トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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雨の予報が外れ東京は大雪。雨ではつまらないということで、もう少し雪のある所へ出かけようと思いながら起床時には激しい雨音がしていたため、早々に出る気が失せて二度寝。いつの間にか外に雪が降っていてとなりの家を見ても屋根に積もり始めようとしている。これは見るからにかなり積もりそうということで、電車に乗って出かけると帰れなくなる恐れがあるので遠出も無理と判断。昼過ぎに適度に積もった所で近所に出かける事にした。東京で積雪があるのは年に数回の上に、休日に重なるのはほとんどないため、スノーギアのチェックには千載一遇のチャンスである。
先日の屋久島行きの反省を踏まえ、雪の中に走るのにどの程度の装備が必要か、という確認のつもりだったが、結果は教訓だらけ。撥水性だけあればいいだろうとウインドストッパーアクティブシェルを選択したのが大失敗で、どんどん水が染み込んできて体が濡れる。しかも悪い事にインナーなしでTシャツのみなので寒くて当然である。多摩川沿いまで出た所で風が強く、前もろくに見えないし、顔が冷たくて走るどころではない。風が強い日にはスキーと同じでフェイスマスクも必要である。ジャケットの下で濡れた体は風でどんどん冷えて身の危険を感じたのでほとんど距離は進んでいないがさっさと引き返す事にした。
スキーグローブも水が入ってくるし、トレイルシューズで水たまりを踏むと足も冷える。積雪の屋久島で無事に下山できたのは風が強かったものの雪が降っていなかったからということを実感。もし悪天候に見舞われていたらどこかの小屋に避難が必須で宿に戻ることもできない羽目になっていただろう。なお、以前武田の杜のコースに行ったときにはもっとしっかりとした装備をしていたし、天気もガスっていただけで降雪はなかった。今日体が冷えた原因は湿り雪がジャケットについて融けてどんどん水が染みたことである。保温系のインナーを着用していればここまで寒さを感じる事もなかっただろう。スノースパイクは今日はうまく着用できていたのか外れるようなこともなく、川沿いの土手でも滑らなかった。
家に帰る途中、車が何台もスタックして動けなくなっていて、中には路上に放置されていたものもあった。救急車のサイレンも一日中鳴り響いている。東京で雪が積もると雪に対する備えが皆無のためそれだけで一大事である。トラブルを起こした車は積もると思わずに出かけた結果だろうと思うが、これは山でも同じことが言える。登ってる途中で降り始めて、下山するときには積もってルートを見失ったりというような場合である。そういったものも含め、来週末に行く予定のスノートレイルランに向けていい勉強になった。
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