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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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50mileこそが自分の考える理想のトレイルの距離なのかもしれない。今回のスイス遠征で50mileレースに出て感じた。なぜかというと、早朝スタートであればトップ選手でなくても明るいうちにレースを終えることが可能なギリギリの距離だからである。以前は自分の実力でも明るいうちにレースを終えられるであろう40〜50キロがいいと思っていたが、それでは志が低すぎる。実際、今回出場したmontainman 80kmは最後の5kmでLuzernの街の裏にたたずむPilatus Kulmに登るわけであるが、ライトが必須装備でないためラストを目前に比較的厳しい関門が設定され、明るいうちにゴールできない者はタイムアウトとなる。


今回の遠征ではあこがれのUTMBの舞台のシャモニーにも訪れ、試走嫌いを自認する自分としては本番のコースとは関係ないブレバンからモンブラン の山々を眺めた。美しい山々、レースに沸き立つ街、最高の舞台である。そして100mile、46時間の長い旅。現在の世界のトレイルレースで最大の祭典 であるUTMBへのあこがれは今でも変わらないし今年出場する仲間達のいい結果を切に期待している。しかし、2晩をまたぐこのレースが理想的であるとは思 わない。完走ギリギリの人間にとってはあまりにも時間がナイトランの時間が長過ぎる。

ナイトトレイルには昼と違った良さがある。おんたけ ウルトラトレイルなど、夜中スタートのレースでは満天の星空を眺めて、夜が明けてくるのはすばらしいという声がある。また、信越五岳では暗闇を進んで最後 に明るく照らされたゴールが感動的ということである。しかし、長時間のナイトランに対してはその後の休憩まで含め体力を大きく消耗するほどの価値を感じな い。

今回、完走できなかったことでUTMBポイントを稼ぐには信越を完走した上でこれまた50mileの氷ノ山に完走する必要がある。 UTMBのレジストレーションまでに他の海外レースに出るのは不可能だろう。いずれにしても来年UTMBへ行くというのは非常に厳しい状況である。もし来 年、UTMBに行けないなら50マイルのレースにいくつか出てみたい。White RiverやCopper Canyonなど、アメリカを中心に非常に魅力的な50mileのレースがいくつも開催されている。mountainmanにリベンジするのもいい。次回 はカメラを持って美しい風景を記録しながら。

まずは1ヶ月後に迫った信越五岳の目標として明るいうちに85キロ地点、戸隠奥社に辿り着くこと。そもそも完走できなければ何のお話にもならないが。。。
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