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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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神流マウンテンラン&ウォークの前日の様子を掲載する。当日はほとんど写真を撮っていないので割愛。鏑木さんはこの大会の名前にレースなんてどこにも書いていないから存分に神流の山を楽しむようにと仰っていたが、どうしてもこういう大会で来ると滞在そのもがあわただしくなってしまう。今回はまったく落ち着くことができなかった。本来ならば、こういう町では時間に追われた日常生活から離れ、ゆったりと流れる時間を堪能したいところである。

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かつては宿場町としてにぎわった万場の町(神流町の中心地)

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神流町は清流と豊かな山に囲まれている。


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右手の土手のところにゴールがある。スタートは対岸。桜並木が春にはきれいそうだ。

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スタート地点へと向かう橋。

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神流川の鯉のぼりは町のシンボル。岡本太郎でざいんの鯉のぼりも。ただし、色あせており、現在は使用されていないとのこと。

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町のところどころにある蔵が歴史を感じさせる。ちなみに役場の向かいには昭和レトロを感じさせるものが満載の昭和レトロ館なる建物もある。

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ウェルカムパーティで提供された料理。

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芋芋芋

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イワナ

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食べ放題。そばもうどんもすいとんも。

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酒も飲み放題。地元のお酒を竹の容器で注ぐ竹酒。神流町の温かい皆さんに飲み過ぎないようにと言われながら10杯以上注いでいただいた。

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鏑木さんは相変わらず大人気。

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神流のレースといえばウェルカムパーティ。地元のお母さんたちの手料理を好きなだけ食べることができ、お酒も飲み放題。昨年は飲み食い過ぎによるDNSが二人いたらしい。そうならないようにね、と言いながら温かい神流町の方々は日本酒を注いでくれるのでかなり飲んで危険な感じであった。ビール、日本酒、イワナ骨酒、ワインとお酒も何でもありの状況で激しくちゃんぽんで飲んだ。神流町に宿泊する場合は宿泊料金に含まれているし、パーティだけ参加の場合の費用もわずか2500円である。利益を出そうという考えは毛頭ないということは分かるが、それにしても破格の設定だと思う。
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40kmのレースで参加費は8000円。レース距離だけを見れば相応の価格ではある。しかし、その価格に何が含まれているのかはレースによって大きく異なる。参加賞やエイドの充実ぶり又はショボさといったものにその大会が利益を出すために行われているのかどうかというのが見えてくる。そばが振舞われる持倉をはじめ充実したエイドステーションや、手作りのネームプレート等の参加賞といったものは非常に魅力的である。参加料に見合わない大会は数多くあるが、参加料が安いのでは?と思ってしまうような大会は他にない。レースが手作りの大会というコンセプトを前面に押し出しているが、もっともお金が掛かるのは人件費であり、ボランティアとして金銭的見返りを得ずに多大な貢献をされている方々のおかげで大会が成立している。

今回はボランティア民泊に宿泊させていただいたが、非常に手厚い歓迎を受け、大変すばらしい経験ができた。本当に町全体で大会参加者をもてなそうという雰囲気が伝わってきて非常にうれしいが、町の経済にほとんど人が貢献していないのではという不安もある。レース終了後、風呂に入ったりで帰りのバスまで時間があまりなかったため、地域共通チケットかんなを全く使うことができなかったが、これを使っても町に利益は入らず、むしろ赤字になるというものである。全店20%offとかにすればもう少し町へ利益が入ると思うのだが。
コースを好きになるような大会は他にもいくらでもあるかもしれないが、大会が行われる町自体を好きになることができる大会というのはほとんどないと思う。他の大会は良くも悪くも一部の関係者が盛り上がっているだけに過ぎないが、この大会は町全体が大会を盛り上げ(すぎ)ている。

町の人から参加者が活力をもらい、参加者が町の人に活力を与える。好循環のスパイラルがこの大会にはあり、「文化」としてのトレイルランニングを体現している一つのモデルケースとなっていると思う。。
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前々から楽しみにしていた大会、神流マウンテンラン&ウォークに参加してきた。好天に恵まれ、紅葉の色付いた中を走ることができた。写真は持倉集落にて。結果は6時間半は切ったが、とりあえずのノルマと考えていた6時間には遠く及ばず。今回は、試走に来て制限時間に引っかかるようなことは確実にないとわかっていたので、敢えてタイムを確認せず、気ままなペースでトレイルを楽しもうと思っていた。したがってペース配分は全く考えず、思うままに走ろうというつもりだった。
神流のコースはフカフカの極上のトレイルが多いので痛めていた足首へのダメージはさほどなかったが、10km過ぎの西みかぼ山を降りたところで脚が攣ってゆるゆる上りの鬱陶しいロード・林道部分でほとんど走ることができず、歩いて大幅にタイムロスとなった。最初は右のスネ、続いて左のハム、右のハム、左のスネと順番に各部位が攣っていくようになり、後半の下りでかっ飛ばすことができなかった。終盤では脚の痛さに下りもかなりノロノロペースとなってしまった。最初の急登までにがっつこうと思って街中のロードを比較的飛ばしたのが高くついたのだろう。神流の場合タイムの差を大きく分けるのはユルユル上りの区間を走れるかどうかである。序盤を飛ばしても短縮される時間は20分もないと思うが、走るべきところが走れないと1時間以上のロスになり、結果として遅くなってしまう。
先行してスタートしたスーパーロングは、優勝した横山・松本ペアがダントツで、7~8kmのポイントで早くも抜かれた。チートのような速さで追い抜いていった。上りは歩いているが、リズム感が凄く、流れるような動作だった。このペアが優勝することは名簿を見た瞬間にアクシデントがない限り間違いないとわかったので、フランス派遣を獲りに来ているのが大人気ないとすら感じた。
この大会の魅力は前夜祭とコース後半の下り、そして何よりも神流の町の温かいおもてなしである。コースを走ることよりも出場することに意味がある。というわけで来年はミドルにするか。

うわさの検証なんて書いたが、先週の戸隠や赤城で鏑木さんが内容について色々しゃべっていたのか。それを知らずに記事を上げたことがマヌケでずかしい。しかし本当にあのエリアで国道を渡ることなく160kmもコース取れるのかな。レース名もUltra Trail around Fujiで前置詞のaroundまで大文字にして略称に取り込むのはいかがなものかと。とネガキャンばかりしていても仕方ないので前向きなことを考えたいが、どうせ日程的に出るのは無理だろうから土日だけの募集でもあればボランティアでも行くかな。

これから週末に走っている時間もなくなりそうで年内のレースをことごとくDNSするかもしれない悪寒がするが、とりあえず今週末は神流を楽しんで来よう。直前に焦らないように今夜のうちから準備しておこう。
初めてのトレラン(陣馬トレイルレース試走)とその2日後の高尾~陣馬の写真と1周年として今回高尾~陣馬に行った写真を比較しながら掲載する。昨年は2度とも見事な晴れ、今回はあいにくの天気だったが、天気に応じた良さがあるのもトレイルの魅力。


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アサギマダラ。初めてのトレランで出会った最初の感動。昆虫採集ばかりしていた子供の頃に一度も見たことのない蝶にいきなり出会うとは。

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富士山の眺め。トレランを始めたばかりの頃にこういう景色に出会えたのはラッキー。

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左)初めてのトレランで見つけた極上のシングルトラック  右)霧の中しっとりとしたトレイル


同じ場所で同じ時期でも天気と時間帯で大きく変わる景色
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影信山からの眺め。晴れているときもいいが、下のような、雲がかかりつつも山の向こうが多少見えているような状態も良さがある。

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陣馬山頂上手前にて。昨年は紅葉の色づいてカラフル。今年は霧の中モノトーンでしっとり。

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陣馬山頂上にて。さすがにこの馬は晴天時に陰影のコントラストがついたときの方がいいか。

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初めての陣馬山頂と1周年の陣馬山頂。一年間の成長の成果は?高尾山頂~陣馬山頂が15分ほど去年より短い(巻き道・ピークの選択状況は同一ではないので一概に比較はできないが)ようなので少しは速くなったのかな。ただし、復路は30分近く遅い。暗闇で走れてないから当たり前か。
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