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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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UTMFのコースプロファイルが先日公表されているので、
以前投稿した記事との答え合わせをしておく。(左:公式、右:妄想)
[赤字にて関門時刻も追記2012/4/7]

http://hhstar.edoblog.net/Entry/250/

Sec.1 河口湖〜山中湖 38km(13+18+7)−35km 
Sec.2 山中湖〜須走  16km−15km 累計54km−50km 12h-13h30min
Sec.3 須走〜御殿場口 8km−12km 累計62km−62km 14h-16h50min
Sec.4 御殿場口〜こどもの国 15km(6+9)−18km 累計77km−80km 20h-21h50min
Sec.5 こどもの国〜西富士中 25/28km(UTMF/STY)−30km 累計102km−110km 30h-25h10min
Sec.6-7  西富士中〜本栖湖 27km−35km 累計129km−145km 41h-35h45min
Sec.8 本栖湖〜河口湖 27km(13+14)−25km 累計156km−170km

Sec.4のこどもの国までの予想はまあまあ、というかかなりピタリでびっくりした。
トータルでは14kmほどのずれであるが、全く不明なので多めに拾ったSec.4と
難所のSec.6-7の誤差が大きかったか。

関門ベースで予想したペース(休憩含め登山地図の2/3の時間)より早く進む必要があることがわかった。特に御殿場口とこどもの国の関門が割とキビシい思われる。

UTMFはSec3までの60kmで4回山を越えるが、それまでにどれだけ脚を温存できるかが後半、
そして全体の鍵となるだろう。また、Sec.6-7がやはりなんといっても肝である。
ここをどういった時間に通過するか、そして疲労度が完走の命運を分けると言っても過言ではない。
この部分、実行委員会によると積雪で試走ご遠慮という状況のようだ。
結局山と高原地図の点線ルートで行われるようなので、かなりキビシい道だろう。

コースプロフィールから距離と高低差で判断して要所の通過時間を整理すれば、
後は関門時間が分かればコース上の要所を通過すべきタイムは事前に判断される。

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明日は青梅高水トレイルランのショート15kの部に出場する。この大会は冬場を経てトレランシーズンの開幕戦としての位置づけの濃い大会である。さらに、高低差が少ないため初トレイルレースという人も多く、女性比率が非常に高いのも特徴である。参加料金がリーズナブルな割に参加賞も毎年趣向を凝らしており、魅力の一つである。これで3回目。30kの部で貰える高水山常福院の鈴には大変興味はあるが、かすみがうらに向けた足がかりとしては15kの方が適していると思い、今年も15kの部にした。昨年も、結果として延期となったが奥久慈の仕上げとしての位置づけだった。

今回はコースが例年と変わって林道の上りが少なくなってトレイルの部分が多くなったため、過去の2回とタイムで単純な比較をすることはできないが、おそらく距離は短くなっていると思われるのでタイム的には過去2回と変わらないと思う。このところ年度末の業務の集中でろくすっぽトレーニングできずにいたので撃沈しそうな気配が濃厚となっているが、今回のテーマは歩かない事、距離が短いのでなるべく走り通したい。
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1週間サイクルで回復→体調悪化を繰り返すしぶとい風邪に悩まされた週末、日曜日にかねてより行きたいと思っていた富士宮のアウトドアショップ、ATC Storeに行って来た。元々は花の季節ということで南房総に行く事も考えていたが寝坊、さらに咳き込むと止まらないという厄介な状況だったので外出を中止にしようかと思った。しかし、天気のいい日にいつまでもグダグダしていてはいけないと思い、昼過ぎに家を出て西へ。

富士宮という土地は東名で110キロほどの場所であるが、絶妙に行きにくい距離の場所である。御殿場や箱根、山中湖までは気軽に行けるのに100キロの壁でもあるのだろうか。高速の渋滞とはあまり関係ないエリアなので所要時間が大きく変わるわけでもないが。ATC_Storeは西富士道路の終点を下りて一つ目の交差点を過ぎてすぐのかなり狭い道にあるため、知らないと少々分かりづらい。

アウトドアショップ/スポーツショップが充実している東京近辺からすると決して品揃えがいいわけでもないが、トレラングッズを扱う店が少ない地方にとってはこういうお店の存在は大きい。トレラン雑誌も本屋には置いてないそうなので、貴重な販売店のようだ。たまたまその前日に存在を知ったLOKSAKのジップロックが売ってたので何枚か購入。店内には相馬選手の信越やハセツネの賞状・トロフィー等の戦利品が飾られている。西富士方面に出かける際には一度立ち寄るといいと思う。

ATC_Storeを出たのが16時過ぎ、愛鷹山に行こうと思ったが進路を変更して田貫湖へ。UTMF/STYの中盤にして最大のハイライトの天子山地の麓の湖である。既に17時近かったがここから長者が岳まで一気に上り下りしようかと思い、登山道に入る。途中まで石段が続いており、その先には神社があった。その裏手から尾根を急登するところで道が不明確になっている。もはや道がどこにあるか判別不可能であるし、100メートルほど離れた斜面で何か動物がガサガサする音がしたりしている。夕暮れ時で暗くなると下山は難しくなると思い、登頂は断念。なお、後から地図を見ても田貫湖〜長者が岳の区間はイマイチ分かりづらい。下山と同時に真っ暗になる。一応ライトは多数持っていたが、道が不明瞭の下りでは間違える可能性大なので明るいうちに下りれてよかった。

帰りは沼津で魚を食べてから帰宅。ちょうど0時前だったので富士登山競走とキタタンに向けて多数の人が構えていた時間である。冗談のつもりでランネットを操作していたら接続したときには5合目コースは締切。富士山に行ったという不思議な縁もあるのでこのまま山頂コースに申し込もうとかなり考えたが、やはりスケジュールの調整が難しそうなので止める事にした。それにしても特定のレースに対するこのトレラン人気はどうにかならないのだろうか。

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春分の日、前日の帰りが遅かったので朝はゆっくり。天気がよかったので思い立って房総トレイルへと出かける。今年に入ってから、武甲山、千羽海崖、鏑木ナイトトレイルに次いでまだ4回目のトレイル行き。

アクアラインで房総半島に渡り、房総のマッターホルンこと伊予ヶ岳へ。麓から山頂手前までは整備されたハイキングコースでそこからはロープ場の急登を上る。3点確保をしっかり行えばロープは使う必要ない程度の斜面だが、久々に見る岩場の登りが楽しい。350mにも満たないが、頂上からは富山をはじめ、房総の山々や里が一望できる。

伊予ヶ岳を下りると今度は富山へ。この区間は里の中を進むロード。菜の花や梅、スイセンなど色とりどりの花が至る所で咲いており、陽気とあいまって気持ちいいランニング。富山は双耳峰となっており、その分岐点まではロードの登りである。北峰には展望台があり、東京湾方面の眺めがよい。皇太子ご夫妻が過去に訪問された事もあるようだ。南峰は神社て鉄塔があるが、展望は良くない。富山を下っていくと、山道の脇にシュールな山門がある。ここが里見八剣伝に登場する伏姫籠穴である。ここに限らず、作中に登場する場所がこの周辺には点在しているようだ。

伏姫籠穴の裏から尾根へと上り、縦走して下ると道の駅富楽里の近くに出る。この区間はまだ寒い時期にも関わらず、薮が茂りつつあり、さらに階段が崩壊していたりと人があまり踏んでいないせいかトレイルは荒れ気味。また、高低差5メートル程度ながら比較的アップダウンは急である。道の駅富楽里に戻り、10キロ強、3時間のトレラン終了。写真を撮りまくっていたのでかなりゆるいトレランであった。

岩井駅か道の駅富楽里を拠点とするとこの区間のトレランは容易に行うことができる。房総トレイルはマイナーだが、都内から容易にアクセスできるトレイルの中でも特にトレラン向きのコースが多いと思う。奥多摩や丹沢は急で山も深いが、房総は里とも密接につながっている。標高が低いとはいえ、崖が急だったりと走り堪えはそれなりにある。今後も開拓の余地は大である。

なお、久々にザックを担いで走った訳であるが、最近はウエストベルトを使ったりと荷物を最小限で走る事が多かったので、やはり荷物を背負っただけでかなり走りのフィーリングが変わる事を実感。石川弘樹さんが荷物を装備した状態で長時間の行動を練習すべきと仰っていたが、まさにその通りだと思う。久々のトレイル行きはそういった発見もあったが何よりもいい天気で気持ちよかった。やっぱりトレイルランは面白い。

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前々記事で書いたコースと参考タイムを修正する。なぜならば、あろうことか本家サイトの概念図が非常にさりげなく変更されていたからである。元々の図では毛無山手前まではコースを示す線が稜線上にあったが、そこから本栖湖までの間は明らかに稜線を外れて中腹に線が引かれているので東海自然歩道を行くものと判断していた。さらに、序盤に山を越える度にエイドを配しているコースから行けば、山岳縦走をエイドなしで30キロも連続で行うのは信じ難い。コース設計コンセプトに一貫性が感じられないからである。しかしながら、Twitterで流れる情報は毛無山を通るルートが優勢。概念図を見る限りはそうはなっていないが、他に確固たる情報元があったのか。

いずれにせよ、最初に出た概念図から判断する限りは毛無山のピークを避けるコースで間違いないと思っていたが、いつのまにか公式サイトの概念図が本栖湖まで稜線上を通る線に変更されていた。おそらく、しっかりと把握していないと気付かないさりげなさである。コースに一貫性がないのは複数の人が手分けしてコースを設定したからであり、この部分の担当が村越教授であろうことを考えるとこういう設定になってしまうのも妙に納得できる。公式に出ている図が変わった以上、その部分の修正をしておくべきなので、以下にその部分と関連するSECTION6〜7の変更版を掲載する。


■SECTION6 西富士中〜麓山の家毛無山 25km 640分→430分 32h20min 23:20PM
西富士中〜180分〜天子ヶ岳〜350分〜地蔵峠〜110分〜毛無山山頂
中盤のハイライト、天子ヶ岳〜地蔵峠の縦走路が目玉。この区間で2回目の夕日、それも南アルプスに沈む夕日を見るのも悪くなかろう。

■SECTION7 毛無山〜竜ヶ岳〜本栖湖 10km 320 分→205分 35h45min 2:45AM
毛無山〜160分〜端足峠〜160分〜本栖湖スポーツセンター
途中の高デッキからは南アルプスの展望がすばらしいらしい。ここに書いている参考タイムより7時間くらい短縮していればきっとすばらしい夕景色が眺められるのか。さらに、夕日に染まる富士の眺めもいいだろう。端足峠からは竜ヶ岳ピークを通って一気に本栖湖に下るものと思われる。しかし、通過時間にもよるが、天子山地のノーエイド30kmの縦走はかなりキツいだろう。

偶然にも地蔵峠から山麓の東海自然歩道廻りで行くのとコースタイムはほぼ同じである。もちろんこちらの方が距離が短いだろうが、その分厳しい山岳区間である。参考タイムは以前のままとしておく。この天子山地は本栖湖あたりを拠点にすれば麓をバスで移動して任意の地点から稜線を目指すことが可能なので比較的試走の計画は立てやすいだろう。
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