トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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NHKのBS hiでやってたタラウマラ族の番組を見た。Born to Runに登場するタラウマラ族の二人のランナーを始めとした本に出てくる人や、メインシーンの一つとして描かれていた銅峡谷ウルトラマラソンの今年のレース(ほんの3週間前!)の映像があったり大変面白い内容だった。
番組中で彼らの身体能力について調査していたが興味深い結果だった。それは、彼らの持久力はすばらしいが瞬発力が全然ないということ。長距離ランナーとして優れた能力を持ちながら、垂直跳びは40cm程度しか跳べない。ちなみに日本人の男性の平均は52cm程度。その一方で10km走った後の乳酸値の上昇はほとんどない。日本人スタッフは7〜8倍になったのに対して彼らは2〜3倍程度にしかなっていない。もちろん、彼らはタラウマラのエリートランナーなのだから日本人もそれなりの陸上選手と比較すべきという話はあるが、いずれにしてもこの結果から彼らの走りは乳酸を生成しない効率の良い走りであるということは分かる。
裸足ランのセミナーに出た翌日だったのでタラウマラ族の走り方についてやっていたのもタイムリーだった。彼らはワラッチと呼ばれる草鞋を履いて走る。名前もそのままで語源が何なのか興味深いところではある。ほぼ裸足同然なので当然のことながら彼らの走りはフォアフットランニングである。石川弘樹さんが何かの雑誌の記事だったかにタラウマラ族の脚の肉付きが皆一緒であることを書いていたが、確かに彼らの脚は引き締まっていていかにも走れそうな脚である。ただし、マラソンのアフリカ勢のように本当に無駄なところがない感じというのはまた違った肉付きである。裸足で走る生活があのような肉付きにさせるのか。
番組中で映されるメキシコの風景も非常に魅力的である。これまでメキシコシティから北は中央高原のサカテカスまでしか行った事がなかったが、銅峡谷方面にも行きたくなる。ただし、Born to Runの本にも書かれている通り、銅峡谷のある北部地方は麻薬組織の勢力が強く治安が悪い地域なので単独行で気ままに野山を歩けるような場所ではない。特に、エルパソと接しているシウダーファレスは治安が悪い事で有名で相当数の死者が毎月出るとか。個人的に行くとしたらチワワ太平洋鉄道沿いの観光ルートが主体となるだろう。治安の悪い所に行く場合は観光ルートを外さない事が鉄則。
番組の前後でパワースポーツの滝川さんのtwitterアカウントを発見したら、クラブハウスは永遠に不滅ですという何とも彼らしい、そして非常に頼もしい言葉が返ってきた。さすが、イベントが開催される限りはちょくちょくと顔を出したい。
番組中で彼らの身体能力について調査していたが興味深い結果だった。それは、彼らの持久力はすばらしいが瞬発力が全然ないということ。長距離ランナーとして優れた能力を持ちながら、垂直跳びは40cm程度しか跳べない。ちなみに日本人の男性の平均は52cm程度。その一方で10km走った後の乳酸値の上昇はほとんどない。日本人スタッフは7〜8倍になったのに対して彼らは2〜3倍程度にしかなっていない。もちろん、彼らはタラウマラのエリートランナーなのだから日本人もそれなりの陸上選手と比較すべきという話はあるが、いずれにしてもこの結果から彼らの走りは乳酸を生成しない効率の良い走りであるということは分かる。
裸足ランのセミナーに出た翌日だったのでタラウマラ族の走り方についてやっていたのもタイムリーだった。彼らはワラッチと呼ばれる草鞋を履いて走る。名前もそのままで語源が何なのか興味深いところではある。ほぼ裸足同然なので当然のことながら彼らの走りはフォアフットランニングである。石川弘樹さんが何かの雑誌の記事だったかにタラウマラ族の脚の肉付きが皆一緒であることを書いていたが、確かに彼らの脚は引き締まっていていかにも走れそうな脚である。ただし、マラソンのアフリカ勢のように本当に無駄なところがない感じというのはまた違った肉付きである。裸足で走る生活があのような肉付きにさせるのか。
番組中で映されるメキシコの風景も非常に魅力的である。これまでメキシコシティから北は中央高原のサカテカスまでしか行った事がなかったが、銅峡谷方面にも行きたくなる。ただし、Born to Runの本にも書かれている通り、銅峡谷のある北部地方は麻薬組織の勢力が強く治安が悪い地域なので単独行で気ままに野山を歩けるような場所ではない。特に、エルパソと接しているシウダーファレスは治安が悪い事で有名で相当数の死者が毎月出るとか。個人的に行くとしたらチワワ太平洋鉄道沿いの観光ルートが主体となるだろう。治安の悪い所に行く場合は観光ルートを外さない事が鉄則。
番組の前後でパワースポーツの滝川さんのtwitterアカウントを発見したら、クラブハウスは永遠に不滅ですという何とも彼らしい、そして非常に頼もしい言葉が返ってきた。さすが、イベントが開催される限りはちょくちょくと顔を出したい。
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