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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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高尾駅〜南高尾山稜を経由して生藤山まで行って来た。連休後半は大雨が続いたりでなかなか山に行けずにいたが、ようやくすっきりと晴れた一日であった。他にもすべきことが多々あり、山に行ってる時間もあまり取れないのでロングでかつアクセスが良いということで高尾発のロングコースで練習しようと思った。このコースをレース仕様の装備でどのくらい走れるかがポイントである。本来なら雲取〜奥秩父など、もっとハードでがっつりした所に行きたいのだが、アクセスに相当時間がかかるし今のコンディションではまだ厳しいだろう。

この日も富士箱根トレイル行きに続いてまたも4時半に起きることができず、家を出たのが8時過ぎ、想定より2時間半遅れての出発となった。高尾駅には9時半過ぎに到着、京王線で向かったのだが、JRで来て高尾山に向かう乗り換え客で高尾駅が溢れていた。駅構内のトイレも一つ手前の駅であるにも関わらず長蛇の列をなしている。仕方ないので改札を出てトイレを探すが見当たらない。朝食は家で済ませていたが、長丁場の前の腹ごしらえということでモスバーガーに入ってトイレを使う。
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南高尾のビュースポットからの津久井湖の眺め

準備ができたところでまずは南高尾山稜に入る。途中、高尾山口の横を通ったときにケーブルカーは50分待ちというアナウンスが聞こえてくる。電車でも感じた事ではあるが、連休ということもあり高尾山は相当な人手のようだ。南高尾は地元の人のハイキングはあるものの、人が少ないというイメージだったがこちらも結構ハイカーとすれ違う。そしてアップダウンも小刻みながそれなりにある。大垂水峠から小仏城山までの上りはなかなかキツい上りだが、ここまでで累積高低が1000mを超えている。やはり高尾山から城山まで素直に来る場合よりもコースもかなりトレーニングになるようだ。しかし、ペースが低調で暑いせいもあり水分の消費はなかなかの勢いである。
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城山なめこ汁とラムネ

城山で名物なめこ汁を食してからは陣馬へ向かって定番コースを進む。ここは南高尾と比べて段違いにハイカーが多い。日影で水はけの悪い所は多数の人に踏まれてひどいことになっている。また、高尾→陣馬では上りで問題とはならなかったが、下りとなると滑りそうな箇所が多数ある。トレイルランナーもハイカーとハイカーがすれ違う所をスピードも落とさず平然と通過していく。下りで飛ばしたい気持ちは分かるが、ハイカーが多数いる山で、上りが優先という常識はないのだろうか。あまりにも人が多かったこともあり城山〜陣馬で気持ちよく走れるような場所はほとんどなかった。陣馬山頂ではかき氷を食べながら休憩。このコースは水場こそないものの、有料のエイドステーションが充実しているのがいいところである。陣馬山はトレランを始めてから1週間で3回来たが、その後の2年半でまだ2回目である。城山や景信山までは何度か来ていたが、なぜだか陣馬に来ていなかった。
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陣馬山頂上でかき氷

陣馬からは和田峠に下りて生藤山へ。今度はこれまでの賑わいが嘘のように人の気配がなくなる。生藤山の山頂はそれなりに景色がいいのだろうと期待していたが、残念ながら木で覆われていてつまらない山頂である。途中で見えた夕暮れのグラデーションの空の中に浮かんだ富士山の影が美しい。既に山桜も終わってたようで期待はずれだったが佐野川峠を経由して鎌沢集落に下りる。ここから藤野までが7kmとダラダラしたロード。里に下りた所で山稜から出てきたスーパームーンの月の大きさが印象的だった。せっかくならスーパームーンを山頂で見ようなんてことも思ったが、ダラダラと甲州街道を走って相模湖駅で終了。大垂水峠まで行って高尾山上り返しは時間的にちと厳しい。
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下りの途中で見えた富士山

低調なパフォーマンスの中、走行距離は40キロ程度だろうか。レース仕様の装備で行ったにしてはあまりにも準備ができていないことが浮き彫りとなった。山に行く以前にまずは近所で走る練習をしっかりしないといけないと反省。このコースは南高尾や北高尾、生藤山、藤野近辺のトレイルを組み合わせる事でロングトレイルも可能になるので今後もトレーニングには活用する。
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生藤山頂、ベンチだけで特に展望はなし

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佐野川峠付近の山桜の並木。辛うじて咲いていた

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茶畑の里の夜空に浮かぶスーパームーン
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図らずもOSJ富士箱根トレイルツーリングから湯本で一泊することになり、その後どうするかを考えたが、そのまま帰ってしまってはせっかく箱根まで来たのが勿体ないので箱根峠〜十国峠経由で湯河原に抜ける事にした。昨年のクリスマスの石川さんのイベントに参加したときに十国峠の見晴らしがすばらしかった。

まずは箱根湯本駅で同宿した2人と別れ、元箱根までバスで移動。湖の向こうには富士山もきれいに見える。急に暑くなったので湖畔が非常に気持ち良く、泳ぎたくなる。ここからは杉並木と石畳の旧街道が箱根の関所の方に向かって続いている。箱根恩寵公園をぶらりとしたり、箱根の関所を眺めたり、とだらだらとしながら箱根峠へ向かう。このあたりで箱根峠越えマラニックの参加者や、UTMFに向けてトレーニングしていると思われるトレイルランナーとすれ違う。箱根峠はスタートと思っていたところであるが、ここに来るまでにかなりの時間が経過。

ここからは十国峠までロードが主体で8キロほど。全般的にもやがかかっているような状況で駿河湾方面もすっきりという眺めではなかったが、スケールの大きい景色が広がっている。途中、函南の原生林に寄り道をしてブナとアカガシを見に行く。ブナは7年ほど前に失われており、観察用の広場だけが残っていた。森の中は日当りがよく、風が通らないのでサウナ状態となっており、ロードの方が風が通る分涼しい。

ロードの脇の稜線は走ったら気持ち良さそうだが、立ち入り禁止の札が随所に立っているのでむやみに立ち入るわけにも行かない。途中から鉄塔のメンテトレイルへの道を見つける。この近辺のトレイルは2メートル前後の微妙に背より高い笹で覆われており、ピークからの展望はいいが、途中の枝分かれがどちらに行けばいいのか判断がつきにくく、随所でロードへと下りる道がある。そして十国峠目前で、トレイルが下り方向へと向きを変える。イヤな予感はしたが、やはりその先には鉄塔があるだけで十国峠へとつながっている雰囲気は皆無である。そのまま道が進むと湯河原の町の方に下りる道につながると思われ、かなり下ってしまったがまた上り直す。非常に狭くなった境界線標のトレイルを進めば十国峠まで行けるように思えるが、笹を短く刈ったトレイルは歩けたものではなく、すぐに行き止まり。ハイキング用のトレイルではないから仕方ないか。ここでトレイルでの十国峠行きをあきらめロードへと下りる。すぐに十国峠ケーブルの麓レストハウスに到着。ここから、十国峠頂上への道は見当たらない。ロードを進んで回り込むしか峠の上には行けないようだ。

ロードの上り道にバテながら十国峠に到着したが、予想されていた通り、富士山はもちろん他の方角も眺めがイマイチ。十国峠の石碑の裏まで笹のトレイルが本来は続いていたようだが、峠側から見ても笹薮に埋もれてしまっている。まだ4月だというのに日射しがキツく、水分もかなり消費していたが、ここで食べるソフトクリームで少々生き返る。

十国峠からは東光寺へと進み、分岐で湯河原方面に下りると日金山ハイキングコースとなり、湯河原の町へと通じるロードに出る。せっかくなので湯河原方面への分岐を通り過ぎて、熱海の街を眺める展望スポットまで寄り道する。湯河原へと下る沢沿いのトレイルは緑豊かで涼しく、非常に気持ちいい。かなり疲労していたこともあり、早く風呂に入りたい一心で下りを飛ばしたらあろうことか日帰り入浴施設こごめの湯を通り過ぎてしまった。携帯で地図を確認しながら温泉の場所を確認して道を上り返す。画面の大きいスマートホンではこういうときに便利だ。こごめの湯は1000円の入浴料とロッカー使用料100円が必要なのでやや高めか。

湯河原駅前で担々焼そばの幟が多数あるにも関わらず、食べる飲食店が見当たらないため、帰りのバスから見えたパン屋でカツサンドを買い、さらにキヨスクでビールを買う。早川〜根府川の暮れゆく海を眺めながらビールで締める。暑くて低調な2日間であったが、箱根トレイルの楽しさを堪能することができた。
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OSJのGW企画、富士箱根トレイルツーリングに参加。一昨年に夏休み企画として開催されたときにも参加したが、そのときは金時山で打ち切り。参加しなかった昨年は無事に箱根湯本まで辿り着いたようである。御殿場駅に7時40分集合に間に合うためには5時の電車に乗る必要があり、4時過ぎには起きる必要があったが、目が覚めたのがまさかの7時40分、外が明らかに5時前とは違う明るさでしばし動揺した。すぐにOSJスタッフに連絡を取り、集合時間に行けない旨を伝える。現実的に合流可能なのは駿河小山駅付近と思われたので家を出て駿河小山へと向かう。12時に着いたが、さすがに3時間で来れるとは思えないので逆走することにする。トレイルの入り口付近にOSJスタッフの車が止まっており、衣類を預けてトレイルの逆走を開始。30分以内に出会うだろうと考えていたが、進めど進めど集団がやってくる気配無し。4キロほど行ったところの分岐で、駿河小山へと下る林道があり、もしや本隊はこちらを下りたのではという疑念が沸く。そこで引き返してロードに戻るとスタッフからの着信があり、大回りして時間がかかっていて、これから下りてくるとのこと。駅近くのセブンイレブンに戻り、到着を待っていると、ほどなくして皆さんが現れる。ようやく合流。

朝から走っている皆さんは通行止めを迂回していたらかなり時間がかかってしまった上に、暑さのせいもあり、既に疲れ気味の人もちらほら。既に走行距離も35キロくらいになっていたようだ。結局ここで6人がリタイア。よほどつらかったのか、別れる際の笑顔が清々しい。

ここからは長い距離をものともしない猛者たちが残った感があり、テンポよく進む。足柄峠までは延々とロードの上りが続き、最後の部分だけ直登となる。直登のある山に全然行ってなかったせいか、足が止まる。今年は道志村のような、コースがとにかく辛いレースに出る予定はないが、さすがにもう少し足を動かせる練習をするべきと感じた。足柄峠を出たのが17時過ぎ、金時山の直登はやはりキツかった。金時山に到着が18時くらい。またも頂上はガスの中で展望なし。バスの時間もあるのでさっと下山して仙石バス停に向かう。今回は猛者ばかり残っていたこともあり、実に早く全員下まで下りたと思う。最初から参加した人達は50キロ強の走行距離となっていたようだ。OSJツアーでは毎度のことだが、なぜかバスの時刻ちょうどの下山となり3分ほどでバスがやってくる。

箱根湯本に移動し、弥次喜多の湯で温泉に入る。そして駅近くの居酒屋で4人でアフター。ここで宿泊を決めている2人からのオファーを受けて、湯本に一泊する事にした。それにしても、暑さのせいか水の消費量が割と激しい一日であった。今年に入ってからトレイルで水不足を感じる事は皆無だったが、やはり暑くなると水をどの程度もつか、そして給水のタイミングが重要となることを実感した。
UTMFの参加リストが発表された。海外のトップ選手はそう何人も来日するわけではないが、それでも並んでいる名前は国内外とも豪華な顔ぶれである。

海外勢の中でも特に有力な選手は以下の6人だろうか。いずれも100マイルレースの経験豊富な実力者である。日本のトレイルは走れるアメリカとも、固いヨーロッパとも違っているために、地元有利ということを差し引いても彼らが優勝争いの主体となってくることは間違いないだろう。とはいえ、米国勢はUTMBで毎回苦戦しているように、UTMFの後半の天子山地で撃沈する可能性もある。

Scott Jurek(米) WS100を7連覇の伝説のランナー、しかしUTMBでは毎回撃沈
Sebastian Chaigneau(仏) 2009UTMBでの鏑木さんとのデッドヒートが有名な実力者
Julien Chorier(仏) 激走モンブランでは鏑木さんの噛ませ犬的扱いになっていたが最も過酷な100マイルともいえるHard Rock100にて記録を大幅に更新して優勝
Mike Wolfe(米) 昨年のWS100でキリアンとデッドヒート、50マイルのスピードは圧巻。
Duncan Callahan(米) Leadville100を連覇中の選手。
Hal Koerner(米) 2009WS100優勝者。100マイル13時間台のタイムを持つ。

迎え撃つ有力な日本勢は以下の6名。100マイルレースの経験となると、この中では石川さんが抜きん出ているが、国内では最強の相馬選手とUTMBでも結果を出しているヤマケンさんやWS100で好タイムの奥宮さんも実力的には申し分ない。菊嶋選手や望月選手も当然上位には絡んでくるだろう。

石川弘樹 言わずと知れたトレイルランニングの第一人者にして100マイルの経験では日本人断トツ
相馬剛  国内では最強のランナー、海外勢に対して100マイルの舞台でどれだけ勝負できるか
山本健一 UTMBで2連続トップ10入り爽やか笑顔のランナー
菊嶋啓  ビッグレースでも入賞常連、スピードが100マイルのレースでどこまで続くか
望月将吾 TJARを記録保持者、昨年は300キロ超のトルデジアンを13位で完走
奥宮俊佑 昨年のWS100では13位、100マイル初挑戦ながら好タイムも昨年は層が厚かった

■その他注目
Barefoot Ted McDonald 裸足の伝道者。彼の足に注目

レースの展開を予想をすると序盤〜中盤はスピードのあるアメリカ勢がリードする。しかし、天子山地で山に強いJulienやSebastianが出てくる。本栖湖〜ゴールの間ではスピードのある選手がまた有利となる。これらを踏まえて優勝はJulien、2位Sebastian、3位Wolfe、4位相馬、5位石川、6位Koernerといったところだろうか。いずれにしても100マイルの経験値から海外勢が引っ張る展開になるのは間違いないだろう。もちろんここに挙げた以外にも有力選手は多数おり、どういう結果になるかはまさに当日のお楽しみである。
さりげなく申し込んでいた心折れ部T ver.3が届いた。心折れ部はトレラン界でも勢力を急拡大中のチームで、インパクトのある黄色いTシャツがレース会場でもよく目立っている。このTシャツも今回がVer.3、心折れ部の存在を強く主張しているかのようなver.2と比べて、普通のTシャツとして考えても純粋に素晴らしいデザインだと思う。今回は5色展開だったが、心折れ部といったら黄色というイメージがあるのでTシャツの色として決して好みではないが黄色をオーダーする事にした。

詳しくは文系ランナーさんのブログに書かれているが、シャツに書かれた主要なメッセージは以下の二つ。
BRAVE TO ENJOY 楽しむ勇気を
ALONE TOGETHER 一人で、だけど一緒に
前者は鏑木さんのキャッチフレーズでもあり、どんなに大変な事でも楽しむのは勇気であるという事を意味している。後者は個人競技のランニングがそれぞれは一人で走っていながら、レースという同じ場を共有しているような様子を意味しているのだろうか。どちらも非常に強いマニフェストである。

刺激的な色かと思っていたが、思ったよりもずっとマイルドな黄色である。同じ黄色でも偶然着用していた湘南国際マラソンの参加賞Tシャツと比べてレモン色に近い。これだと色々なところで着用できそうである。早速着用して近所を走る事に。駒沢公園を通り抜け246を走って渋谷へ。アートスポーツで野辺山に向けたシューズや、他にも適当に買い物をして帰りはバスで帰る予定だったが結局何もこれといったものが見当たらず買い物はしなかった。しかし、店内に居合わせたニューハレの芥田氏から非常にためになるテーピングの貼り方を教えてもらったのが収穫だったか。結局帰りも走って帰る。もうGWだというのに肌寒い一日だったせいか、駒沢公園なども走ってる人がいつもより少なかったように思う。かすみがうらでブレーカーが落ちてしまった感すらあるが、次は野辺山に向けてそろそろ動き始めないといけない。

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