トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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今年最後のレース、東山36峰マウンテンマラソンの当日。前夜に飲み過ぎたせいか、6時に一瞬目が覚めるも次に時計を見たら無情にも8時。レーススタートは10時。やばい、遅刻する。と思いつつ腹が減っては戦は出来ぬということで朝食バイキングへ。そして戻ってからレースの準備をして出たらホテル出発が9時15分、レース会場到着は何と9時50分を回っていた。大急ぎでナンバーカードを受け取り、荷物を預け、靴ひもを結んだら10時でスタートの合図が。スタートに出遅れた三浦縦断の二の舞とまではならなかったが、今年のトレイルレースはスタートに余裕がないレースで始まり終わるということとなった。
1000人くらいの人数が一斉スタートなのでスタート地点へと向かう選手の列が一向に絶えないが、割り込むわけにも行かないので吹っ切れて最後尾でいいか、とほぼ最後尾付近から列に加わりスタート。すぐに携帯を取り出してつぶやいたり、デジカメで写真を撮ってと、最後尾をたしかなものにする。スタートに遅刻した人以外では断トツの最下位である。歩いていたら宝ケ池を2周回目の人達に凄い勢いで抜かれる。さすがに歩いていても邪魔だしと思い走り始める。宝ケ池2周が終わると踏切や歩道橋を渡る。1000人以上が参加するレースの序盤でそういう渋滞要因となる要素があるのも驚きだが、コース設定上は仕方ないのだろう。であればウェーブスタートなど方法はあると思うのだが。住宅街を通り抜けトレイルの上りに入ると渋滞して止まる。真面目にタイムを狙うならここまで突っ込む必要がある。
上りのピークに達すると渋滞は解消するが、何しろ最後尾スタートのため遅い隊列に巻き込まれる。シングルトラックのため1人や2人ではなく5人以上の集団となると抜きどころもなかなかない。そしてうかつにも遅いペースで足元を見ていなかったせいか足首を捻って転倒。かなり激しくやったような気はしたが何気なく起きてレース続行。たまたま沢があったので足首まで突っ込んだらだいぶ痛みも収まった気がする。トレイルから出ると京都朝鮮高校がありここが第一エイドである。ここからは大文字山への上り。途中の火床からは京都市内が一望できる。
前日南禅寺の裏から登ったトレイルを一瞬だけ通り日向大神宮へ。ここが第2エイド。ここからロードを下ると蹴上の水力発電所の横へと出る。ここからはロードをひたすら上り、清水寺の裏山を通って国道1号線の下をくぐってから山を下りると第3エイドの泉涌寺。後は稲荷山を上り下りでゴールの伏見稲荷である。終始ゆったりペースだったが、残り3キロの表示を見たあたりからエンジンを点火してゴールの伏見稲荷まで駆け抜ける。千本鳥居のすぐ横がゴールである。30キロに4時間半ほどかけてゴール。以前から感じているロードの走力不足が露呈したレースだった。ランニングシューズで参加しているにも関わらずロードの走行速度が遅い。特に、この日はトレイルでは先行するランナー集団を狭いために抜かせず・ロードでスピード不足で抜けずというパターンだった。レース終了後はJRで京都駅に戻り、京都タワーの地下で風呂に入る。
トレイルと住宅街を繰り返すこのコースは三浦半島縦断トレイルレースと非常に似ている。同じ古都の裏山を舞台にしているからであろうか。今年は紅葉が遅めだった事もあり、ほぼ落葉しているとはいえ何箇所かではきれいな紅葉を見る事ができた。京都観光と合わせて楽しむ事ができる楽しいレースである。慌ただしい2日間となってしまったことは何とも名残惜しい。
踏切を渡り住宅街を抜けてトレイルへ
トレイルに入ると大渋滞
大文字山への上り
京都市内、東山の山並みを一望
途中の今熊野神社では見事な紅葉が
ゴールは千本鳥居の横
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