トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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東京マラソンの受付のついでにMMA(Mountain Martial Arts)の展示会に行って来た。MMAはトレイルランカルチャー普及のために心折れ部の発起人エディさんとTシャツ製作請負人(本人はこんなレッテルを貼られるのを嫌がってるかもしれないが)ひつじさんの2名が中心となって行っているアクティビティである。彼らはトレラン経験が浅いながら、わずか1年余りでトレラン好きの集まりとして発足しただけのはずの心折れ部という存在を大きく広め、さらに色々なチームへとTシャツを供給することで、トレイルレースシーンにチームTシャツを着た集団をいくつも見るきっかけを作ったという功績もある。
正直、この短期間でそんなに大したものが準備できるとは思っていなかったし、展示会の招待を受けた知り合いの社交辞令としてTシャツ一枚申し込めばいいかくらいの気持ちでいた。しかし、会場に並ぶ多数のアイテムを見てそれが大きな間違いであることを気付かされる。大変失礼いたしました。On/Offをコンセプトにカジュアルからレースまで、目的別に作られていて、しかもデザインのクオリティが高い。アウトドアメーカーのつくる製品は機能性を最大限に優先しているためか、デザインについて考えられているとは思えない製品が多い。というか考えていないメーカーが多い。MMAのコンセプトである、一般ランナーとしての視点から自分が着たいものをつくる、ということが形になっているため、メーカーよりもある意味ではユーザーのニーズに合うものが出てくる。
メーカーと比べて彼らは価格競争力でも劣るはずだが、今回の展示会で展示されていたものに関しては決して割高な感じはしない。MMAという選択肢が加わった事は大きな意味をもつ。今後、どこまで製品が展開されて行くのか分からないが、割高感のある商品を平然と売りつけて殿様商売をしてきたメーカーが本気を出すような影響を与えて欲しいところだ。なお、知り合いがやっているからということで、手放しで褒めている訳ではなく、ロゴが複数あったりとコンセプトの一貫性に疑問を感じる部分もある。とはいえ、そんなものは今後の展開次第でどうとでもなるので是非とも軌道に乗って欲しいところだ。
結局この展示会では、腐るほど持っているTシャツではなく、山行きの前後に着ていけるパーカーとランニング用のパンツを発注。いつ届くか楽しみでならない。
正直、この短期間でそんなに大したものが準備できるとは思っていなかったし、展示会の招待を受けた知り合いの社交辞令としてTシャツ一枚申し込めばいいかくらいの気持ちでいた。しかし、会場に並ぶ多数のアイテムを見てそれが大きな間違いであることを気付かされる。大変失礼いたしました。On/Offをコンセプトにカジュアルからレースまで、目的別に作られていて、しかもデザインのクオリティが高い。アウトドアメーカーのつくる製品は機能性を最大限に優先しているためか、デザインについて考えられているとは思えない製品が多い。というか考えていないメーカーが多い。MMAのコンセプトである、一般ランナーとしての視点から自分が着たいものをつくる、ということが形になっているため、メーカーよりもある意味ではユーザーのニーズに合うものが出てくる。
メーカーと比べて彼らは価格競争力でも劣るはずだが、今回の展示会で展示されていたものに関しては決して割高な感じはしない。MMAという選択肢が加わった事は大きな意味をもつ。今後、どこまで製品が展開されて行くのか分からないが、割高感のある商品を平然と売りつけて殿様商売をしてきたメーカーが本気を出すような影響を与えて欲しいところだ。なお、知り合いがやっているからということで、手放しで褒めている訳ではなく、ロゴが複数あったりとコンセプトの一貫性に疑問を感じる部分もある。とはいえ、そんなものは今後の展開次第でどうとでもなるので是非とも軌道に乗って欲しいところだ。
結局この展示会では、腐るほど持っているTシャツではなく、山行きの前後に着ていけるパーカーとランニング用のパンツを発注。いつ届くか楽しみでならない。
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色々と悩む所はあったが、先ほど平尾台をエントリー。ここで今年の参加予定レースを整理しておく。小田原フォトロゲはカウントから外したとしても既に11もある。しかも飛行機での移動となるものが5つ。財政的にかなり厳しいので実際にはもう少し絞る事になるだろうか。レースだけで週末が埋まる事は全くもって不健全である。ここに挙げた中で過去に出たことのあるレースは野辺山とLeadvilleと神流と、決して同じレースばかりではない。基本的に、エントリーしたレースが仕事の都合等で行けなくなる事は仕方ないが、他のイベントと重なったとかというような理由でDNSするのは主催者にも申し込めなかった人にも大変失礼なので有り得ない。
レースを吟味するようにと思いながらも結局は平均すると月1ペース。もう少しバランスを考えるべきか。
1/13 フロストバイトロードレース(済)
2/24 東京マラソン
3/2 小江戸大江戸フットレース
3/10 伊豆トレイルジャーニー
3/17 小田原フォトロゲイニング
4/21 平尾台トレイルレース
5/12 Transvulcania
5/19 野辺山ウルトラマラソン
7/14 大雪山ウルトラトレイル*
8/17 Leadville Trail 100
10/20 OSJ氷ノ山*
11/10 神流マウンテンラン&ウォーク*
*は未エントリー
レースを吟味するようにと思いながらも結局は平均すると月1ペース。もう少しバランスを考えるべきか。
1/13 フロストバイトロードレース(済)
2/24 東京マラソン
3/2 小江戸大江戸フットレース
3/10 伊豆トレイルジャーニー
3/17 小田原フォトロゲイニング
4/21 平尾台トレイルレース
5/12 Transvulcania
5/19 野辺山ウルトラマラソン
7/14 大雪山ウルトラトレイル*
8/17 Leadville Trail 100
10/20 OSJ氷ノ山*
11/10 神流マウンテンラン&ウォーク*
*は未エントリー
平日中にTwitterやFBでタイムラインを賑わせた話題について。
水曜日には大雪山系で開催される新しいトレイルレースの話題が大きく出て来た。
http://www.mttaisetsu-trail.jp/
北海道で行われる初のロングトレイルレースということでかなり注目度も高い。北海道ではこれまでも50km程度までのレースなら行われていたようであるが、今回注目されているのは100kmという数字を前面に出して来たインパクトが大きかったためだろうか。実際には連続の100キロという訳ではなく、初日と2日目で開催されるコースのエリアは離れている。参加人数はメインの300人+αとかなり少なめの設定であるが、北海道の雄大な景色を満喫するにはちょうどいい設定だろう。
2日目はSOS事件の舞台でもある旭岳に行くということもあるし、北海道といえばヒグマが怖いという意見も多くあるが、特別に身構える必要はないと考えている。山に入るにはリスクを認識した上でそれに応じた装備をするのはどこの山であろうと、どの季節であろうと変わらない。なお、コース的には2日目の旭岳はSOS事件の舞台であるからこそ、遭難の恐れが少ないレース参加にすべきという考え方もあるが、ピークハントなら個人でいけばよしということで初日の72kmの単発参戦を検討中である。ハッピートレイルも知床で開催されるようなのでそちらに行くかというのは悩みどころであるが。
木曜日には三浦縦断トレイルの鎌倉ハイキングコース区間の禁止、そもそもの大会の開催是非についての意見がタイムラインを賑わせる。鎌倉市はレースを開催しないように呼びかけているのに対し、主催者は走らないようにと言っていて食い違いを見せている。2年前の第一回の際に、レース主催者の問題について認識しながらも、当日は参加してしまったことは恥ずべきことと考え、もう二度と出る事はないと思っていた。とはいえ昨年も応援に行ったりもしたが。このレースの特徴は終始人口密集地の脇を通るというところであり、1000人規模のレースを開催すれば色々とトラブルが起こることは分かり切っている。しかも鎌倉霊園での一件など、しかるべき手続きを行わなかったがために発生しているトラブルも見られる。
これで鎌倉アルプストレイルランは実質開催不可能になっただろうし、三浦縦断トレイルも今後開催できるかはあやしい。キタタンやハセツネといったトレイルに対してオーバーキャパシティの大人数参加のレースも、トレイルにダメージを与えるだけで、比較的人の少ないエリアで開催されているので開催そのものが危ぶまれるようなトラブルにはなっていないのだろう。トレイルランニング人口の増加とともに高尾や鎌倉、丹沢といった手軽に行けるコースのトレイルランナーは著しく増えている。先週のAre you born to run?でも石川弘樹さんが走り易いコースを設定するために、敢えて絶景があろうとピークを通らないルートを設定するのはハイカーとの衝突を防止することにもつながっていると語っていたのが印象深い。一方で手取り早くトレイルランが出来る場所はハイキングにも絶好の場所であることが多く衝突は避けられない。一部のマナーだけで、全体がマナーが悪いように見られてしまう事は残念であるが、山のマナーが身に付いていない人が多数派なのが現状である。
三浦縦断トレイルについては出ていいのだろうかとか、鎌倉の手前でリタイアしようかという考えを持つ人もいるようだ。鎌倉市と協議はついていると主催者は主張しているようだが、市が自粛要請をホームページに載せている事、1000人がハイキングコースを通過するという事実は変わらない訳で、そのことを認識した上で、是非を判断すればよいのだと思う。
水曜日には大雪山系で開催される新しいトレイルレースの話題が大きく出て来た。
http://www.mttaisetsu-trail.jp/
北海道で行われる初のロングトレイルレースということでかなり注目度も高い。北海道ではこれまでも50km程度までのレースなら行われていたようであるが、今回注目されているのは100kmという数字を前面に出して来たインパクトが大きかったためだろうか。実際には連続の100キロという訳ではなく、初日と2日目で開催されるコースのエリアは離れている。参加人数はメインの300人+αとかなり少なめの設定であるが、北海道の雄大な景色を満喫するにはちょうどいい設定だろう。
2日目はSOS事件の舞台でもある旭岳に行くということもあるし、北海道といえばヒグマが怖いという意見も多くあるが、特別に身構える必要はないと考えている。山に入るにはリスクを認識した上でそれに応じた装備をするのはどこの山であろうと、どの季節であろうと変わらない。なお、コース的には2日目の旭岳はSOS事件の舞台であるからこそ、遭難の恐れが少ないレース参加にすべきという考え方もあるが、ピークハントなら個人でいけばよしということで初日の72kmの単発参戦を検討中である。ハッピートレイルも知床で開催されるようなのでそちらに行くかというのは悩みどころであるが。
木曜日には三浦縦断トレイルの鎌倉ハイキングコース区間の禁止、そもそもの大会の開催是非についての意見がタイムラインを賑わせる。鎌倉市はレースを開催しないように呼びかけているのに対し、主催者は走らないようにと言っていて食い違いを見せている。2年前の第一回の際に、レース主催者の問題について認識しながらも、当日は参加してしまったことは恥ずべきことと考え、もう二度と出る事はないと思っていた。とはいえ昨年も応援に行ったりもしたが。このレースの特徴は終始人口密集地の脇を通るというところであり、1000人規模のレースを開催すれば色々とトラブルが起こることは分かり切っている。しかも鎌倉霊園での一件など、しかるべき手続きを行わなかったがために発生しているトラブルも見られる。
これで鎌倉アルプストレイルランは実質開催不可能になっただろうし、三浦縦断トレイルも今後開催できるかはあやしい。キタタンやハセツネといったトレイルに対してオーバーキャパシティの大人数参加のレースも、トレイルにダメージを与えるだけで、比較的人の少ないエリアで開催されているので開催そのものが危ぶまれるようなトラブルにはなっていないのだろう。トレイルランニング人口の増加とともに高尾や鎌倉、丹沢といった手軽に行けるコースのトレイルランナーは著しく増えている。先週のAre you born to run?でも石川弘樹さんが走り易いコースを設定するために、敢えて絶景があろうとピークを通らないルートを設定するのはハイカーとの衝突を防止することにもつながっていると語っていたのが印象深い。一方で手取り早くトレイルランが出来る場所はハイキングにも絶好の場所であることが多く衝突は避けられない。一部のマナーだけで、全体がマナーが悪いように見られてしまう事は残念であるが、山のマナーが身に付いていない人が多数派なのが現状である。
三浦縦断トレイルについては出ていいのだろうかとか、鎌倉の手前でリタイアしようかという考えを持つ人もいるようだ。鎌倉市と協議はついていると主催者は主張しているようだが、市が自粛要請をホームページに載せている事、1000人がハイキングコースを通過するという事実は変わらない訳で、そのことを認識した上で、是非を判断すればよいのだと思う。
昼に駒沢公園で挨拶をした石川弘樹さんのトークイベント、Are you born to run?に参加した。場所はいつも通りのone drop cafeである。3部構成となっており、最初はララムリ祭りの一環ということでコパーキャニオンウルトラに石川さんが参加した際のエピソード、次に海外トレイルの話、そして最後にアドベンチャーレースのパイオニアの木村東吉さんとの座談会である。
コパーキャニオンの話で印象的だったのはララムリの走るスタイルについてである。特に練習もしてない雰囲気でジーパンで走ってるのに石川さんや海外の元五輪選手と20キロ40キロと遜色ないペースで走る。生活の中に走ることが組み込まれているからなのだろうか、大変興味深い。
第2部ではアメリカのレースに参戦し始めた頃の話や、僻地に行くのをテーマにネパールや南アフリカのアフリカのレースに参加した話、そして海外のレースの経験をどうやって国内にフィードバックしようとしたかという話があった。今年の目標はUTMFとUTMBということをその中で明言していた。なお、どこのトレイルがよかったか質問したら海外はネパールとニュージーランド、国内なら東北ということだった。いずれも行ってみたいと思っていた場所である。
第3部では木村さんの暴走を誰も止められずにいたが、石川さんの親分的存在である木村さんが石川さんを持ち上げつつも武勇伝や弱点?について明かしていく。制御不能の笑いが絶えない場となったが、石川さんが先駆者であるということについて何よりも評価しているようだ。
3時間ほどの長丁場もあっという間に終了、参加費と飲食がやや高いこと以外は有意義な会だった。
コパーキャニオンの話で印象的だったのはララムリの走るスタイルについてである。特に練習もしてない雰囲気でジーパンで走ってるのに石川さんや海外の元五輪選手と20キロ40キロと遜色ないペースで走る。生活の中に走ることが組み込まれているからなのだろうか、大変興味深い。
第2部ではアメリカのレースに参戦し始めた頃の話や、僻地に行くのをテーマにネパールや南アフリカのアフリカのレースに参加した話、そして海外のレースの経験をどうやって国内にフィードバックしようとしたかという話があった。今年の目標はUTMFとUTMBということをその中で明言していた。なお、どこのトレイルがよかったか質問したら海外はネパールとニュージーランド、国内なら東北ということだった。いずれも行ってみたいと思っていた場所である。
第3部では木村さんの暴走を誰も止められずにいたが、石川さんの親分的存在である木村さんが石川さんを持ち上げつつも武勇伝や弱点?について明かしていく。制御不能の笑いが絶えない場となったが、石川さんが先駆者であるということについて何よりも評価しているようだ。
3時間ほどの長丁場もあっという間に終了、参加費と飲食がやや高いこと以外は有意義な会だった。
OSJクラブハウス主催の松本大さんのセミナーに参加、ピークハントをテーマに関東近辺の山を巡るこのシリーズの初回という事で、標高250mほどであるが三浦半島最高峰ということになっている大楠山に行った。横須賀線衣笠駅→衣笠城址→大楠山→湘南国際村→三浦アルプス東側→乳頭山→東逗子駅→神武寺→鷹取山→六浦→池子トレイル→朝夷奈切り通し→浄明寺→衣張山→名越切り通し→OSJクラブハウスの35kmで4つのピークを巡るコースである。前に鏑木さんのロングトレイルセミナーに参加した際のコースと比較的重なっている。最初の京急長沢→武山→衣笠城の部分と、今回は三浦アルプス経由で、森戸川方面には行かなかったのが主な違いである。初めて行った三浦アルプスが冬場とはいえ薮になっていて、足元も見づらい中でアップダウンがありキツかった。
香港やら、トレイルゲートパーティやらで鏑セミの常連メンバーがほとんどいなかった事も幸いして、10人が参加の中で途中遅れつつも何とか最後までついて行った。先週のフロストバイトで感じた走力不足のままに、途中でハンガーノック気味にグロッキーになったり、一旦は復活も脚が攣りそうになって大幅スローダウンと抜本的な改善が必要という内容であった。松本さんから教わった、登山の基本でもある上り方のテクニックは非常に有用で、大楠山は楽に上れたが、一方で大腿への負担が大きいのか終盤に脚が痛い原因ともなった気がする。いずれにしても東京マラソンを始めとしたレースに向けて走れる体を作る必要がある。
昨日に続き朝から天気がすばらしく、残雪は随所にあるが暑い一日だった。富士山や伊豆大島を始めとして海と山や街の組み合せの風景を随所で眺める事ができた。コースについてもかなり分かってきたので今後はアレンジしてロングトレイルトレーニングを行うことも十分可能だと思う。トレイルランニングの楽しみは色々な山に行ってそこの場所毎の景色や見所を巡ることだと思っているので、トレーニングのために山に行くという発想や、上位争いをするわけでもないのに遠くまで出掛けてレースの試走をするという思想は好きになれない。レースやイベントで使われている山にしか行かないというのは非常に勿体ない。しかし、当然の事ながら走力がある方がより楽しめるということは事実であるので、昨日の丹沢や今日の三浦半島といった比較的簡単に行ける場所でのトレーニングも適宜行っていこうと思う。
プロフィール
HN:
hh*
性別:
男性
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