トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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日本初の100マイルレース、Ultra Trail Mt.Fuji のエントリーが度重なる延期を経て2月5日に開始され、その日を待ちわびたトレイルランナーたちの申込が殺到してわずか1時間とかからず締め切られた。まさに狂乱状態。平日金曜スタートで長丁場の疲労を考えると月曜も休むべき日程、比較的厳しい参加資格、いまだ公表されていないコース、曖昧で掴めない全体像、なおさら不明な詳細、そして何よりも100マイルという距離といった状況にも関わらず1000人近い人数が我先へとアクセスした。自分も資格は現段階では持っていないが、エントリーを何とかした上で事務局と交渉すればレース前までに満たせばOKになるだろうという気持ちでいた(実際そういう人も何人もいるようだ)。
見切り発車でクリック合戦の中エントリーするのは憚られたし、エントリーがそこまですぐに埋まることはないだろうと思っていたので開始直後の混乱が落ち着いてからエントリーするつもりでいた。ところが結果は何もしないうちに終了。空振りでも見逃しでもなく、バッターボックスに立たずに終わった。しかも事務局から大会までに資格要件を満たせばOKという公式見解が出されたようだ。であるなら最初からエントリーすればよかったという悔いがないといえばうそになる。しかし、この大会に対するモチベーションがあまりなかったのだからエントリーできなくてよかったのかもしれない。日本で100マイルをやるから、それも第1回目だから、そして休暇が取れそうだから出てみるか。その程度のことがエントリーを考えたきっかけである。100マイルに挑む者の心構えはまったくもって持ってなかった。だからそういう点では未練はないし、他のことに時間に有効活用できると安心してすらいる。
それにしてもこれほどまでのエントリー殺到は諸々の状況を考えると異常としかいいようがないが、やはり2度にわたるエントリー開始の延期が大いに効いているのであろう。当初の12月24日に行われていればこんなに早く埋まることはなかったのではないかと思う。先送り先送りになる発表と小出しにしか出てこない情報に参加希望者のフラストレーションが溜まった結果、堰を切ったようにエントリーが殺到した。全コースを完走する自信がある人が参加資格要件なのにコースが分からないし、ハーフのSTYに至っては会場へのアクセス方法の詳細がまったくもって不明である。まるで分からないことだらけだが、よくこれだけエントリーできると感心する。
知り合いの大多数で参加希望者は全員参加OKのようなので応援・観戦には行くつもりだが、次の一文だけは見過ごせない。
レース登録していない人の併走やエイドステーションなど規定されている場所以外の立ち入りは禁止されている。(ペーサーは不可とする)
主語がわかりづらくて意味不明だが、これはレース出走者以外がコースに入ってはいけないということか。だとしたら大変な暴挙である。コースはレース専用で他の人は入るなと。序盤はたしかに参加者が溢れているが、後半までに3~4割りくらいのリタイアがあってもおかしくない上(STYではそんなに出ないと思うが)、最大20時間以上の差がつくのでコース上の参加者はかなりまばらになるはずである。そして終盤の樹海・御坂山塊方面はコースの中でも比較的ハイカーが多いエリアである。そんな場所でレース関係者以外立ち入り禁止にするということが到底現実的とは思えないが、そういうことを意味しているのだとしたら大変残念なことである。またトレイルランニングの評判が落ちる原因になってしまう。
いずれにせよ、犀はもう投げられた。傍から見ていて不安要素が一杯だが、1人でも多く生還してくることをお祈りします。なお、UTMFとは対極の10kmという距離の短さにこだわることでトレランの裾野を広げようとしているたかやしろトレイルランニングレースが気になる今日この頃。
見切り発車でクリック合戦の中エントリーするのは憚られたし、エントリーがそこまですぐに埋まることはないだろうと思っていたので開始直後の混乱が落ち着いてからエントリーするつもりでいた。ところが結果は何もしないうちに終了。空振りでも見逃しでもなく、バッターボックスに立たずに終わった。しかも事務局から大会までに資格要件を満たせばOKという公式見解が出されたようだ。であるなら最初からエントリーすればよかったという悔いがないといえばうそになる。しかし、この大会に対するモチベーションがあまりなかったのだからエントリーできなくてよかったのかもしれない。日本で100マイルをやるから、それも第1回目だから、そして休暇が取れそうだから出てみるか。その程度のことがエントリーを考えたきっかけである。100マイルに挑む者の心構えはまったくもって持ってなかった。だからそういう点では未練はないし、他のことに時間に有効活用できると安心してすらいる。
それにしてもこれほどまでのエントリー殺到は諸々の状況を考えると異常としかいいようがないが、やはり2度にわたるエントリー開始の延期が大いに効いているのであろう。当初の12月24日に行われていればこんなに早く埋まることはなかったのではないかと思う。先送り先送りになる発表と小出しにしか出てこない情報に参加希望者のフラストレーションが溜まった結果、堰を切ったようにエントリーが殺到した。全コースを完走する自信がある人が参加資格要件なのにコースが分からないし、ハーフのSTYに至っては会場へのアクセス方法の詳細がまったくもって不明である。まるで分からないことだらけだが、よくこれだけエントリーできると感心する。
知り合いの大多数で参加希望者は全員参加OKのようなので応援・観戦には行くつもりだが、次の一文だけは見過ごせない。
レース登録していない人の併走やエイドステーションなど規定されている場所以外の立ち入りは禁止されている。(ペーサーは不可とする)
主語がわかりづらくて意味不明だが、これはレース出走者以外がコースに入ってはいけないということか。だとしたら大変な暴挙である。コースはレース専用で他の人は入るなと。序盤はたしかに参加者が溢れているが、後半までに3~4割りくらいのリタイアがあってもおかしくない上(STYではそんなに出ないと思うが)、最大20時間以上の差がつくのでコース上の参加者はかなりまばらになるはずである。そして終盤の樹海・御坂山塊方面はコースの中でも比較的ハイカーが多いエリアである。そんな場所でレース関係者以外立ち入り禁止にするということが到底現実的とは思えないが、そういうことを意味しているのだとしたら大変残念なことである。またトレイルランニングの評判が落ちる原因になってしまう。
いずれにせよ、犀はもう投げられた。傍から見ていて不安要素が一杯だが、1人でも多く生還してくることをお祈りします。なお、UTMFとは対極の10kmという距離の短さにこだわることでトレランの裾野を広げようとしているたかやしろトレイルランニングレースが気になる今日この頃。
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