだけあってちゃっかりと鎌倉の地図には材木座のクラブハウスも記載されている。コースだけでなく、周辺のおすすめのお店や温泉といって情報も掲載されているのがよい。トレイルに出かけるための準備や必要な装備、注意事項等もまとめられているのでこれからトレイルランニングを始める人に最適な本だと思う。

ただ、どこに行けばいいかの参考にはなるが、結局実際に山に行く場合は冊子形式ではなく折りたたみ式の大きい地図の方が使い勝手はいいし、情報量に対して値段がややお高い(1600円)ので買わない。残念ながら、走りやすさ、交通の便、荷物の保管場所、温泉といった要素をすべて兼ねそろえているフィールドというのはそう多くないと思う。したがってコース紹介では必ず同じような場所が並ぶことになる。

競技やトレーニングとして捉えるか旅として捉えるか、トレイルランニングに対するスタンスによってどこのフィールドがおすすめかは異なる。ただし、他のスポーツにないトレラン独自の魅力は後者の、旅として楽しむことである。旅の醍醐味は新しい景色を自分の足で見つけ、自分の中の世界を広げることができるということだと思う。誰かの足跡をなぞるのでは創造的な活動にはならない。自分の走力や地図・コンパスの使い方といった技術を理解して自分に合ったコースを自分で設定できるようになることが自立したトレイルランナーに求められるのではないか。そのための最初の一歩としてこうしたコースガイドがあるのだと思う。もちろん走力を向上させてレースで上位に入るということはすばらしいことだし、トレーニングとしてトレイルを走るのも合理的なことである。

帰宅後はおんたけに向けた準備を始める。足首の痛みはまだ引かない。DNFかもしれないが、とりあえず現地には行って出走は当日判断しよう。
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R0012249.JPGUTMB2連覇中のKilian Jornet Burgada仕様のバックパック、SALOMON S-LAB ADVANCED SKINが入荷したとの連絡がアートスポーツよりあったので早速引き取りに行ってきた。他にもそれ目当てで来店していた人がいた。日本には人間の指の数ほどの入荷数のようだ。現地で買ったり(特に現在UTMBに向けて遠征している人)、海外通販で手に入れる方法もあるが、かなりレアなものであることには違いないだろう。情報に気づいてすぐ連絡した者がありつけるというのはトレランに関してはレースのエントリーを初めとしたお約束ごとである。したがって情報をひたすらチェックしている人または、そういう人と密に情報交換をしている人が圧倒的に有利である。こういった状況はリピーターばかりが増えて新しく始める人に対してトレイルランニングの普及を阻害する大きな要因となっていると思う。何とかならないものか。

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商品自体は、サバイバルシートと保温機能つきハイドレーションがセットになったものである。ストラップ前面にはボトル等を入れることができ、ポケットも随所にあり機能性は高いと思う。SKINの名の通り、体と一体化して非常に走りやすく、使い勝手はよさそうだ。今後のレースにはこれで行くつもりである。
もっと入荷は遅いと聞いていたのでまさか来週のおんたけスカイに間に合うとは思っていなかった。これでレース結果がしょぼくてもバックパックを言い訳にすることはできなくなった。

ぶらぶらしていた際に他に立ち寄ったショップでUTMBのDVDの製品版が流れていた。テレビ放映版からBGMが消えているという話は聞いていたが、実際に見てみると音がないことで同じシーンでも随分と雰囲気が変わったものになっていた。何度も見ている人はこれとテレビ版とどちらを見ているのだろうか。テレビ放映版ではBGMのセンスがよかったので、好きなシーンはBGMを聞くために見ているといっても過言ではないが、製品版は記録DVDとしての意味合いが強いのかなという印象である。

今夜はアド街で鎌倉材木座海岸をやっていた。OSJクラブハウスはトレランとスイムとカヌーのセミナーが紹介されていたが、T社長は映らず。クラブハウス付近のお店がことごとく紹介されていたので今後セミナーに行く際は寄ってみることにしよう。


昨日の富士箱根トレイルは、全体的によく整備された気持ちよいトレイルであった。富士山に近いということからなのかサクサクした感じの土が特徴的であった。ただ、トレイルは整備されているものの、基本的に補給ポイントがないため、特に夏場は水分など慎重になる必要はある。紅富台→駿河小山の区間であれば個人的にでもかなり気軽に行けると思う。ここだけでも23kmあり、往復すればほぼ50kmになる。駿河小山→金時山→箱根方面に個人的にいく場合は荷物のデポ等に気を使う必要があると思う。
今回のトレイルで自分の弱点が再認識させられた。急な登りと狭い下りである。特に前者ではどんどん前に置いていかれるので、階段トレーニングをしっかりやる必要がある。後者は慣れるしかないか。ここのトレイルには溝状に窪んだところがかなりあったが、こういったところでスピードを落とさないテクニックを身に付けたい。とりあえずおんたけスカイまではもう時間がないが、秋のレースには少しでも克服しておきたいところだ。
途中に何度も追い越し追い越されることになる超速ハイカーの方がいた。その方は植物などの写真を時々止まって撮影しながら歩いていたので、走っているはず なのに何度も追い越される我々からすればトレイルランナーの面目丸つぶれである。ただ、その方はハイドレーションをもってのハイキングなのでかなり山歩き に慣れていることは間違いない。

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霧の中、分岐点(どちらも駿河小山駅と書いてあった)で先行する集団とはぐれ、どちらに行けばいいのかで悩んだ。足跡がついていないといということでかなり不安ではあったが、山道100%県境の尾根コースという方に進み、結果としては正解で先行集団が待っていてくれた。


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コースには随所に手作り感たっぷりのかわいい立て札があり、楽しませてくれた。こちらは不老山から駿河小山に下ってきたところのトレイルの入り口にあったもの。駿河小山到着が14時半で既に5時間半経過していた。ここで2人ほど先に帰ることになる(2人とも速い方であるが、故障や体調不良だった)。出発予定時刻の15時になっても皆さんお疲れのせいか、ぐだぐだでカップラーメンをほおばる人などいたが、次のエイドポイントの足柄峠まで車に乗っていくという人は誰もいなかった。


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駿河小山→足柄峠→金時山は全般的に林道の緩い上りが続く。この先に金時山までの急登がある。写真には撮っていないが、金時山山頂では、「天下の秀峰」の立て札の後ろが霧で真っ白だった。



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金時山山頂到着が18時で、日没まであと30分ほどで、ライトを持っていない方が何人もいるという状況だったので仙石原に降りて終わりということになった。下 りの最中で日没時刻を過ぎ、木立の中は一気に真っ暗になってしまっていた。ライトを持っていない人の後ろを走り、前方を照らしながらの走行したが、真っ暗闇の場所が何箇所もあり、冷や冷やであった。トレイルを出た後も箱根湯本駅行きのバスまで時間がないということで皆でバス停までダッシュした。何とか皆間に合ったが、汗と雨でびしょ濡れの集団はバスの中でかなりのヒンシュクだっただろう。

箱根湯本で温泉に入り、そのあとは終電まで(といっても1時間半も店にいなかったが)駅近くの居酒屋で飲んだ。始発から終電まででかなりタフであったし、目標の距離を走れずにフィニッシュとなったが大満足である。

以下の3つのダメージには、今週半ば過ぎまで悩まされることになるだろう。
①両足のマメ
②右足首の捻挫
③アブ刺され
マメは、捻挫防止に巻いていたテーピングの縁にできたもので、テーピングの巻き方かインソールに問題があったと思われる。インソールは持っていたものの使っていなかったスーパーフィートであり、これが足に合っていなかったのであれば、かなりショックだ。
捻挫は、元々は樹海駅伝の際にやってしまったのが尾を引いていた。木曜にビーチ&トレイルラン、金曜にプールに行ったことでいまだ完治しない状況でこの日のツーリングに参加していた。12~13kmのところの快適に走れるところでよそ見をしながら走っていたらぐきっとやってしまった。そこから駿河小山までは最後尾をのんびりと行くことになる。その後は痛めた右足首をかばいながら走っていたら集中力が散漫になっていたのか何度も反対の足首をぐきっとやってスイーパーさんを心配させながらの走りであった。
アブは途中で後続を待って休憩している際にやられたものである。まさに想定外の攻撃で、突然ゲイターを履いているふくらはぎに痛みがあり、見るとアブが止まっていた。スズメバチのように危険な虫にやられたわけではないという意味ではよかったが、今後山に行くときは虫にも注意しなければならないという教訓になった。



トレランに飽き足りずオーシャンスイムに進出することを目論んで、本日はスイムのセミナーを受講すべくOSJクラブハウスに向かった。毎回OSJのセミナーに参加する際は5分前くらいについて大急ぎで着替えるという状況だったが、今日は奇跡的に(こういうことをするから天気が悪くなる)早く鎌倉駅に着いたので若宮大路を海岸橋で曲がる通常ルートではなく、海沿いを歩くことにした。ところが、海沿いの道は強風が吹き、砂が激しい勢いで飛んできている。さらに波も高く激しく、遊泳禁止の赤旗があちらこちらに立っていた。これはヤバイのではと思いながらクラブハウスに到着。すると何事もないかのように受付があったので、この状況でセミナーをやるとはさすがOSJと感心した。結局着替えたところで中止を告げられた。まあそりゃそうだ。この天気では。
今日はカメラ等の観光セットを特に持ってきていなかったが、わざわざ鎌倉まで来てこのまま帰るわけには行かない。そこで施設利用料だけ払ってビーチラン等をする旨をクラブハウススタッフに告げところ、それならランニングかトレランのセミナーに出たらと言われたのでトレランに出ることにした。トレラングッズは心拍計GPS以外もっていなかったので、シューズだけ借りて海パンTシャツに両手ボトル、頭にタオルを巻くというスタイルでいくことにした。
トレランまでの時間つぶしとしてまずは海岸を走って江ノ島まで行った。アスファルトの道路はとても裸足で走れたものではないのでサンダルを履いて歩いたが、基本的には砂浜を裸足で走った。強風が向かい風となり、全く進まなかったりと悪戦苦闘しつつ50分ほどで江ノ島に到着。途中の七里ガ浜あたりでは人がほとんどいなかったが、江ノ島の海岸はさすがに荒天でも人が多い。江ノ島に実は初めて訪れるので神社に行きお参りをした。走って戻ると時間的に厳しかったので江ノ電で由比ガ浜まで出た。江ノ電が江ノ島付近では路面電車であることをこれまで知らなかった。由比ガ浜の海沿いにある鎌倉ソーセージを食したかったが、お店の場所を正しく覚えていなくて見つけられなかったためそのまま材木座に由比ガ浜を走って戻り、昼抜きでトレランをすることになった。
トレランは3名のところに私が飛び入りしたので4名で行われる予定だったが、女性2名が外の天気に怖気づいて止めたため、2名+OSJ中村さんというメンバーだった。名越の切り通しからトレイルに入り、天園を通って六国見山に寄りつつ、長谷の大仏へ抜けるという、鎌倉を囲む山をぐるっと回るコースで距離は17kmほどだった。鏑木さんの中級セミナー等で何度か部分的に通っているトレイルのはずだが、所々は見覚えがあるものの初めて通る場所も結構あった気がする。鎌倉のトレイルは奥が深いと思った。トレイルを出た後は長谷からはビーチランで材木座に戻る。江ノ島までのビーチランで体力を消費したせいもあるのか、終始バテ気味でついていくのが精一杯だった。海パンと頭に巻いたタオルが汗と雨を吸って重かった。本日の走行距離は結局ビーチラン・トレラン合わせて27km強である。
帰りの電車の中でPCメールをチェックしたらチームリガード当選通知が届いていた。昨日の時点で何の連絡もなく、てっきり縁がないものと思っていたので意外であった。去年ほど豪華な提供品があるわけではなさそうなので、今年の倍率がどの程度だったのかは分からないが、かなりラッキーなのだろう。早速みたけトレイルに申し込まなくては。
昨日はプールで1000m+25m数本を泳いだが、土曜日に捻った足首の状況が思わしくなかった。バタ足でやや痛むので痛めていないほうの足だけを使ったりしていたが、なかなか調子が上がらない。そして今日はランニングも水泳もせずに完全休養。信越五岳の試走会でも逆の足を捻ったが、そちらは西湖キャンプのときには治っていたので、今回も早く治ることを願うしかない。日曜日の50kトレイルには回復して行く必要がある。しかし、その前にもトレイルに一度くらい出かけたいところだが、捻挫で痛い目に遭っている人はたくさんいるので我慢が必要か。

おんたけスカイレースの宿泊先が決まらず苦戦中である。やはりこういうものは早く抑えておかないといけない。レースを速攻で申し込んだのに、宿泊先となると日が近くならないと申し込もうという気にならない。とりあえずレースと同時に申し込んでいればこんな思いはしなくていいのだが。

神流のレース実行委員会から宿泊希望調査が届いていた。前日にはEKIDENカーニバルがあり、送迎を使うかなど、いくつか悩ましいところがある。神流は特に期待しているレースで、今年下半期の最大のイベントと位置づけている。バスを予約しつつ、EKIDENは時間帯が合わなければDNSという方向かな。
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