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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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UTMFがスタートした。当然スタートの15時は仕事中であったので現地に行く事は勿論、中継やスタート直前の意気込みをリアルタイムで知る事はできなかった。ただ、出勤前に河口湖へ向かう何人かの参加者に声を掛ける事はできた。大気が不安定な状況が続いていたので天気は懸念されていたが、早く雨が上がったのかスタートする頃には晴天になっていたようである。しかし、都内でも気温は低かった事から、現地の、しかも山の上は相当寒い事が予想される。

既にレースは大詰め、JulienとAdamのサロモン勢が以下の日本人に1時間以上の差をつけてA8西富士中を通過して天子山地に臨んでいる。場合によっては17時間切りもあるやもしれない。世界のレベルを見せつけられた感がある。しかし、「レース」は今からと言っていいのかもしれない。ゴールしたときの順位こそが重要であり、途中でいかにリードを築いていようともリタイアしてしまえばそこで終わり、DNFである。既に石川さんはリタイア、トップの選手でも今後リタイアが出るかもしれない。

一般参加者にとってはまだまだレースは序盤といってもいいかもしれない。これから、一晩目の夜が明け天子山地を越える頃が最も厳しい時間だろう。できるだけ多くの人に帰ってきてほしいところだが。。。
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高尾駅〜南高尾山稜を経由して生藤山まで行って来た。連休後半は大雨が続いたりでなかなか山に行けずにいたが、ようやくすっきりと晴れた一日であった。他にもすべきことが多々あり、山に行ってる時間もあまり取れないのでロングでかつアクセスが良いということで高尾発のロングコースで練習しようと思った。このコースをレース仕様の装備でどのくらい走れるかがポイントである。本来なら雲取〜奥秩父など、もっとハードでがっつりした所に行きたいのだが、アクセスに相当時間がかかるし今のコンディションではまだ厳しいだろう。

この日も富士箱根トレイル行きに続いてまたも4時半に起きることができず、家を出たのが8時過ぎ、想定より2時間半遅れての出発となった。高尾駅には9時半過ぎに到着、京王線で向かったのだが、JRで来て高尾山に向かう乗り換え客で高尾駅が溢れていた。駅構内のトイレも一つ手前の駅であるにも関わらず長蛇の列をなしている。仕方ないので改札を出てトイレを探すが見当たらない。朝食は家で済ませていたが、長丁場の前の腹ごしらえということでモスバーガーに入ってトイレを使う。
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南高尾のビュースポットからの津久井湖の眺め

準備ができたところでまずは南高尾山稜に入る。途中、高尾山口の横を通ったときにケーブルカーは50分待ちというアナウンスが聞こえてくる。電車でも感じた事ではあるが、連休ということもあり高尾山は相当な人手のようだ。南高尾は地元の人のハイキングはあるものの、人が少ないというイメージだったがこちらも結構ハイカーとすれ違う。そしてアップダウンも小刻みながそれなりにある。大垂水峠から小仏城山までの上りはなかなかキツい上りだが、ここまでで累積高低が1000mを超えている。やはり高尾山から城山まで素直に来る場合よりもコースもかなりトレーニングになるようだ。しかし、ペースが低調で暑いせいもあり水分の消費はなかなかの勢いである。
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城山なめこ汁とラムネ

城山で名物なめこ汁を食してからは陣馬へ向かって定番コースを進む。ここは南高尾と比べて段違いにハイカーが多い。日影で水はけの悪い所は多数の人に踏まれてひどいことになっている。また、高尾→陣馬では上りで問題とはならなかったが、下りとなると滑りそうな箇所が多数ある。トレイルランナーもハイカーとハイカーがすれ違う所をスピードも落とさず平然と通過していく。下りで飛ばしたい気持ちは分かるが、ハイカーが多数いる山で、上りが優先という常識はないのだろうか。あまりにも人が多かったこともあり城山〜陣馬で気持ちよく走れるような場所はほとんどなかった。陣馬山頂ではかき氷を食べながら休憩。このコースは水場こそないものの、有料のエイドステーションが充実しているのがいいところである。陣馬山はトレランを始めてから1週間で3回来たが、その後の2年半でまだ2回目である。城山や景信山までは何度か来ていたが、なぜだか陣馬に来ていなかった。
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陣馬山頂上でかき氷

陣馬からは和田峠に下りて生藤山へ。今度はこれまでの賑わいが嘘のように人の気配がなくなる。生藤山の山頂はそれなりに景色がいいのだろうと期待していたが、残念ながら木で覆われていてつまらない山頂である。途中で見えた夕暮れのグラデーションの空の中に浮かんだ富士山の影が美しい。既に山桜も終わってたようで期待はずれだったが佐野川峠を経由して鎌沢集落に下りる。ここから藤野までが7kmとダラダラしたロード。里に下りた所で山稜から出てきたスーパームーンの月の大きさが印象的だった。せっかくならスーパームーンを山頂で見ようなんてことも思ったが、ダラダラと甲州街道を走って相模湖駅で終了。大垂水峠まで行って高尾山上り返しは時間的にちと厳しい。
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下りの途中で見えた富士山

低調なパフォーマンスの中、走行距離は40キロ程度だろうか。レース仕様の装備で行ったにしてはあまりにも準備ができていないことが浮き彫りとなった。山に行く以前にまずは近所で走る練習をしっかりしないといけないと反省。このコースは南高尾や北高尾、生藤山、藤野近辺のトレイルを組み合わせる事でロングトレイルも可能になるので今後もトレーニングには活用する。
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生藤山頂、ベンチだけで特に展望はなし

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佐野川峠付近の山桜の並木。辛うじて咲いていた

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茶畑の里の夜空に浮かぶスーパームーン
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図らずもOSJ富士箱根トレイルツーリングから湯本で一泊することになり、その後どうするかを考えたが、そのまま帰ってしまってはせっかく箱根まで来たのが勿体ないので箱根峠〜十国峠経由で湯河原に抜ける事にした。昨年のクリスマスの石川さんのイベントに参加したときに十国峠の見晴らしがすばらしかった。

まずは箱根湯本駅で同宿した2人と別れ、元箱根までバスで移動。湖の向こうには富士山もきれいに見える。急に暑くなったので湖畔が非常に気持ち良く、泳ぎたくなる。ここからは杉並木と石畳の旧街道が箱根の関所の方に向かって続いている。箱根恩寵公園をぶらりとしたり、箱根の関所を眺めたり、とだらだらとしながら箱根峠へ向かう。このあたりで箱根峠越えマラニックの参加者や、UTMFに向けてトレーニングしていると思われるトレイルランナーとすれ違う。箱根峠はスタートと思っていたところであるが、ここに来るまでにかなりの時間が経過。

ここからは十国峠までロードが主体で8キロほど。全般的にもやがかかっているような状況で駿河湾方面もすっきりという眺めではなかったが、スケールの大きい景色が広がっている。途中、函南の原生林に寄り道をしてブナとアカガシを見に行く。ブナは7年ほど前に失われており、観察用の広場だけが残っていた。森の中は日当りがよく、風が通らないのでサウナ状態となっており、ロードの方が風が通る分涼しい。

ロードの脇の稜線は走ったら気持ち良さそうだが、立ち入り禁止の札が随所に立っているのでむやみに立ち入るわけにも行かない。途中から鉄塔のメンテトレイルへの道を見つける。この近辺のトレイルは2メートル前後の微妙に背より高い笹で覆われており、ピークからの展望はいいが、途中の枝分かれがどちらに行けばいいのか判断がつきにくく、随所でロードへと下りる道がある。そして十国峠目前で、トレイルが下り方向へと向きを変える。イヤな予感はしたが、やはりその先には鉄塔があるだけで十国峠へとつながっている雰囲気は皆無である。そのまま道が進むと湯河原の町の方に下りる道につながると思われ、かなり下ってしまったがまた上り直す。非常に狭くなった境界線標のトレイルを進めば十国峠まで行けるように思えるが、笹を短く刈ったトレイルは歩けたものではなく、すぐに行き止まり。ハイキング用のトレイルではないから仕方ないか。ここでトレイルでの十国峠行きをあきらめロードへと下りる。すぐに十国峠ケーブルの麓レストハウスに到着。ここから、十国峠頂上への道は見当たらない。ロードを進んで回り込むしか峠の上には行けないようだ。

ロードの上り道にバテながら十国峠に到着したが、予想されていた通り、富士山はもちろん他の方角も眺めがイマイチ。十国峠の石碑の裏まで笹のトレイルが本来は続いていたようだが、峠側から見ても笹薮に埋もれてしまっている。まだ4月だというのに日射しがキツく、水分もかなり消費していたが、ここで食べるソフトクリームで少々生き返る。

十国峠からは東光寺へと進み、分岐で湯河原方面に下りると日金山ハイキングコースとなり、湯河原の町へと通じるロードに出る。せっかくなので湯河原方面への分岐を通り過ぎて、熱海の街を眺める展望スポットまで寄り道する。湯河原へと下る沢沿いのトレイルは緑豊かで涼しく、非常に気持ちいい。かなり疲労していたこともあり、早く風呂に入りたい一心で下りを飛ばしたらあろうことか日帰り入浴施設こごめの湯を通り過ぎてしまった。携帯で地図を確認しながら温泉の場所を確認して道を上り返す。画面の大きいスマートホンではこういうときに便利だ。こごめの湯は1000円の入浴料とロッカー使用料100円が必要なのでやや高めか。

湯河原駅前で担々焼そばの幟が多数あるにも関わらず、食べる飲食店が見当たらないため、帰りのバスから見えたパン屋でカツサンドを買い、さらにキヨスクでビールを買う。早川〜根府川の暮れゆく海を眺めながらビールで締める。暑くて低調な2日間であったが、箱根トレイルの楽しさを堪能することができた。
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OSJのGW企画、富士箱根トレイルツーリングに参加。一昨年に夏休み企画として開催されたときにも参加したが、そのときは金時山で打ち切り。参加しなかった昨年は無事に箱根湯本まで辿り着いたようである。御殿場駅に7時40分集合に間に合うためには5時の電車に乗る必要があり、4時過ぎには起きる必要があったが、目が覚めたのがまさかの7時40分、外が明らかに5時前とは違う明るさでしばし動揺した。すぐにOSJスタッフに連絡を取り、集合時間に行けない旨を伝える。現実的に合流可能なのは駿河小山駅付近と思われたので家を出て駿河小山へと向かう。12時に着いたが、さすがに3時間で来れるとは思えないので逆走することにする。トレイルの入り口付近にOSJスタッフの車が止まっており、衣類を預けてトレイルの逆走を開始。30分以内に出会うだろうと考えていたが、進めど進めど集団がやってくる気配無し。4キロほど行ったところの分岐で、駿河小山へと下る林道があり、もしや本隊はこちらを下りたのではという疑念が沸く。そこで引き返してロードに戻るとスタッフからの着信があり、大回りして時間がかかっていて、これから下りてくるとのこと。駅近くのセブンイレブンに戻り、到着を待っていると、ほどなくして皆さんが現れる。ようやく合流。

朝から走っている皆さんは通行止めを迂回していたらかなり時間がかかってしまった上に、暑さのせいもあり、既に疲れ気味の人もちらほら。既に走行距離も35キロくらいになっていたようだ。結局ここで6人がリタイア。よほどつらかったのか、別れる際の笑顔が清々しい。

ここからは長い距離をものともしない猛者たちが残った感があり、テンポよく進む。足柄峠までは延々とロードの上りが続き、最後の部分だけ直登となる。直登のある山に全然行ってなかったせいか、足が止まる。今年は道志村のような、コースがとにかく辛いレースに出る予定はないが、さすがにもう少し足を動かせる練習をするべきと感じた。足柄峠を出たのが17時過ぎ、金時山の直登はやはりキツかった。金時山に到着が18時くらい。またも頂上はガスの中で展望なし。バスの時間もあるのでさっと下山して仙石バス停に向かう。今回は猛者ばかり残っていたこともあり、実に早く全員下まで下りたと思う。最初から参加した人達は50キロ強の走行距離となっていたようだ。OSJツアーでは毎度のことだが、なぜかバスの時刻ちょうどの下山となり3分ほどでバスがやってくる。

箱根湯本に移動し、弥次喜多の湯で温泉に入る。そして駅近くの居酒屋で4人でアフター。ここで宿泊を決めている2人からのオファーを受けて、湯本に一泊する事にした。それにしても、暑さのせいか水の消費量が割と激しい一日であった。今年に入ってからトレイルで水不足を感じる事は皆無だったが、やはり暑くなると水をどの程度もつか、そして給水のタイミングが重要となることを実感した。
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昨晩の砂漠の会で帰宅してからすぐに爆睡、今朝も9時過ぎに起きるというスロースタート。来週にはかすみがうらマラソンも控えているのでトレイルで足を捻ったらDNSは必至である。色々逡巡したものの、結局昼過ぎに家を出て三保市民の森へ。鎌倉や高尾、大山あたりが自宅から比較的手頃に行ける山であるが、いずれも駅まで行くのに1時間半程度はかかる。しかし、三保市民の森なら1時間程度で行くことができる。長津田駅から約3キロほど駅前の道を直進したら着くので距離は少々あるが道は非常にわかりやすく、ウォームアップにちょうどよい。

三保市民の森は港北NTの若葉台団地から東の谷へと向かう斜面に広がる南北1.5キロ程度の細長い森である。団地側の尾根道と逆側の谷道が外周を構成しており、森の中心部にはプロムナードなる道が南北を貫いており、そこからたくさん枝道が分かれて尾根道や谷道に接続している。なお、交差点になる場所は「ひよどり」「こじゅけい」など、鳥の名前が付けられている所が多く、それを把握することがこの森で迷わないコツかもしれない。これまで、鏑木セミナーに参加したときに行った北側エリアを走る事が多く、南側エリアについてはあまり把握できてなかったが、今日こそは覚えようとプロムナードを行ったり来たりする。ようやくこの森のルートを把握できるようになってきた。次はお隣の新治市民の森と連携ルートの調査か。

水道敷地横の梅林もまだきれいだったが、桜が咲いてる所があったり、タヌキが現れたり、と港北NTの中にありながら自然に溢れている。高低差はせいぜい15〜20m程度であるので上りでも足を止めずに走り切る事ができる。なるべく速く走る事を意識しながら走ることができた。走りやすいとはいえ、この森は木の枝が結構あってテクニカルな場所も多いので捻ることには要注意である。先週の青梅高水ではソールがフラットなアイスバグを履いていたが、本日は比較的かかともしっかりとしているモントレイルのフェアヘイブンを履いていたせいか速いペースにも関わらずふくらはぎが痛くなる事はなかった。当然ではあるが、シューズ選びは重要である。自分の足の形はもちろん、走り方にも合うシューズを選ぶ必要がある。

帰りはたまたま青葉台行きのバスが目の前に止まったためつい乗ってしまったが、疲れてからこそが強くなるチャンスとは鏑木さんがよく言う言葉である。特に急いでいない限りは、そういうずるをしないよう以後気をつけたい。今シーズンはアップダウンが激しいレースには当面出走の予定がないため、ここをベースに走り続けるトレーニングを行う事が多くなるだろう。

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