トレイルラン関係を中心に日々の出来事や思ったことを書き連ねて行きます。
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つくばマラソンに参加。結果は4時間18分くらい。コンディショニングのミスで途中足が止まった。どんなに悪くても4時間をオーバーすることはないと思っていたので情けない。別に狙っていたレースではないので結果はあまり関係ないが、途中で心が折れて歩いたことが情けなくてリタイアも真剣に考えた。いずれにしろ2ヵ月後の湘南国際に向けて課題がたくさんある。最低でも湘南国際はサブ3.5でクリアしたいが、かなり真剣にトレーニングをしないと今日の二の舞だろう。
朝は早めに起きたが出るのにもたついて結局当初予定の朝7時発のTXでつくばへ向かう。会場には街中を歩いて向かう。つくばの街を歩くのは今回が初めて。過去2回は車だったので駅周辺には寄っていないし、目的地まで直で向かったので気づかなかったが、非常に殺伐としてにぎわいとは縁遠い街である。モータリゼーション前夜に何もなかった土地に線を引いて形成された都市に共通の特徴である。インドのチャンディーガルやブラジリアによく似ている。スーパーブロックを基本とした車のスケールで都市が作られている。(それでも前者は圧倒的な人口に基づくパワーでその計画を飲み込みつつあるが。)つくばの場合も例に漏れず、広大な敷地に真ん中にぽつんと建つ建物、そしてモニュメンタルな建造物などが目に付き、ヒューマンスケールとはほど遠い。帰りがけにつくばセンタービルを見に行ったが、ポストモダン批判の矢面に立たされて色々と曰くのあるビルといっても、この都市のコンテクストでは何を作ってもこれ以上のものができたかというとあやしい。
会場には1時間前くらいにつき、着替えてアップしたらスタート15分ぐらい前になっていた。スタート前、トイレに行こうとしたら長蛇の列で3分前まで粘ったがとても間に合いそうになかったのであきらめてスタート地点に向かう。近くの建物から走って出てくる人を目撃し、これはと思ったら空いているトイレだったので安心して用を足す。1分前に出走位置に向かおうとしたら既にスタートラインへの誘導が始まっていた。何とかスタートには間に合った。
10kmまではキロ5分のイーブンペース、かなり後方のEブロックからのスタートだったので快調に抜かしまくる。その後は5分10~20秒で他のランナーに抜かれることの方が多くなるものの粘りながら走った。3時間40分くらいでゴールできるかなという調子だった。しかし、ここでおなかに違和感を感じはめることになる。気のせいと思って走っていたが、ついに17km過ぎたあたりで我慢ができなくなり、スピードを落とさざるを得なくなり、一気にキロ6分半くらいにペースダウン。もはやトイレはまだかということで頭が一杯。
そして19kmの関門のトイレに入る。ここで5分ほどロスして出発。目標もサブフォーを死守すればいいやという程度に切り替えて中間点通過が1時間57分くらい。トイレに関するロスを除けば1年前に走ったハーフと同様のペースなのでまずまずといったところだが、トイレで急に止まり立ち往生したのが効いたのか22kmあたりから足が動かなくなり、歩き始める。24kmあたりでサブフォーのフィニッシュペーサーに抜かれるも心が折れていてまったく着いていく気にすらならない。ここから30kmあたりまでが今日一番つらいところだった。途中リタイア収容バスを見かけたときには非常に乗りたい誘惑に駆られた。
気がつけばトイレに行く前に周りを走っていた人たちとはレベルが明らかに違うような人しか周りにいない。マラソン大会の場合、先頭から後ろにかけて、おもしろいほどレベルと服装や雰囲気に差がある。服装や脚を中心とした体の肉付きからも大体のその人の走力は見ることができるが、列の中の位置によって露骨なまでに異なる。周りがそういう人ばかりである以上、自分のレベルはこの程度かと思うと悲しくてしかたないような状況だったが、そういった事実も受け止めなくてはならない。歩きまくっていたので彼らにもがんがん抜かれたが、走ると軽く抜き去ることができる。30kmから先はキロ5分40秒くらいで1キロ走って、ちょっと歩いての繰り返しだった。結局ラスト5キロくらいはラストスパートができるかと思っていたのに、最終的なスパートは残り600mほどになってから。最後の直線は心拍数をこの日のmax187まで上げてダッシュ。ここだけでかなり抜いたと思う。順位が5555位に惜しくも200人くらい届かなかったので、無駄なラストスパートはしない方がよかったかもしれない。
途中で腹が痛くなると言うのは完全にコンディション調整のミスである。基本的にインフルエンザなどどうしようもない感染症をのぞいて体調管理は実力のうちである。今回はそれができてなかったということ。それ以上に問題なのが思ったようなペースで走れなくて心が折れたこと。歩くと時間だけが過ぎていき、キロ6分より遅く走っている人にもどんどん差をつけられてしまう。そうなった原因は絶対的なトレーニング不足によるところが大きい。湘南国際で無様な姿を繰り返さないように、これからトレーニングの質と量を上げていかなければならない。
朝は早めに起きたが出るのにもたついて結局当初予定の朝7時発のTXでつくばへ向かう。会場には街中を歩いて向かう。つくばの街を歩くのは今回が初めて。過去2回は車だったので駅周辺には寄っていないし、目的地まで直で向かったので気づかなかったが、非常に殺伐としてにぎわいとは縁遠い街である。モータリゼーション前夜に何もなかった土地に線を引いて形成された都市に共通の特徴である。インドのチャンディーガルやブラジリアによく似ている。スーパーブロックを基本とした車のスケールで都市が作られている。(それでも前者は圧倒的な人口に基づくパワーでその計画を飲み込みつつあるが。)つくばの場合も例に漏れず、広大な敷地に真ん中にぽつんと建つ建物、そしてモニュメンタルな建造物などが目に付き、ヒューマンスケールとはほど遠い。帰りがけにつくばセンタービルを見に行ったが、ポストモダン批判の矢面に立たされて色々と曰くのあるビルといっても、この都市のコンテクストでは何を作ってもこれ以上のものができたかというとあやしい。
会場には1時間前くらいにつき、着替えてアップしたらスタート15分ぐらい前になっていた。スタート前、トイレに行こうとしたら長蛇の列で3分前まで粘ったがとても間に合いそうになかったのであきらめてスタート地点に向かう。近くの建物から走って出てくる人を目撃し、これはと思ったら空いているトイレだったので安心して用を足す。1分前に出走位置に向かおうとしたら既にスタートラインへの誘導が始まっていた。何とかスタートには間に合った。
10kmまではキロ5分のイーブンペース、かなり後方のEブロックからのスタートだったので快調に抜かしまくる。その後は5分10~20秒で他のランナーに抜かれることの方が多くなるものの粘りながら走った。3時間40分くらいでゴールできるかなという調子だった。しかし、ここでおなかに違和感を感じはめることになる。気のせいと思って走っていたが、ついに17km過ぎたあたりで我慢ができなくなり、スピードを落とさざるを得なくなり、一気にキロ6分半くらいにペースダウン。もはやトイレはまだかということで頭が一杯。
そして19kmの関門のトイレに入る。ここで5分ほどロスして出発。目標もサブフォーを死守すればいいやという程度に切り替えて中間点通過が1時間57分くらい。トイレに関するロスを除けば1年前に走ったハーフと同様のペースなのでまずまずといったところだが、トイレで急に止まり立ち往生したのが効いたのか22kmあたりから足が動かなくなり、歩き始める。24kmあたりでサブフォーのフィニッシュペーサーに抜かれるも心が折れていてまったく着いていく気にすらならない。ここから30kmあたりまでが今日一番つらいところだった。途中リタイア収容バスを見かけたときには非常に乗りたい誘惑に駆られた。
気がつけばトイレに行く前に周りを走っていた人たちとはレベルが明らかに違うような人しか周りにいない。マラソン大会の場合、先頭から後ろにかけて、おもしろいほどレベルと服装や雰囲気に差がある。服装や脚を中心とした体の肉付きからも大体のその人の走力は見ることができるが、列の中の位置によって露骨なまでに異なる。周りがそういう人ばかりである以上、自分のレベルはこの程度かと思うと悲しくてしかたないような状況だったが、そういった事実も受け止めなくてはならない。歩きまくっていたので彼らにもがんがん抜かれたが、走ると軽く抜き去ることができる。30kmから先はキロ5分40秒くらいで1キロ走って、ちょっと歩いての繰り返しだった。結局ラスト5キロくらいはラストスパートができるかと思っていたのに、最終的なスパートは残り600mほどになってから。最後の直線は心拍数をこの日のmax187まで上げてダッシュ。ここだけでかなり抜いたと思う。順位が5555位に惜しくも200人くらい届かなかったので、無駄なラストスパートはしない方がよかったかもしれない。
途中で腹が痛くなると言うのは完全にコンディション調整のミスである。基本的にインフルエンザなどどうしようもない感染症をのぞいて体調管理は実力のうちである。今回はそれができてなかったということ。それ以上に問題なのが思ったようなペースで走れなくて心が折れたこと。歩くと時間だけが過ぎていき、キロ6分より遅く走っている人にもどんどん差をつけられてしまう。そうなった原因は絶対的なトレーニング不足によるところが大きい。湘南国際で無様な姿を繰り返さないように、これからトレーニングの質と量を上げていかなければならない。
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週末は初フルのつくばマラソンがある。これまでに30キロ以上走ったことはないし、3時間以上走ったこともない。今年はトレランの大会で40キロに3回出たが、自分のレベルでは歩いている時間の方が多分長い。心拍でペースをコントロールして歩きと走りを使い分けるトレイルとペースをスピードでコントロールするロードでは走り方が異なる。
恐らくは大抵の人がはまる30キロでの大幅ペースダウンをすることになるだろう。今回は湘南国際の前哨戦なので、あくまでもフルマラソンの練習という位置づけである。
3時間45分なんてタイム申告したが、最近のコンディションからして4時間切れば万々歳だろう。申し込んだ頃はつくばサブ3.5、湘南限りなくサブ3近くともくろんでいたがまず無理である。一朝一夕でごまかせるものではないので後は走ってみるだけ。
恐らくは大抵の人がはまる30キロでの大幅ペースダウンをすることになるだろう。今回は湘南国際の前哨戦なので、あくまでもフルマラソンの練習という位置づけである。
3時間45分なんてタイム申告したが、最近のコンディションからして4時間切れば万々歳だろう。申し込んだ頃はつくばサブ3.5、湘南限りなくサブ3近くともくろんでいたがまず無理である。一朝一夕でごまかせるものではないので後は走ってみるだけ。
今日は数人で大山ハイクを予定していたが昨日の時点で天気を見て中止としていた。だから朝もゆっくりと寝ていた。しかし、午後から天気が回復しそうなこと、紅葉が一番の見ころであること、紅葉のライトアップに合わせてケーブルカーが20時まで動いていることを考慮して、急遽今日のうちに一人でも行ってしまおうと決断。トレランスタイルではなく、30lのザックに三脚、一眼、防寒グッズ、ライトなどを詰め込み出発。
大山ケーブルのバス停に着いたのが既に16時頃。昼前に都内では天気が回復したかに思えていたが、大山付近では、天気は曇ったまま、そして雨が降り始めていた。それでも麓からも大山の稜線はくっきりと見えていた。結局小雨に降られた程度だったので助かった。今日は雨はもう降らないと決め込んでいてカメラと三脚とか持ちながらも防水対策だったので。
時間的に頂上に行く気は最初からなかったので、眺望ポイントまでと思い、女坂経由で下社に行き、見晴台まで行く。途中の大山寺の紅葉が見事ではあったが、帰りにも通るからとひとまず通過した。大山登山マラソンでもケーブル駅から下社までの女坂はつらいポイントであるが、何度か来ているので大体の距離感はつかめている。見晴台は名前に反して意外と眺望がよくない。というか、阿夫利神社下社の方が眺望的にはずっといい気がする。しかも雨が降り出している中わざわざ行ったのに。もちろん途中で滝など見所がいくつかあったし、女坂上り下りでは物足りないのでちょうどよかったが。
二重滝にかかる橋
見晴台。相模平野を新宿方向に向かって眺める。
暗くなり始めていたので下社までPetzlのTika XP2を使いながら戻ったが、今月初めに高尾陣馬に行ったときとは違いガスってなかったのでそれほどまで不都合は感じず、Gentos SG500の爆光は必要なかった。戻ったところの茶屋でおしるこ(500円)を一杯食べた後、下社に行ったら紅葉ライトアップ期間中ということで100円でもみじ汁が振舞われていた。こっちの方が味もコストパフォーマンスもはるかによかった。
下社からの眺め、相模平野、相模湾、江ノ島が見える。昼間であれば東京の超高層ビルやスカイツリーも見えるはず。
下社からは来た道の逆で女坂を途中大山寺に寄って真っ赤に染まった紅葉のライトアップを見ながら下った。大山寺では無料でゆず茶が振舞われていた。参道の真っ赤な紅葉並木の階段は天気があまりよくない日だったにも関わらず大盛況だった。結局ここでGentosを投入して走りながら下った。さすがに明るいと視界が全然違い、足元の状況判断にストレスを感じることなく走ることができる。
下山後は豆腐の名所に来たからせっかくということで豆腐会席を食べて帰った。やはり大山は手ごろに行ける上にケーブルで下社まで行ける(今日は使わなかったが)ので色々な目的・レベルの人と一緒に来ることができるのが魅力である。高尾山に行くのと労力が大して変わらないしこっちの方がバリエーションも豊富なので好きである。しかも、南向きの斜面なので積雪も解けやすく、下社までであれば大して積もらない。大山登山マラソンに次回もでるし、この冬はこっちへトレーニングに来るか。
ここ数日早めの出勤をしていたら会社から奥多摩方面の山並みがきれいに見えていた。その中でひときわ気になっていた山があった。他の山が連なった山並みの中でピークがところどころあるのに対して、ひとつだけ独立したように目立っている。調べたところ武甲山であることが判明した。こちらからきれいに見えるということは、向こうからも天気がよければ都心方面のすばらしい眺めが期待できそうであるということである。
今年第一回のレースも行われた場所なので、そのコースを走るのもおもしろいかもしれない。また、ゴールデンウィーク前後に羊山公園の雑踏を上から眺めるのも楽しそうだ。何となくアクセスが不便そうというイメージがあって奥武蔵方面は行こうという気になったことがないが、そう遠くもないようなので出かけてみようかと思う。善は急げで近々行きたいところではあるが、その時間があるかが問題。
鋸山にもかなりさりげなくエントリーしようかとしていたが、結局DNSになる可能性が高いので断念。今週末の神流を除いて当面は近場で行われるレースが主体なので何とか都合をつけたいところだが…
今年第一回のレースも行われた場所なので、そのコースを走るのもおもしろいかもしれない。また、ゴールデンウィーク前後に羊山公園の雑踏を上から眺めるのも楽しそうだ。何となくアクセスが不便そうというイメージがあって奥武蔵方面は行こうという気になったことがないが、そう遠くもないようなので出かけてみようかと思う。善は急げで近々行きたいところではあるが、その時間があるかが問題。
鋸山にもかなりさりげなくエントリーしようかとしていたが、結局DNSになる可能性が高いので断念。今週末の神流を除いて当面は近場で行われるレースが主体なので何とか都合をつけたいところだが…
最近、色々なところで「日本初の100マイルレース」のうわさが勝手に一人歩きしているが、その確度を勝手に個人的な見解に基づき検証する。あくまでも個人的な見解に基づくものなので、いずれ主催者が発表(そもそもちゃんと発表できるような計画ができていればの話だが)するかもしれない内容とは全く関係がない。以下、耳に聞こえてくるうわさとその確度。
①現在、日本で100マイルのレースが計画中である。 100
②来年100マイルのレースが行われる。 60
③富士山麓周回UTAF Ultra Trail Around Fujiである。50
④募集は3776名である。 10
①まあ間違いないだろう。それが頭の中の妄想なのか、机上の検討か、まもなく開催という段階なのかは別として。
②来年、本当にできるのかは確実な情報ソースからの話はどこにもない。まあ行われる確率の方が高いかな。しかし、場所もいまだ発表されていなければ、事務局が明らかになっていないのも開催できるのか、という疑問の理由である。そもそも、情報とは恐ろしいくらいリークされるもので、そこそこ確定している段階であれば反対派による活動が開始されていてもおかしくない。160kmにも及ぶレースでは利害関係者が多数いるのでネマワシをしている段階で情報は確実に漏れる。オープンな議論もしないでこれほどの規模のレースを半年前に発表して開催するというやり方は到底上手いやり方とは思えない。こんなことをしていてはトレイルレースへの理解を得ることは全くできないだろう。いずれにしても5月開催だとすれば半年なので来月中に具体的な発表がなされなければ、実現は100%ないだろう。ただし来年はさらに先を見据えたプレ大会という可能性もあるかもしれない。
③信越五岳のように車道をほとんどわたることなく長い距離が確保できるのか。160kmを円周率で割ると約50kmなので、円周上にコースをとる場合、直径50kmの円となる。富士山の周りに置くと、かなり大きい。実際はコースが曲がりくねったりしているのでここまで大きくはならないが、これだけのスペースが確保できるのか。しかも、富士山の周りに138号線と139号線という2つの国道があるが、国道ともなると交通量はかなりあるので、スタートの数分を除いて渡るのは不可能である。国道越えの地点にエイドを設けて信号待ちを兼ねるという離れ業はあるが。いずれにしても、国道など交通量の多い道と平面交差があってはいけない。自衛隊の駐屯地や富士スバルラインなどもあり、コースが取れるのかは疑問。そもそも、略すとUTFかUTRFだろうというつっこみもついでに。
④募集人数が4000名弱。富士登山競走とかけた悪い冗談である。まさか真に受ける人はいないと思うが、休日の絡まない週末に4000人も24時間オーバーのレースに出る暇人はいない。2000人規模のレースですら色々な問題があるというのに、4000人とは運営をどうやって行うのか。基本的にどの大会も何度も回を重ねる毎に運営が改善されていくので、ノウハウもない中で初回からそんな規模でできるわけはないだろう。運営を行うのはあくまでも地元の自治体が主体となる。しかも、多数の自治体にまたがることは必至である。また、48時間にも及ぶレースで、そんな大人数の参加となればスタッフの数も非常にたくさん必要になる。現時点で詳細も明らかにされていないので、既に人数が確保されているとは思えないし、これから人数を確保するのは到底困難である。
以上、かなり懐疑的な立場から見解を述べてきたが、100マイルレースを本当に実施するなら周到に準備されたものであって欲しい。来年行われて出場するかといったら、多分ないだろう。ゴールデンウィークにやるのならまだしも、普通の週末に48時間もレースしている時間は基本的にない。ただ、100マイルのレースにいずれかは出たいという気持ちはあるので、まずは様子見といったところか。
①現在、日本で100マイルのレースが計画中である。 100
②来年100マイルのレースが行われる。 60
③富士山麓周回UTAF Ultra Trail Around Fujiである。50
④募集は3776名である。 10
①まあ間違いないだろう。それが頭の中の妄想なのか、机上の検討か、まもなく開催という段階なのかは別として。
②来年、本当にできるのかは確実な情報ソースからの話はどこにもない。まあ行われる確率の方が高いかな。しかし、場所もいまだ発表されていなければ、事務局が明らかになっていないのも開催できるのか、という疑問の理由である。そもそも、情報とは恐ろしいくらいリークされるもので、そこそこ確定している段階であれば反対派による活動が開始されていてもおかしくない。160kmにも及ぶレースでは利害関係者が多数いるのでネマワシをしている段階で情報は確実に漏れる。オープンな議論もしないでこれほどの規模のレースを半年前に発表して開催するというやり方は到底上手いやり方とは思えない。こんなことをしていてはトレイルレースへの理解を得ることは全くできないだろう。いずれにしても5月開催だとすれば半年なので来月中に具体的な発表がなされなければ、実現は100%ないだろう。ただし来年はさらに先を見据えたプレ大会という可能性もあるかもしれない。
③信越五岳のように車道をほとんどわたることなく長い距離が確保できるのか。160kmを円周率で割ると約50kmなので、円周上にコースをとる場合、直径50kmの円となる。富士山の周りに置くと、かなり大きい。実際はコースが曲がりくねったりしているのでここまで大きくはならないが、これだけのスペースが確保できるのか。しかも、富士山の周りに138号線と139号線という2つの国道があるが、国道ともなると交通量はかなりあるので、スタートの数分を除いて渡るのは不可能である。国道越えの地点にエイドを設けて信号待ちを兼ねるという離れ業はあるが。いずれにしても、国道など交通量の多い道と平面交差があってはいけない。自衛隊の駐屯地や富士スバルラインなどもあり、コースが取れるのかは疑問。そもそも、略すとUTFかUTRFだろうというつっこみもついでに。
④募集人数が4000名弱。富士登山競走とかけた悪い冗談である。まさか真に受ける人はいないと思うが、休日の絡まない週末に4000人も24時間オーバーのレースに出る暇人はいない。2000人規模のレースですら色々な問題があるというのに、4000人とは運営をどうやって行うのか。基本的にどの大会も何度も回を重ねる毎に運営が改善されていくので、ノウハウもない中で初回からそんな規模でできるわけはないだろう。運営を行うのはあくまでも地元の自治体が主体となる。しかも、多数の自治体にまたがることは必至である。また、48時間にも及ぶレースで、そんな大人数の参加となればスタッフの数も非常にたくさん必要になる。現時点で詳細も明らかにされていないので、既に人数が確保されているとは思えないし、これから人数を確保するのは到底困難である。
以上、かなり懐疑的な立場から見解を述べてきたが、100マイルレースを本当に実施するなら周到に準備されたものであって欲しい。来年行われて出場するかといったら、多分ないだろう。ゴールデンウィークにやるのならまだしも、普通の週末に48時間もレースしている時間は基本的にない。ただ、100マイルのレースにいずれかは出たいという気持ちはあるので、まずは様子見といったところか。
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