トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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まずはZermattを後にして西へ向かいフランスへと入りLyonへ。一泊して今度は東に向かいChamonixへ。そして一泊の後さらに東に向かい、2戦目が行われるLuzernを目指して移動。今回はユーレイルセレクトパスを持っていたため、鉄道の長距離移動を繰り返さないと損になる。旅行に出た当初はもっと範囲を広く南仏のNiceまで行き、イタリアのPorto Finoなどリヴィエラの街を通り、Milanoへ出てからLuzernに行く壮大な計画も企てていた。しかしながら、移動を繰り返して前日ギリギリのLuzern入りではSierre Zinalの二の舞になることは間違いない。したがって早めにLuzern入りして完全休養日を1日取ることにした。
8月16日
夜明け前に宿を出ると外は一面の青空。これからZermattを後にしてLyonへ向かおうとしていたのに何とも皮肉な。日の出がマッターホルンにあたる ところを見ながらBruddenの村まで軽くジョグ&ウォーク。朝のさわやかな空気が気持ちいい。宿に一旦戻ると午前中の列車で出る予定でいたが変更して Klein Matterhornまでロープウェイを乗継ぎ上ることにする。料金は98CHFとほぼ1万円で相当な高額である。Zermattの町外れからロープウェ イに乗り、どんどん町が小さくなって行く。町の裏に聳える岩山を見ると前日トレランをしたコースのスケール感を改めて感じる。行く途中のロープウェイには スキー板をもった人がたくさん、Klein Matterhornに着くとそこは白銀の世界。スキーをすると気持ち良さそうだ。このままイタリアへと国境越えの氷河スキーを楽しむことも出来る。Klein Matterhornの展望台は閉鎖中だったので金返せと思いつつ途中駅まで下りる。Furiでロープウェイを途中下車して軽く走りながらZermatt まで戻る。
Klein Matterhornの裏には国境を越えイタリアへとつながるスキー場が
上から見たZermattの町
マッターホルンもくっきりの天気
列車の予定時刻は14時39分、ホテルに戻ったのが14時25分くらいとかなりギリギリだ。いずれにしろ何とか間に合わせたので列車に飛び乗り Zermattを後にする。このとき移動中に食べる用にマックを買っていたがこれが後でかなり効くことになる。Vispで列車を乗継ぎGenevaへ。 Sierreに移動したのとちょうど正反対の方向への移動である。Geneveのカフェで少々時間をつぶしてからLyon行きのホームへ向かう。シュンゲ ン協定により国境のチェックは完全に撤廃とはいえ税関を通るフランス行き専用のホームから列車が発車する。日本人の団体客が数組いたが、ちょうどパリ行き のTGVが前後して出るので彼らはそれが目的だったようだ。そういえばかつてパリからTGVで来たことがあるが、いまだに日本人ツアー御用達のルートのよ うだ。Lyon行きの列車は遅れて出発。結局Lyonに到着したのが22時前。ホテルは駅前広場にあったので非常にスムーズにチェックインできたが、外に 出るとレストランがことごとく閉まっていた。完全に食いはぐれ。サマータイムを導入している関係で21時頃まで明るいのに店はさっさと閉めてしまう。スペ インのように22時から夕食が始まるような国もあるのでEUという括りであっても国による慣習の違いを理解するのは難しい。
8月17日
この朝の時点でChamonixに1泊してLuzernに3泊することを決断し、残りの旅程が決まった。Chamonixの宿を抑えてからLyonの市内観光に出かける。市内を見渡す丘の上へ。休足日のつもりだったのになぜ観光でも丘を上るはめになるのだろう。そしてローマ円形劇場の遺跡の階段が足に堪える。旧市街で何となく覗いたそのあとミニチュア博物館を観覧。映画で使用された小道具など興 味深い展示が多い。そして目的のオペラ座へ向かう。どうしても見たかったものである。古い建物が鉄とガラスを付加したリノベーションで見事によみがえった現代建築の傑作である。もちろん中に入るべきなのでこの日行われていたジャズコンサートを聴きに行けなかったことは惜しいが、またLyonには来るしかないだろう。
Lyonは旧市街が世界遺産にも登録されている美しい街であるがスイスと比べ日本人も少ない。
リヨン全景。赤い屋根と白い壁の街
リヨン旧市街
ミニチュア博物館。展示内容もなかなかおもしろい
Lyonのオペラ座。巨匠Jean Nouvelの傑作
Lyonを出てChamonixへ向かう。前日の教訓から20時半過ぎに着く列車を予定していたが途中の列車に遅延があり乗継げず結局シャモニーに到着したのは1 時間遅れの21時半。ホテルに向かう途中にUTMBのメイン会場となる広場があった。22時前にホテルにチェックインしてホテル下のピザ屋で夕食。またまたラストオーダーギリギリだったようだが何とか食いはぐれずに済んだ。宿泊したHotel Alpinaは60€とスイスに比べるとかなり割安ながら、廊下がありバスとトイレが別についている贅沢な部屋だった。
8月18日
朝起きるとホテルのフロントに言われた通り、目 の前にはモンブランの大きな姿が見える。朝食前にゆっくりとChamonixの町を散歩。スポーツショップにはクライミングやトレランのスタイルがショーウインドウに展示されている。宿泊していたHotel Alpina下のモールにあるスポーツショップRavanelでキリアンザックAdvanced Skin 12Lがあるのが目につく。UTMBのゴールゲートも設営済みで1週間後のお祭りへと向けた準備が着々と進んでいる。モンブランを眺めることができるホテルの最上階のレストランで優雅な朝食ビュッフェ14€を食べてからチェックアウト。この日はロープウェイでBreventまで行き、ダウンヒルトレランで戻ることにした。いつの日かUTMBで訪れることを見据えつつ、コースの楽しみをそのときまでとっておくため、あえてUTMBのコースには行かない。Breventまでは往復が25ユーロなのに片道19ユーロ、まあ富士山5合目行きバスもそういう感じで片道が極端に損になる料金設定だから仕方あるまい。Breventに着いたのが11時過ぎで13時40分の列車に乗るので2時間でホテルまで戻らないといけない。あまり飛ばすとダメージが残るので時間を意識しつつもゆっくり走って戻る。ホテルに到着したのが13時20分、そして急いでキリアンザック 12Lを買って荷物をまとめて駅へ。何とか間に合った。そしてmountainman ultraの行われる決戦の地、Luzernへと向かう。
シャモニーの空を飛ぶのは気持ち良さそう
手前はPlanprazの丘、その下にChamonixの町
モンブランから町へと向かって流れ出す氷河
Luzern到着が19時、十分明るい時間に到着できた。しかし、ホテルにチェックインして休憩した後に夕食を食べに出ようとすると、、、ドアに叩きつける雨の音、まさかと思ったが外はゲリラ豪雨が襲来。ホテルはルツェルン湖沿いの気持ちいいロケーションであるが、暴風が吹き付け土砂降りの雨、雷がなっている。湖畔に並ぶレストランのテラス席は大急ぎで片付け客を中に避難させているがグラスが吹っ飛ばされて地面に落ちて散乱しているなどかなりの混乱模様。結局宿泊先のホテルの下のイングリッシュパブに逃げ込みビールとフィッシュバーガーで腹ごしらえ。ヨーロッパでゲリラ豪雨にあったことに驚きつつもレースでこうならないことを祈るしかないと思いながら部屋に戻る。
ルツェルン湖畔のレストランは大急ぎで店じまい
夜明け前に宿を出ると外は一面の青空。これからZermattを後にしてLyonへ向かおうとしていたのに何とも皮肉な。日の出がマッターホルンにあたる ところを見ながらBruddenの村まで軽くジョグ&ウォーク。朝のさわやかな空気が気持ちいい。宿に一旦戻ると午前中の列車で出る予定でいたが変更して Klein Matterhornまでロープウェイを乗継ぎ上ることにする。料金は98CHFとほぼ1万円で相当な高額である。Zermattの町外れからロープウェ イに乗り、どんどん町が小さくなって行く。町の裏に聳える岩山を見ると前日トレランをしたコースのスケール感を改めて感じる。行く途中のロープウェイには スキー板をもった人がたくさん、Klein Matterhornに着くとそこは白銀の世界。スキーをすると気持ち良さそうだ。このままイタリアへと国境越えの氷河スキーを楽しむことも出来る。Klein Matterhornの展望台は閉鎖中だったので金返せと思いつつ途中駅まで下りる。Furiでロープウェイを途中下車して軽く走りながらZermatt まで戻る。
Klein Matterhornの裏には国境を越えイタリアへとつながるスキー場が
上から見たZermattの町
マッターホルンもくっきりの天気
列車の予定時刻は14時39分、ホテルに戻ったのが14時25分くらいとかなりギリギリだ。いずれにしろ何とか間に合わせたので列車に飛び乗り Zermattを後にする。このとき移動中に食べる用にマックを買っていたがこれが後でかなり効くことになる。Vispで列車を乗継ぎGenevaへ。 Sierreに移動したのとちょうど正反対の方向への移動である。Geneveのカフェで少々時間をつぶしてからLyon行きのホームへ向かう。シュンゲ ン協定により国境のチェックは完全に撤廃とはいえ税関を通るフランス行き専用のホームから列車が発車する。日本人の団体客が数組いたが、ちょうどパリ行き のTGVが前後して出るので彼らはそれが目的だったようだ。そういえばかつてパリからTGVで来たことがあるが、いまだに日本人ツアー御用達のルートのよ うだ。Lyon行きの列車は遅れて出発。結局Lyonに到着したのが22時前。ホテルは駅前広場にあったので非常にスムーズにチェックインできたが、外に 出るとレストランがことごとく閉まっていた。完全に食いはぐれ。サマータイムを導入している関係で21時頃まで明るいのに店はさっさと閉めてしまう。スペ インのように22時から夕食が始まるような国もあるのでEUという括りであっても国による慣習の違いを理解するのは難しい。
8月17日
この朝の時点でChamonixに1泊してLuzernに3泊することを決断し、残りの旅程が決まった。Chamonixの宿を抑えてからLyonの市内観光に出かける。市内を見渡す丘の上へ。休足日のつもりだったのになぜ観光でも丘を上るはめになるのだろう。そしてローマ円形劇場の遺跡の階段が足に堪える。旧市街で何となく覗いたそのあとミニチュア博物館を観覧。映画で使用された小道具など興 味深い展示が多い。そして目的のオペラ座へ向かう。どうしても見たかったものである。古い建物が鉄とガラスを付加したリノベーションで見事によみがえった現代建築の傑作である。もちろん中に入るべきなのでこの日行われていたジャズコンサートを聴きに行けなかったことは惜しいが、またLyonには来るしかないだろう。
Lyonは旧市街が世界遺産にも登録されている美しい街であるがスイスと比べ日本人も少ない。
リヨン全景。赤い屋根と白い壁の街
リヨン旧市街
ミニチュア博物館。展示内容もなかなかおもしろい
Lyonのオペラ座。巨匠Jean Nouvelの傑作
Lyonを出てChamonixへ向かう。前日の教訓から20時半過ぎに着く列車を予定していたが途中の列車に遅延があり乗継げず結局シャモニーに到着したのは1 時間遅れの21時半。ホテルに向かう途中にUTMBのメイン会場となる広場があった。22時前にホテルにチェックインしてホテル下のピザ屋で夕食。またまたラストオーダーギリギリだったようだが何とか食いはぐれずに済んだ。宿泊したHotel Alpinaは60€とスイスに比べるとかなり割安ながら、廊下がありバスとトイレが別についている贅沢な部屋だった。
8月18日
朝起きるとホテルのフロントに言われた通り、目 の前にはモンブランの大きな姿が見える。朝食前にゆっくりとChamonixの町を散歩。スポーツショップにはクライミングやトレランのスタイルがショーウインドウに展示されている。宿泊していたHotel Alpina下のモールにあるスポーツショップRavanelでキリアンザックAdvanced Skin 12Lがあるのが目につく。UTMBのゴールゲートも設営済みで1週間後のお祭りへと向けた準備が着々と進んでいる。モンブランを眺めることができるホテルの最上階のレストランで優雅な朝食ビュッフェ14€を食べてからチェックアウト。この日はロープウェイでBreventまで行き、ダウンヒルトレランで戻ることにした。いつの日かUTMBで訪れることを見据えつつ、コースの楽しみをそのときまでとっておくため、あえてUTMBのコースには行かない。Breventまでは往復が25ユーロなのに片道19ユーロ、まあ富士山5合目行きバスもそういう感じで片道が極端に損になる料金設定だから仕方あるまい。Breventに着いたのが11時過ぎで13時40分の列車に乗るので2時間でホテルまで戻らないといけない。あまり飛ばすとダメージが残るので時間を意識しつつもゆっくり走って戻る。ホテルに到着したのが13時20分、そして急いでキリアンザック 12Lを買って荷物をまとめて駅へ。何とか間に合った。そしてmountainman ultraの行われる決戦の地、Luzernへと向かう。
シャモニーの空を飛ぶのは気持ち良さそう
手前はPlanprazの丘、その下にChamonixの町
モンブランから町へと向かって流れ出す氷河
Luzern到着が19時、十分明るい時間に到着できた。しかし、ホテルにチェックインして休憩した後に夕食を食べに出ようとすると、、、ドアに叩きつける雨の音、まさかと思ったが外はゲリラ豪雨が襲来。ホテルはルツェルン湖沿いの気持ちいいロケーションであるが、暴風が吹き付け土砂降りの雨、雷がなっている。湖畔に並ぶレストランのテラス席は大急ぎで片付け客を中に避難させているがグラスが吹っ飛ばされて地面に落ちて散乱しているなどかなりの混乱模様。結局宿泊先のホテルの下のイングリッシュパブに逃げ込みビールとフィッシュバーガーで腹ごしらえ。ヨーロッパでゲリラ豪雨にあったことに驚きつつもレースでこうならないことを祈るしかないと思いながら部屋に戻る。
ルツェルン湖畔のレストランは大急ぎで店じまい
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