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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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いよいよ初のロード100キロである野辺山まで2週間を切った。しかし、気持ちが乗って来ない。やる気というようりも、練習時間を確保するためのマネジメントがなっていないのが主因かもしれないが、かすみがうらで低調なタイムを出した後も、トレイルに行っても気持ちに身体がついてこないような状態であった。今の状態では完走すら危うい感じがしており、わざわざDNFのために野辺山の地まで行くのが気が引けてくる。もう当日まで日数もそう残っていないが、不安によってどんどん弱気になってくる。タイムなどどうでもいいので、とにかく完走、それだけが目標である。

一方で、昨年、信越五岳を走ったときはロングレース3連続DNFという危機感から手遅れと分かりつつも、猛練習を行った事である程度の自信はあった。特に、レース2週前にロゲとナイトランで55km走ってまだまだ走れると思ったときにそれが確信へと変わった。レース前は当日が楽しみでしょうがなかった。肝心のレースでは集中力の欠如で補給を終盤怠ってバテるというミスを犯したが、それ以外は想定通りのパフォーマンスを発揮する事ができた。

もちろん、野辺山は今年のメインレースではない、というところが昨年の信越五岳とのモチベーションの違いである。野辺山や奥武蔵をLeadvilleに出るための踏み台としてしか思っていなかったが、その踏み台にすらつまずきそうなのが現状である。フルマラソンのように制限時間が潤沢にある中で自分の設定したタイムと勝負するのとは違って、常に関門に尻を叩かれる展開になるだろう。今からやって当日までに実を結ぶことは少ないだろうが、不安を自信に変えるには、走るしかない。
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UTMFの参加リストが発表された。海外のトップ選手はそう何人も来日するわけではないが、それでも並んでいる名前は国内外とも豪華な顔ぶれである。

海外勢の中でも特に有力な選手は以下の6人だろうか。いずれも100マイルレースの経験豊富な実力者である。日本のトレイルは走れるアメリカとも、固いヨーロッパとも違っているために、地元有利ということを差し引いても彼らが優勝争いの主体となってくることは間違いないだろう。とはいえ、米国勢はUTMBで毎回苦戦しているように、UTMFの後半の天子山地で撃沈する可能性もある。

Scott Jurek(米) WS100を7連覇の伝説のランナー、しかしUTMBでは毎回撃沈
Sebastian Chaigneau(仏) 2009UTMBでの鏑木さんとのデッドヒートが有名な実力者
Julien Chorier(仏) 激走モンブランでは鏑木さんの噛ませ犬的扱いになっていたが最も過酷な100マイルともいえるHard Rock100にて記録を大幅に更新して優勝
Mike Wolfe(米) 昨年のWS100でキリアンとデッドヒート、50マイルのスピードは圧巻。
Duncan Callahan(米) Leadville100を連覇中の選手。
Hal Koerner(米) 2009WS100優勝者。100マイル13時間台のタイムを持つ。

迎え撃つ有力な日本勢は以下の6名。100マイルレースの経験となると、この中では石川さんが抜きん出ているが、国内では最強の相馬選手とUTMBでも結果を出しているヤマケンさんやWS100で好タイムの奥宮さんも実力的には申し分ない。菊嶋選手や望月選手も当然上位には絡んでくるだろう。

石川弘樹 言わずと知れたトレイルランニングの第一人者にして100マイルの経験では日本人断トツ
相馬剛  国内では最強のランナー、海外勢に対して100マイルの舞台でどれだけ勝負できるか
山本健一 UTMBで2連続トップ10入り爽やか笑顔のランナー
菊嶋啓  ビッグレースでも入賞常連、スピードが100マイルのレースでどこまで続くか
望月将吾 TJARを記録保持者、昨年は300キロ超のトルデジアンを13位で完走
奥宮俊佑 昨年のWS100では13位、100マイル初挑戦ながら好タイムも昨年は層が厚かった

■その他注目
Barefoot Ted McDonald 裸足の伝道者。彼の足に注目

レースの展開を予想をすると序盤〜中盤はスピードのあるアメリカ勢がリードする。しかし、天子山地で山に強いJulienやSebastianが出てくる。本栖湖〜ゴールの間ではスピードのある選手がまた有利となる。これらを踏まえて優勝はJulien、2位Sebastian、3位Wolfe、4位相馬、5位石川、6位Koernerといったところだろうか。いずれにしても100マイルの経験値から海外勢が引っ張る展開になるのは間違いないだろう。もちろんここに挙げた以外にも有力選手は多数おり、どういう結果になるかはまさに当日のお楽しみである。
先日の風邪は1週間ほどかけて回復したがまた風邪気味の体調に悩まされる週末。朝目が覚めるとまたノドが痛い。ちょうど土曜日ということもあり医者に行くかが悩みどころだが、少し疲れていただけと今回も医者には行かなかった。昼過ぎにアートスポーツ本店に行き新製品など物色。

信越五岳に投入し、そのときにいきなりくたびれてしまったMontrail Fairhavenをここまで履いてきたが、そろそろ限界なので次のシューズを探している。Montrailには2度失敗した過去があるが、次のシューズとしてはBadwaterを検討している。しかし、Badwaterはサイズが品切れとなっており試す事ができない。代わりにBajadaを試してみたが、足へのフィット感がイマイチ。また、先日ハセツネのときに買ったIcebugと用途も重なるしこれはパス。ここ最近トレランシューズの軽量化が著しいが、一方で超ロングの過激なレースが増えつつあることを考えるとそれでいいものか。軽量のシューズは、上位を狙う人を除いては40km前後のレースまでが対象だと思う。軽量化されたことで、シューズの耐久性についても気になる。ロングトレイルや日常のファンラン&トレーニングに使えるシューズは安定感があり、作りがしっかりしたものの方が結局長く使えると思う。

その帰りに偶然にもかねてから興味のあったスマホが安くなっているのを発見し、即機種変更。月々のパケット代上限が1000円高くなることが抑止力となっていたが、ついに陥落してしまった。これで使い続けてきたNokiaとはお別れ。ボタン操作の携帯に慣れた指にはタッチパネル操作がぎこちなく一向に慣れない。それでも、思ったより液晶がはるかにきれいで早速入れた動画には満足。しかし使い慣れるまでには時間がかかりそうだ。

そして日曜日は本格的に調子が悪くなり走るどころではなくなる。今シーズンは風邪にやられることが多い。走らないから体力が落ちて風邪になる。風邪になるから走れない。この悪いサイクルから抜け出すべく早く暖かくなってほしいものだ。
先週末は2日連続のロゲで50キロ以上走り、さらに火曜日も帰宅ランをしてそこそこ走った。少しずつではあるが春のレースに向けてエンジンが入り始めていた。しかし週半ばから調子が悪くなり、今週末は天気に恵まれていたにも関わらずトレーニングはお休み。土曜日はカメラの見本市CP+に出かけたが、空気の悪いコンベンション会場のせいか日曜はより体調が悪化。インフルエンザではないと思うが、これでこの1年で4回目となる扁桃腺の炎症。最近忙しかった事もあり抵抗力が落ちているのか。

土曜日はカメラを見るために行ったCP+の会場の三脚メーカーのブースで石川直樹さんのトークがあり、ヒマラヤや南太平洋、ブータンの話を聞く事ができ、思いもかけない収穫であった。ちょうどブータンから日本に帰って来たところだったらしい。映像や写真によって語られる彼の旅の話は多いに刺激的である。エベレストに登る際にも特別なこともせず、現地でコンディションを整えるという話は驚きだった。写真家としての彼の主要な機材は中判フィルムカメラであるが、三脚が必ず必要となるため、何気ない瞬間を撮るにはコンデジを使っているという話も興味深い。特に、「幻の山」と題した雲海に浮かぶエベレストの影はコンデジによって撮影したそうだ。先週のロゲでこのところ愛用してきたRICOHのGR Digital2を落として壊してしまったが、一刻も早く次のコンデジを手に入れなければならないと感じた。

日曜日は本日開通の東京ゲートブリッジにさっと行ってさっと戻り、また気分が悪くなって来たので家でくたばりながらWestern States 100MileのドキュメンタリーフィルムのUNBREAKABLEを見返す。壮大なアメリカのトレイルの風景、トップ選手の力強い走りと合間に挿入される日頃の生活の様子は何度見ても胸が熱くなる。

さて、早く体調を治さないと。。。
2012の予定と目標について整理する。
まずは出場予定レースについて

○1/22 千羽海崖コースタルトレイル
○3/11 さいたまシティハーフマラソン
○4/1 青梅高水トレイルラン
○4/15 かすみがうらマラソン
○5/20 野辺山ウルトラマラソン
○8/19 Leadville 100mile
*10/28 OSJ氷ノ山50mile
*11/11 神流マウンテンラン
*11月末 つくばマラソン

○エントリー済
*詳細情報待ち

8月のLeadvilleまではすべてエントリー済みである。昨年無念のDNFでこれまでにリタイアした(海外ロングレースでTOVはあったが)唯一のレースである6月の奥久慈、山頂コースへの挑戦権を手に入れた7月の富士登山競走と他にも出たいレースはあるが、これらを含め6月〜9月のレースはLT100を除いて都合によりノーエントリーとする。完走したものの不満の残るレース展開となった信越五岳へのリベンジも今年は行わない。10月以降のレースは詳細待ちであるが、他に面白そうなレースがあれば随時検討をする。

その中で2012年の大きなテーマは、以下の2つである。
1.フルマラソン3時間20分以内
2.100マイルトレイルの完走

基本的には4月のかすみがうらまでがロード重点期間、8月のLT100までがウルトラ重点期間となる。また、10月以降はトレイルお楽しみ期間とする。1.についてはランニングをやっている以上、それなりの結果を残すべきと考えたときに現実的な目標としてはサブ3.5にもう一声の3時間20分とする。2.についてはLT100の完走であり、とにかくバックルを持ち帰るべく努力する。野辺山ウルトラもこれに向けたトレーニングの一環のつもりである。

この他、個人的なトレイルに関する目標として、以下2つの山にはぜひ行きたい。
1.奥秩父縦走(清里〜奥多摩)
2.南アルプス(甲斐駒、鳳凰三山)
1.については甲武信ヶ岳が特に行きたいと思っていた山である。2.についてもどちらも行きたい山であるが機会が作れなかった。特に、昨年は行こうと思った週末に限って天気が崩れる事が多かったが、準備もろくにしていないためすぐにあきらめていた。今年は天気によらずパッキングまでは行うなど、行きたいという気持ちは形にしたいところである。

信越完走以後、気が抜けてトレーニングも惰性かつ無計画に行っていたためかすっかり最近は遅くなってしまった感がある。今年は初心に帰り、毎日少しずつでも朝ランを行うなど、まずは走る量を確保することから行う。
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