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トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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3連休初日の土曜日、鎌倉・葉山のトレイルでトレーニング。午前中はOSJ鏑木初級セミナーに参加。早めに切り上げたかったので中級にせず、時間を有効に使える初級に申し込んでいた。基本的な上り・下りのテクニックのレクチャーを再度聞くのも役に立つ。参加者9人中6人が女性(若い方ではなかったが。。。)と女性が大半。20人くらいいて女性が3人くらいの中級者セミナーと比べると客層がかなり違う。それでも3時間で17キロほどと距離はそこそこ走る(ロード率が高かったが)。山から出た後のロードが暑かった。途中、20代前半くらいと見受けられる7、8人の集団がいたが、それだけ若いトレラン集団は珍しい。土曜朝にはいい運動になった。鏑木さんには富士山麓セミナー以来3ヶ月ぶりにお会いしたが、体を見る限り相当レース仕様に体を絞り込まれているのがわかる。ただウエスタンステイツでもまだまだ8割前後の仕上がりだったそうだ。

午後は自主的に走ろうと思っていたがコースについてはどうするか考えていなかった。ビーチランを絡めたかったが、結局もう少し山を走りたかったので中級コース定番ルートをトレース。小坪から披露山へ階段激上りをしてからトレイルを下って逗子海岸へ。材木座と比べると人がかなり多い。鎌倉と比べるとマイナーかと思っていたがそうでもないようだ。とにかく早めに上がりたかったので逗子海岸まで行って戻るだけどいうつもりもあったがあまりにも人が多かったのでそういう気も失せてもう少し行くかと思う。端から端まで海岸を走り、トンネルを抜けて葉山へ。森戸川林道には3回くらい行ったことがあるが、セミナーでみんなでわいわい行くのと違い、ロードの距離が長く感じられるしどこから林道へ入るのか正確な記憶はない。しかも地図とコンパスがないという決定的問題も。それでもフィーリングで適当に住宅街を突っ切りながら進んでいくと森戸川林道に無事到着。日があまり差さない谷沿いの森の中はひんやりとして気持ちいい風が吹いている。

葉山トレイルはこの時期は薮に覆われると聞いていたがさほどでもなかった。しかし、渡渉からトレイルに上がる急な上りで胸の高さのところの岩からマムシの襲撃があったりとなかなかワイルドな感じである。マムシにはこの他にも何度も出くわしたが。。。葉山のトレイルは住宅街のすぐ裏手の割に山深い感じで、しかも道標がしっかりと整備されているわけでもないので地図コンパスなしに進むのはかなり危険である。二子山を上って下って終わりにすることにした。セミナーと違い一人だと林道もやたらと長く感じて、道がよく分からないので不安になることはあったが一番しっかりした踏み跡をトレースしながら進むことでなんとかセミナーで見覚えのあるところまで行き着く。時間に余裕があれば「探検」をしてもいいが、葉山トレイルに精通していないと厳しいだろう。二子山からは東逗子に降りて逗子駅までロード。駅前で夏祭りをやっていた。披露山の途中まで距離を計っていなかったが恐らく16kmほどだろう。

バスで材木座まで戻り、材木座海岸にそのままダイブ。暑い日には海が気持ちいい。夕方で波が高くなってきていたのか遊泳注意のイエローフラッグが出ていたが、高波に合わせて泳ぐのは楽しい。そうこうしているうちに17時近くになり中級セミナーご一行が戻るのとほぼ同じ時間になってしまった。仕上げのビールをクラブハウスで飲んで帰宅。午前午後合わせて33km、高低差750m程度だった。なかなか鎌倉では高低差のある練習は難しい。しかし、朝からセミナーに参加すれば時間を有効的に使えるのでよかった。夏は海か山かというのは永遠の議論かもしれないが、その両方が楽しめる鎌倉は最高の場所ある。

この日はMotrailのシューズ、バッドロックを試してみたが、ロックリッジと同様にトレイルでのグリップが気になった。走れるコースを走りやすいシューズではあるが、とにかく滑る。。。まあ濡れている岩が結構あったのでシューズにそこまで求めるのも厳しいのかもしれないが。ログレーサーの方がグリップ的にはいいと思う。ロックリッジより安定性を高めているらしいが、感覚としてはよく分からなかった。

信越五岳に向けた装備の試行としてウエストバッグ(haglofsのランバースプリントパック)+両手ボトルというスタイルでずっと走ってみたが走りやすく快適だった。おそらく本番も前半に関してはこの装備で行くだろう。5A以降の山岳区間はさすがにザック持つかもしれないがペーサーとの調整しだいか。。。

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高尾ナイトトレランに行って来た。高尾〜陣馬といいたいところだが、眠くてテンションも上がらなかったこともあり景信山の先まで。この日、高尾〜陣馬ナイトトレイルにかおちんの呼びかけで7人ほどが集まっていた。ところが、都合により23時前の集合時間にはとても間に合わないことが判明したので後からスタートにした。終電で0時50分に高尾山口到着。かなり眠い。遅い時間帯になると特急など早い電車がなくなるので高尾山口まで行くのも凄く遠く感じる。トイレに行ってる間に駅のロッカーも閉まっている。途方に暮れそうになったが、駅員さんに頼んで開けてもらい荷物を預け、コンビニに寄って出発。この時点で1時10分、先発隊から2時間以上の遅れをもってスタート。

稲荷山から上り始める。足元を照らすライトの光の中に巨大なムカデが這いつくばっていたり、鳥ではない何かの鳴き声がこだましていたりと不気味な夜の山。さらに大垂水峠方面からは峠で暴れているバイクの騒音だけが山に聞こえてくる。何だか荷物も重く、眠気もあってがっつり行こうというペースにならない。高尾山頂に近づくと風が強くなり、木々のざわめきも大きくなるが、如何せん暗い中で音だけ聞こえるので不気味さが一層増してくる。一行から2時間遅れのスタートなのでピークは基本的に巻きながら進んでいく。

ライトはGentos閃SG309とSG325(ともに150lm)のハンドライト二刀流で行く。基本的には1本だけでも十分だが、下りで走ろうと思うと1本を足元、もう1本を前方と使い分けた方がいいだろう。また、東京の街の明るさが雲で反射されるためか稜線上ではライトを消しても走れないことはないほどの明るさだった。無灯ランは滑落の恐れのないコースに限ってできることである。暗闇で無灯での行動は、動物は当然のようにやっているのだからできないことがない訳はない。瀬戸内海に浮かぶ直島のアートプロジェクトの中で南寺で光の芸術家、ジェームズタレルの作品で暗闇の中、10分くらいいると暗闇に眼が慣れて見えるようになるというものがあったが、夜の森でも試してみたいところである。今回は先発隊をなるべく追いかけるというのがあったので時間がなかったが。ハンドライトで不便なのは荷物を取るときなど、手を使う場面だけだが、走るにはヘッドライトより断然明るいので便利である。

小仏城山を過ぎて影信山への上り始めの辺りで先発隊の早い組と出会う。この3人、1人は分かっていたが、他2人もこれまでイベントで一緒したりしている知ってる顔だった。真っ暗な中よく分かるなと感心。まだ3時前、あまり早く高尾山口に着いてもロッカーが初電まで閉まっている(実際は4時半には開いていたらしいが)よと伝えて先に進む。景信山からは都心方向の夜景がすばらしい。景信山を下ってしばらく行ったところで先発隊の最後尾と出会う。この時点で3時くらい、ここで折り返し。
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影信山から見る夜景

景信山の頂上で最後尾を待っていたつもりが、いつになっても来ないのでそのまま小仏峠まで行くと追いついた。どうやら景信山の頂上に行かずに巻き道を通っていたようだ。小仏城山のところで朝焼けがきれいだったのでついついそちらに行ったらここでまさかのミスコース。この区間、高尾山へと向かう尾根は南北であり東方向に行くと日影沢へと降りることになる。道間違えたことにはすぐ気付いたが、快調な下りを上り返すのが面倒だったので下ってしまえということで戻らなかった。しかも反対側の大垂水峠へと下っていると勘違いしながら。大垂水峠からはロードで高尾山口や高尾へと戻れる。ミスコースしても大事にならないのは高尾山だからであり、他の山だと必ずルートに不安を覚えた時点で引き返す。下りは巻き道がそのまま別の枝尾根に沿って見当違いの方向へと進むことがしばしばあるので必ず気を付けるべきところである。高尾の場合は、必ず北高尾か南高尾のロードにたどり着くことがわかっているのでそれほどナーバスになる必要がない特例である。

日影沢キャンプ場にたどり着き、このまま高尾駅方面から高尾山口に回るかと思ったが、高尾山4号路へと行けるいろは道というルートがあることを発見し、再び高尾山を上り返す。高尾山ケーブル駅が案内板に書かれていたが、これが勘違いで、ケーブル駅は高尾山口ではなく、7合目のビアマウントがある所の駅だった。やっぱりと思いつつ1号路をダッシュで下って高尾山口に5時半に高尾山口に戻る。
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朝の薬王院

そのままの流れで電車で帰る。なんとなく電車を途中で降り、下北沢、三茶など7時過ぎで静かな朝の街をぶらぶらして8時に帰宅。帰る途中、曇りという天気予報が外れていい天気になりそうなことが恨めしかったが、夜トレイルは効率的に時間を使える可能性があることも発見して満足。結局夕方から翌昼まで爆睡だったが…

今回は完走できなかったので途中までしか書けないが、コースの感想について。前評判ではキツいとかトップ選手が2度と出たくないと言ってるという事だった。確かにその通りで、激登りと激下りが続く区間があり、気持ちよく走れるランナーなどいないだろう。さらに沢登りや岩壁の鎖直登など、アドベンチャー要素が非常に強いコースである。颯爽と走るトップランナーにとってはストレスフルなコースかもしれない。

今年は震災の影響による距離短縮により、コースの順序が入れ替わり、奥久慈男体山〜篭岩の特にキツい区間が中盤以降に設定されている。そのせいか、距離が短くなったとはいえキツさは昨年よりも増しているようだ。前日説明会でOSJ中村さんはやたらと第一関門までを長く説明していたため、キツい部分が完全に適当で端折りながらの説明でイマイチ伝わってこなかった。序盤〜中盤はロードが比較的多く、中盤に強烈なアップダウンと沢登りがあるというコース構成で、トレイルで距離表示は当てにならないというのが身にしみるコースである。

スタートは最近まで日本一を誇った人道橋、龍神吊り橋である。渋滞回避のためトレイルの入り口を一旦素通りしてから回り込むようにしてトレイルへと入っていく。トレイルに入ってすぐのところでは渋滞が少々起こる。しかし、この後はどんどんばらけていったので渋滞はこの区間だけである。ただし、出走が400人弱と少なかったことも多分に影響していると思うが。川沿いの狭いトレイルを進むとロードに出て集落の商店街を通りながらしばらくはエイドステーション近辺までロードを進む。エイドの東金砂神社の参道から再びトレイルに入り、境内のエイドを過ぎるとひたすら上りの階段が待っている。ここから第一関門までの区間は大して印象に残っていない。第1関門からトレイルを上って下ってロードに出るとすぐに第3関門エイドである。ここが公称24キロ地点で半分に当たる。しかし、ここから先が本番で、距離は半分でも、まだまだコースの序の口が終わったに過ぎない。

第3関門エイドから第2関門への、奥久慈男体山を含むアップダウンの大きな尾根の縦走区間がこのコース最大の難所である。奥久慈男体山への登りは急であるが大して距離が長くないので何てことはない。しかし、それが大間違いで、高低図では男体山の後は大してアップダウンがないように見えるが、ここからが嫌になるような激下りと激登りの10連発である。すべてのピークに巻き道がなく、ことごとくアップダウンを繰り返す。5回くらいピークを越えてもう嫌という気分になっていたときにスタッフの方からあと5回くらいアップダウンあるよと言われて冗談だと思った。しかし、しっかりと5回くらいはアップダウンがあった。上りはヘロヘロ、下りは怖いという本当に嫌らしいアップダウンばかりである。わずか6キロの区間にすぎないが、それまでの24キロと比べてずっとずっときつく感じる。トレイルレースで距離はあくまでも目安でコースのキツさは通過時間で見るべきというが、まさにそれが当てはまる。この区間の1キロ1キロが非常に長く感じる。

第2関門から先もエイドまでは辛かった。まずは滝の上へ上ると沢登りの区間があり、そこから岩壁直登が始まる。前を行くランナーがラク!と叫んでいたが落石は後続のランナーに直撃してしまう危険な区間である。登りきるとしばらくは走れるが、今度は沢を2回ほどわたるために激下り・激上りが待っている。その後上りきった地点でトレイルを出てエイドがあり、OSJスタンダードの水に加え、地元の方による食べ物の差し入れがある。今回はここでリタイアしたため、先の部分がどうなのかは分からない。

男体山の山頂でもう下り基調だろうという甘い考えもったのが失敗で、その後もアップダウンは繰り返される。どうも急なので高低図に表現できていないだけのようだ。リタイアは喫したが、コースがどういう感じなのかは掴めたので来年こそはという気持ちで一杯だ。
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奥久慈トレイル50Kに参加して来たが結果は第2関門〜第3関門の中間エイドで確実に第3関門が間に合わない事が分かってリタイア。これでこのところレースで2連敗。そもそも、完走しても勝ちというのかどうかは分からないが、完走すらできなかったら完全な敗北と認めざるを得ない。評判に違わず厳しいコースだったが山を出るたびに集落を通り、エイドでも地元の方からカロリーメイトやまんじゅう、野菜、果物、みそ汁の差し入れがあり非常に雰囲気のいいレースである。また来年リベンジをせねばなるまい。宿題が増えた。

敗退理由について、一義的には後半のスタミナ切れが問題である。1ヶ月前のMt. Diabloでのレース同様、前半の山を越えた所から失速、特に今回は第3関門エイド〜第2関門までの区間が最大のヤマ場であるにも関わらず、それを見込んでいなかった。完走できなかった原因となると第2関門を過ぎた所で滝を登りさらに沢登りをしようかというところで足を滑らせ顔面から岩にぶつかったのが大きかった。運良くサングラスからぶつかったようだが、サングラスしてなければ眼のあたりを直に打ち付けていたのでかなりの大惨事になったのではとぞっとする。結局は翌日医者で即縫合となるほどの傷をここで負っていた。

第2関門から5分も進んでいないような場所だったのですぐに戻ってリタイアすることが可能な場所ではあった。しかし、まずは傷の状態を確認しようと思い、自分では顔の様子を確認できないので後続のランナーを待ち、出血の有無を聞く。アウトドアにおいて出血はただちに止めるのが基本である。傷の位置を教えてもらい、腕に巻いていたBuff(泥がついていたので決して傷口に当てるべきではないが)でなるべく清潔そうな部分を探して傷口を数十秒押さえつける。血がダラダラと流れているようではなかったのでこのまま進むことにした。しばらくしたところでスタッフがいたので再度傷の様子を聞く。流血の跡はあるが既に乾いたようだと言われ携帯カメラで撮った絵も見せてもらう。まあいいかとそのまま篭岩への鎖場の登りをヘロヘロのまま登っていく。この区間もアップダウンが激しく、下りが湿っている上に急なためあまりスピードを出せない。注意力が散漫になっているところに下り坂で足を滑らせて1メートルほど滑落。背中のシャツがめくれた所に思いっきり地面で擦ったので背中に泥だらけの擦り傷ができたことが予感される。

この時点でもう完走かリタイアかで心の中で葛藤が始まる。決定的なのはエイドのちょっと手前で第3関門の制限時間を聞いたときで、100%間に合わないことを確信した。関門に到着してタイムオーバーなのはそれが実力という事で仕方ないが、関門より手前で自分からリタイアするのはあまりにも悔しく心苦しい。完走できないとわかり、悔しくて悔しくて空を蹴っ飛ばしたりしながらヘロヘロと進む。エイドに着いた時点で第3関門まで7.3kmで50分。フラットなロードなら疲労を加味しても間に合うかどうかといったところであるが、アップダウンがあり、トレイル区間も含むのでどう考えても不可能。すぐにリタイアを申告。間に合わなくても次の関門まで行こうかと思ったが、ケガをしている上に完走できないならケガが悪くなる分無駄だと判断した。血の涙を流した状態で走っていたのでエイドのスタッフや地元の方はかなり驚かれていた。なお、後続のランナーはどんどん第3関門の可能性が0になっていくにもかかわらず、ここでリタイアしたのは見た所15人中6人である。次の関門の時刻も知らずに走り去った人もいる。リタイアした中に73歳ながら、昨年このレースは完走、そして昨年も今年もUTMBを狙うという強者の方もいた。

ケガはゴール地点の救急スタッフに看てもたったところ対して大きく、深くないとのことだったのでしっかり完走された皆さんと一緒に温泉に行き汗と泥を流し、ビールを飲む。完走できなかったのに健闘を讃え合っている仲間の輪の中にいるのが非常に悔しかった。やはりともに勝利の美酒を味わいたい。悔しいなら次に悔しい思いをしないように努力するしかない。

顔のキズが意外と大きかったので医者に看てもらったら即縫合手術。かなり深い傷だったようだ。早くもトレーニングをしたいのにしばらく休まないと行けないのはもどかしいが、信越五岳もこのペースでは到底完走できないので、これ以上連敗を続けないためにもきっちりと治してまた鍛え直したい。

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前夜のパーティ

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朝日の昇り始めた5時半にスタート
明日は奥久慈50kの開催日である。コース短縮の上でのレース開催だが、地震で大きな被害を受けながらもレース開催を受け入れていただいた地元の方々、大雨の中コース設営に向かい外科行きになるケガもものともせず準備した滝川さん、スタッフの方々には大変な感謝である。地元の盛り上がりとOSJの変態コースのコラボレーションという何とも興味をそそるイベントなので、楽しんできたい。天気も自分の参加するレースの毎度の例に漏れず、良さそう、そして暑そうである。決して万全な準備はできていないが、行ったら走るだけである。

先日第3回大会に向けて更新されていた神流のHPのレイアウトについて意見を述べたらそれが反映されてレイアウトが修正されていた。見栄えが格段によくなったと思うが、趣味やセンスの問題でもあるので取り扱いが難しい部分である。にも関わらず意見を採用していただいた神流の実行委員会の方には頭が下がるばかりである。ちょっと怖いくらいでもあるが、声がすぐに通る運営はすばらしい。仮設トイレが持倉集落に設置するなど、更なる整備も行われているようだ。フットワークが軽いのは常に良い事である。
大きな大会になればなるほど出せるような情報も小出しでいつまでも出なかったりと一方通行になってしまう。この大会の場合は双方向のコミュニケーションの風通しが良く、主催者と参加者が力を合わせてより良い大会ができるようにしていける仕組みができている。今年は恐らくすぐにエントリーが埋まる人気大会へと成長してきたが、大会におけるもてなしも含めこういった環境が評判を生んだ当然の結果である。神流町の方々の、地域を盛り上げたい思いがあってこそ実現した他のレースと比べて圧倒的なホスピタリティ溢れる大会が実現したのだと思う。
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