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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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欧州トレイルレース2戦目、mountainman ultra 80kmに参加した。結果は60km関門に20分ほど間に合わず、途中では完走行けるかもと思っていただけに残念な結果である。優勝が9時間強のタイムに大して制限時間が15時間なので時間設定としてはかなり厳しいレースではある。というのもライトが必要装備ではないため暗くなる前に終わらせる必要があるからである。このレースは何としても完走を目指そうと思い、カメラを携帯せずに出たので残念ながら写真は一枚もない。ZermattやChamonixとはまた違った趣の非常に美しい景色だったので記録として残せていないのは残念であるが。。。

タイムオーバーが確定し、同じくギブアップした人からHow do you feel?と聞かれて答えたのはDisappointed.である。この台詞、GWのアメリカのレースでもタイムアウトを告げられた直後に言っている。本当に自分のパフォーマンスについてそう思っただけであるが、My result is not good, but I'm excited with beatuiful scenery on this trail race course.なんて答えたいものである。笑ってゴールに帰ること、関門時間ばかり意識しているとカリカリしてその余裕をもつのが難しい。それでも気もち良くレースを終えたいものである。

朝5時の列車でスタート地点Trbuseeの麓のEngelbergへ向かう。このレースでは長袖の上下が必須装備となっているが、他は割と自由なので装備はSalomon advanced skin 5lで、ハイドレーションを使わずボトルを携帯した。5〜10キロおきにエイドがあるので比較的何も持たなくていい。累積高低が5000mもあるのでストックを携帯して上りに備える。Engelbergからゴンドラにてスタートへ向かうのだが、これがくせ者で延々と乗り続けること15分以上。何しろゴンドラに乗る前にトイレに行っただけでスタート時間をゴンドラの中で迎えることになる。もう一人、ゴンドラ内に車にナンバー カードを忘れた、と嘆いている人と一緒にスタートが遅くなるといいねなんて話しながら、到着はまだかまだかと思いながら乗る。結局、上の駅に着く直前にラ ンナーが並んでるのが見えたのでスタートをちょっと遅らせているようだ。と思いきや、ゴンドラ下りる時に丁度号砲が鳴ったようで皆スタートしていた。スタート済みのランナーを追うのは三浦半島縦断トレイル以来のこと、最初は上りなので渋滞すれば追いつくさとマイペースに追いかける。

最初に数百m上るがその先はガレたテクニカルな下り。ここぞとばかりに10人くらいまずは抜き去る。中盤以降の集団が見えている状態で進んで行く。しかし、15km~20kmあたりでちょっと離される。そして20kmをちょっと過ぎてから32kmまでは長い下り。ただ、緩い下りがずっと続く上、ガレているのであまり飛ばさず着実に下りる。前に追いつけると思っていたがペースが遅いようで一向に追いつかない。下りの終わりの方で韓国人とおぼしき女性(実は 英国在住の日本人だったのだが)が猛烈な勢いで抜いて行った。少し追いかけようと思いつつも後半への脚の温存を考えて我慢、するとその女性はそのままの勢いでミスコース。その時点で50m以上離されていたので指摘することはできなかったが、コースの標識を見てあの人絶対ミスコースだよな、と思いつつ正しい方向に進む。第一関門エイド直前で後ろからまた怖い顔で追い抜いてきた。しかし見るからにミスコースで体力消耗しているようだったが。32.3kmのエイドに5時45分で到着。温存しているとはいえSierre Zinalよりちょっと早い程度のペースである。

ここからが難所、1000mの上りである。途中、美しい湖と湖畔の町が見える。レース中は気付かなかったがこの湖はブリエンツ湖でさらにちょっと先にはインターラーケンの町という所だったのである。南向きの斜面なので日差しが容赦なく叩き付け、どんどん体力が奪われる。Sierre Zinalと比較して急登というほどではないが、ダラダラと上りが続いて行く。1000mの巨大な岩山が上る前から見えていたのであれ上るのマジ??という感じだったが、ただひたすら歩くしかない。上ってる最中にはバテてたランナーがいたが、スタッフが駆けつけていた。この区間の5~6kmに2時間半ほどかかった。

45km地点、これまでのエイドでは水とスポーツドリンクとスープだったのにコーラが出る。これによってかなり回復。緩やかなアップダウンの林道が続くので走れるようになる。何人かパスしながら進む。このペースなら完走も十分行けそうだ。しかし、、、コースが牧場の中に入るとそこは牛糞のニオイがする湿地帯で延々と木道が続いている。木道の上は歩いて渡る。そして木道のない部分は足を今にも取られそうなグチャグチャのトレイルでペースが上がらない。さらに、牧場の牛がトレイルを遮るように構えており避けながら進む。まさかインド以外の国で牛を避けることがあるなんて思ってなかった。ハイキングコースの標識には関門の町まで3時間45分という標識があり、2時間半くらいは時間があったので余裕で間に合うと思っていたのだが。関門の1つ手前のエイドから200メートル位の上りを上りきって下り始めたあたりでタイムアップ。牧場エリアを出ると延々とロードの下りが続いている。関門にどのくらい間に合わなかったのか計る上でも走ろうと思ったが、結局途中からはギブアップのスイス人と会話しながら歩いて下りる。彼は初めてのトレイルレースだったらしいが、友人はイタリアで9月上旬に行われる1種間、330キロの長大なレースのトルデジアンに参加するようだ。

60km関門の閉鎖は18時で18時半。途中からロードを歩いたこともあるが、歩いてない場合で20分くらいの遅れだろうか。この次の75km関門が19時半までで、15kmを1時間半で行く必要があるので60km関門をぎりぎりで通過した所で次に間に合ったとは思えないが。。。この関門で10人くら いがアウト、収容バスに同席したのはいずれも男性ばかりである。結局150人くらいで完走は100人程度である。

コースの高低図だけの情報ではサーフェイスまでは分からないので牧場という思わぬくせ者が待ち受けていたのは想定外だった。また、初めてレースで使うストックも効果的に使えていない所があり、UTMBのようなストックを必ず使うようなレースを見据えると適切な使用法を身につけておく必要がある。

結局タイムオーバーのためUTMB行きの半切符は手に入らず。それでもすばらしい景色、充実したエイドを楽しむことが出来た。後半に走れたのは意外な収穫である。関門に遅れたのは中盤でゆっくりし過ぎからである。特に15〜20キロで前を行く大集団に離されたことと、1000mの上りでもたもたしていたのが原因だろう。来月の信越五岳は走り続けないといけないレースである。60キロ、80キロと完走できていないのに出場レースの距離が伸びていっているが、今回の欧州遠征で学んだことを生かして110キロ、ゴールまで辿り着きたい。

タイムオーバーで収容されたことで明るいうちにホテルに戻ってきたので反省の缶ビールを飲みながら、疲れからかそのまま眠ってしまう。
20110821-R0014378.jpg
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