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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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DSC_0192.JPGようやく春らしくなってきたこともあり、トレイルに出かけようかと思っていたが、準備もしていなかっため朝は起きれず。とりあえず昼過ぎから近所の桜の名所でも見て回ろうと花見ジョグに出かける。今年は寒い期間が長く、開花も遅れていたが、見頃となる週末は結局去年と同じ。上手いこと帳尻合わせされるようになっているのか。

どこも花見には十分な開花状況で賑わっている。特に駒沢公園などはちょうどランニングコースに沿ってお花見スポットがあるが、多数の人に占拠されて走るどころではない。見頃の期間は1週間程度、年間で見たらほんの一瞬の儚い美しさが人を惹き付けるのだろうか。ゆっくりと5キロくらい走って終了。

夜はアタカマ砂漠マラソンに今年出走、見事完走された岡野さんの誘いで銀座の三州屋で行われた飲み会に参加して来た。砂漠レースは250キロを1週間かけて走る、距離も期間も壮大なレースであるため、休暇の取得が不可能で参加の見込みはない。できないといってあきらめたらそれで終わりであるが、仕事あっての趣味である以上、何を第一にすべきかは分かっている。だからこそこういう会で実際に走った方達のお話を伺うのは大いに興味深いところである。この会にはアタカマのレースに出走した人に加え、最近のウルトラマラソン女子優勝者、トレイルレース上位の常連、UTMB-Tor des geants同年ダブル完走者、トライアスリート、、、といったすばらしい経歴の方々が集まっている。さらにUTMFやUTMBに参戦という方も何人もいる。

途中でアタカマの写真を見せていただいたが、行ってみたいという気持ちをそそられる素晴らしい景色だった。かつて南米を旅行したときにペルー→ボリビアと進んでウユニ塩湖まで着いたが、アタカマに抜けずにアルゼンチンを目指したので行く事が叶わなかった地でもある。話を伺っていると、長大なレースであるため参加者によって通過時刻とそのときの天候が異なるため、見ていた景色が違うというのも面白い。三州屋のボリュームたっぷりの食事と、酒に満足、大いに刺激を受ける事ができた。
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今年も高水トレイルの15kmの部に参加。今年はスタート・ゴールが谷間にある会場の太陽の子・風の子広場となり、永山丘陵ハイキングコースの稜線へスタート時は上り、フィニッシュでは下ることになる。また、15kmの部に関しては栗平集落に一旦下りた後に延々と上る林道が短くなり、これまでよりも15km/30kmの分岐点に近い場所に戻って復路となる。

結論からいうと、スタートして2kmくらいで脚が攣りそうになり、歩くことが多かった。昨年の11月のハッピートレイル以来2回目のICEBUGのシューズが合わなかったのか。しかし、去年も一昨年も永山丘陵ハイキングコースでふくらはぎが痛くなっていた気がする。これまでとはコースが変わったため単純に比較はできないが、ペースとしては遅かったと思う。ここ2週間走れてなかった影響が出たか。

ゴール後は知り合いのゴールなどを待つ。特にIBUKIの人が制限時間ジャストでゴールしたのは感動的だった。河辺の梅の湯で風呂に入り、福生の石川酒造で打ち上げ。この大会は決してコースが魅力的ということはないが、交通の便は東京近郊のトレイルレースの中では抜群に良く、参加人数が多い春のお祭りのようなところが魅力である。これで秋くらいまで当面トレイルの大会に出る予定はなし、とはいえ山の方が効率的な練習ができるので定期的に出かけるだろう。
UTMFのコースプロファイルが先日公表されているので、
以前投稿した記事との答え合わせをしておく。(左:公式、右:妄想)
[赤字にて関門時刻も追記2012/4/7]

http://hhstar.edoblog.net/Entry/250/

Sec.1 河口湖〜山中湖 38km(13+18+7)−35km 
Sec.2 山中湖〜須走  16km−15km 累計54km−50km 12h-13h30min
Sec.3 須走〜御殿場口 8km−12km 累計62km−62km 14h-16h50min
Sec.4 御殿場口〜こどもの国 15km(6+9)−18km 累計77km−80km 20h-21h50min
Sec.5 こどもの国〜西富士中 25/28km(UTMF/STY)−30km 累計102km−110km 30h-25h10min
Sec.6-7  西富士中〜本栖湖 27km−35km 累計129km−145km 41h-35h45min
Sec.8 本栖湖〜河口湖 27km(13+14)−25km 累計156km−170km

Sec.4のこどもの国までの予想はまあまあ、というかかなりピタリでびっくりした。
トータルでは14kmほどのずれであるが、全く不明なので多めに拾ったSec.4と
難所のSec.6-7の誤差が大きかったか。

関門ベースで予想したペース(休憩含め登山地図の2/3の時間)より早く進む必要があることがわかった。特に御殿場口とこどもの国の関門が割とキビシい思われる。

UTMFはSec3までの60kmで4回山を越えるが、それまでにどれだけ脚を温存できるかが後半、
そして全体の鍵となるだろう。また、Sec.6-7がやはりなんといっても肝である。
ここをどういった時間に通過するか、そして疲労度が完走の命運を分けると言っても過言ではない。
この部分、実行委員会によると積雪で試走ご遠慮という状況のようだ。
結局山と高原地図の点線ルートで行われるようなので、かなりキビシい道だろう。

コースプロフィールから距離と高低差で判断して要所の通過時間を整理すれば、
後は関門時間が分かればコース上の要所を通過すべきタイムは事前に判断される。

明日は青梅高水トレイルランのショート15kの部に出場する。この大会は冬場を経てトレランシーズンの開幕戦としての位置づけの濃い大会である。さらに、高低差が少ないため初トレイルレースという人も多く、女性比率が非常に高いのも特徴である。参加料金がリーズナブルな割に参加賞も毎年趣向を凝らしており、魅力の一つである。これで3回目。30kの部で貰える高水山常福院の鈴には大変興味はあるが、かすみがうらに向けた足がかりとしては15kの方が適していると思い、今年も15kの部にした。昨年も、結果として延期となったが奥久慈の仕上げとしての位置づけだった。

今回はコースが例年と変わって林道の上りが少なくなってトレイルの部分が多くなったため、過去の2回とタイムで単純な比較をすることはできないが、おそらく距離は短くなっていると思われるのでタイム的には過去2回と変わらないと思う。このところ年度末の業務の集中でろくすっぽトレーニングできずにいたので撃沈しそうな気配が濃厚となっているが、今回のテーマは歩かない事、距離が短いのでなるべく走り通したい。
前々記事で書いたコースと参考タイムを修正する。なぜならば、あろうことか本家サイトの概念図が非常にさりげなく変更されていたからである。元々の図では毛無山手前まではコースを示す線が稜線上にあったが、そこから本栖湖までの間は明らかに稜線を外れて中腹に線が引かれているので東海自然歩道を行くものと判断していた。さらに、序盤に山を越える度にエイドを配しているコースから行けば、山岳縦走をエイドなしで30キロも連続で行うのは信じ難い。コース設計コンセプトに一貫性が感じられないからである。しかしながら、Twitterで流れる情報は毛無山を通るルートが優勢。概念図を見る限りはそうはなっていないが、他に確固たる情報元があったのか。

いずれにせよ、最初に出た概念図から判断する限りは毛無山のピークを避けるコースで間違いないと思っていたが、いつのまにか公式サイトの概念図が本栖湖まで稜線上を通る線に変更されていた。おそらく、しっかりと把握していないと気付かないさりげなさである。コースに一貫性がないのは複数の人が手分けしてコースを設定したからであり、この部分の担当が村越教授であろうことを考えるとこういう設定になってしまうのも妙に納得できる。公式に出ている図が変わった以上、その部分の修正をしておくべきなので、以下にその部分と関連するSECTION6〜7の変更版を掲載する。


■SECTION6 西富士中〜麓山の家毛無山 25km 640分→430分 32h20min 23:20PM
西富士中〜180分〜天子ヶ岳〜350分〜地蔵峠〜110分〜毛無山山頂
中盤のハイライト、天子ヶ岳〜地蔵峠の縦走路が目玉。この区間で2回目の夕日、それも南アルプスに沈む夕日を見るのも悪くなかろう。

■SECTION7 毛無山〜竜ヶ岳〜本栖湖 10km 320 分→205分 35h45min 2:45AM
毛無山〜160分〜端足峠〜160分〜本栖湖スポーツセンター
途中の高デッキからは南アルプスの展望がすばらしいらしい。ここに書いている参考タイムより7時間くらい短縮していればきっとすばらしい夕景色が眺められるのか。さらに、夕日に染まる富士の眺めもいいだろう。端足峠からは竜ヶ岳ピークを通って一気に本栖湖に下るものと思われる。しかし、通過時間にもよるが、天子山地のノーエイド30kmの縦走はかなりキツいだろう。

偶然にも地蔵峠から山麓の東海自然歩道廻りで行くのとコースタイムはほぼ同じである。もちろんこちらの方が距離が短いだろうが、その分厳しい山岳区間である。参考タイムは以前のままとしておく。この天子山地は本栖湖あたりを拠点にすれば麓をバスで移動して任意の地点から稜線を目指すことが可能なので比較的試走の計画は立てやすいだろう。
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