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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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スノートレイルランに行ってきた。行き先は2ヶ月ほど前にレースが行われた武田の杜。この連休は房総トレイルめぐりの予定だったが、あいにくの天候が都内だけでなく房総にも予想されていたため、予定が白紙で連休を迎えていた。昨日スノーランし損ねたこともあり、いっそのことどこかの山に行ってしまおうという気になった。その中でも甲府の武田の杜が市街地の裏山で民家も近いのでベストではと思い、甲府行きを決断した。
静寂につつまれた雪山で、未踏の新雪に自分の足跡を踏みしめながら行うスノートレイルランは非常に楽しい。しかしまず始めに強調しておきたいがが、条件がうまく適合したときしかできないものであり、常にできるわけではない。しかも装備もそれなりに防寒対策など必須となる。雪山で遭難した場合、当然深刻な事態になりかねないため、装備は多くても充分すぎるということはないだろう。

スノートレイルランができる条件とは、
・積雪の直後であること
→積雪後に晴天の日を挟んでいると日当たりの良い場所は必ずアイスバーンになり危険
・当日の降雪がないこと
→降雪が続いていると自分の踏み跡が消えてミスコース時に引き返すことができなくなる
そういった点で降雪直後で曇天の甲府はこの条件にぴったりとマッチしていた。

スノートレイルランに必要・便利な装備
・ニット帽(冬のトレランに必須)
・スキー・スノボー・冬山用グローブ(水濡れに強いこと)
・サバイバルシート(長時間のトレランには必須)
・防寒着(ダウンジャケット、フリース等)
・防水ジャケット(ゴアテックスがベター)
・ライト(迷って下山が遅れたときに)
・フェイスマスク(顔が冷えないように)
・吸汗発熱ソックス(靴下が濡れても冷えない)
・ゴアテックスのシューズ(靴の濡れ対策、あれば履くべき)
・地図とコンパス(雪の場合、特に遭難対策に気を使うべき)
昨日の教訓を踏まえ、スキー用グローブ、防風保温タイツ、防風パンツ、フェイスマスク代わりのバフ、ゴアテックスジャケット、ウインドストッパーベストとフル装備をした。積雪がかなりあるとはいえ、気温はそれほど寒くなかったのでスキンズのロングスリーブにTシャツ、ベストという構成で結局ずっといたので使う機会はなかったが、フリースもダウンもザックには入れていたし、念のためサバイバルシート、ホッカイロ、ライトも携帯していた。

駅からスタート地点まで軽くジョグし、レースで使用されたコースを第一関門まで走ってそのままジョグで戻って来るというコースだった。積雪が多く、ミスコースをしたり、正しいコースでも不安になって地図とにらめっこということがしばしばあってレースの第一関門(3時間半)の鳥獣センターに到着したのが5時間半くらい経ってから。結局その先に進もうとするも、第一関門から先はエスケープルートがなく元の道を戻らないといけないので帰りの時間を勘案して下山を決断。駅に戻ったのが16時半過ぎで風呂・ほうとうを済ませて帰りの電車に乗ったのが19時。暗くなる直前に街中へと下山することも可能ではあったが、道迷いと天候悪化へのリスクから早めの下山を決断したのが結局帰りの交通にもちょうどよい結果となった。

恐らくこの冬、最初にして唯一のスノートレイルランだろう。なかなか条件が揃わないので実施するのが難しいためそう何度もできることはないと思う。
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