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10月29日、29歳の誕生日に富士山に登頂し、ご来光を拝んで来た。日付と年齢が一致する誕生日は一生でただ一度である。誕生日の過ごし方としてはあまりにもクレイジーである。しかも富士山よりも登りたい山は南アルプスや奥秩父などいくつでもある。しかしながら、このたった一度のチャンスに予報では完璧な天候条件となりそうという状況であるし、日本一高い山に登ることに意味がある。本来ならばこの時期の富士山頂は積雪のため大変危険であるが、今年は何度か積もった雪がその後の温暖な天候で解けていたため、幸運にも登ることができた。しかも雲一つない快晴の晴天。これほどまでにすばらしい条件に恵まれた事は感謝するより他にない。

これが3度目の登頂であるが、頂上でのご来光は初めてである。頂上でのご来光を狙って昨年須走口からアタックした際は出遅れが響いて7合目で日が昇るという状態であった。また、今年は8月に登頂をチャレンジした際に悪天候でリタイアを余儀なくされていたのでそのリベンジにもなった。富士山は行く度に違う表情を見せるため、新鮮な発見がある。今回は、下界が紅葉で色づいている時期だったので、頂上からの眺めも格別だった。

なお、この時期の登山道は登山シーズン終了から2ヶ月が経っているのと先日の台風の影響からか溶岩の軽石で埋め尽くされていた。特に下山道の急勾配が本来であれば砂礫をざくざくと足を埋めながら下りるところが、ゴルフボール大の軽石のため大変滑りやすい状況である。落石も全般的に多く、メンテナンスがなされている時期とは違うという事を認識させられた。当然のことながら頂上は寒い事は寒かったが想定の範囲内、雪がない分猛烈な寒さではなかった。防風と保温の素材のウェアを重ね着することで何とかなり、ダウンジャケットは持っていただけで使わなかった。

惜しむらくはご来光に満足してすぐに下山した事。9合目の手前辺りから水平線が赤く染まり、青と赤のコントラストが美しかったが、ご来光に間に合わないとまずいと思い高山病で重くなった体で精一杯の早さで頂上に登る。登頂後5分〜10分ほどでご来光となる。最大の目的であるご来光を見た事で、お鉢巡りをせずに下りてしまったが、雲一つない絶好の晴天だったのでお鉢一周しないまでも南アルプス方面を眺めておくべきだったか。とはいえもう富士山もこれで3回目なのでお腹いっぱい気味、後は富士登山競走で登れればいいか思うが、現在のレベルでは到底完走できるとは思えないのでしっかりとトレーニングする必要がある。

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須走口五合目の星空と夜景

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ご来光を待つ山々と湖

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ご来光。箱根の山の先の海から。

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下山道の先には雲に覆われた河口湖

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山中湖へと一気に下る須走口の砂走り
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